| 2003年02月25日(火) |
その視線で僕を捕らえて変化を許さないんですね。 |
変形
ぬるい 血の通う 肉を 器に盛り入れて 押し込める 溢れ出ようとする 血潮を 無理矢理に詰め込んで 蓋をし 鍵を掛ける ゆるく 振動するのには かすかに手を触れて 微弱な体温が冷めるのを じっと 待っている
ひとたび ひびが入れば 簡単に壊れてしまうだろう器から じわり と にじみ出る赤い べとつくものに 目を奪われて 動けないでいる 本当は 触れたい 触れたいのです
あきらめた ままで いつか冷えきって硬く閉ざされた函 から ただよいはじめる やわらかなすえた死臭と うめく断末摩の余韻とが じんわりと その 器そのものに にぶく染みてゆくのを 静かな視線が いつまでも いつまでも 縫い止めて 縫い込めて います
明日は指輪物語を見に行くのだ。いぇー。 なんだか僕の周りは先行レイトショーとか試写会とかに行った人が多いんだけど。 目を付けてる映画、ってそんなもんなのかな。
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