あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2003年04月12日(土) 向日葵





誰に
許されても
私の上に やがて 血色の
向日葵は開き
弾劾する
やわらかく張った私の心の臓目掛けて


幸を望むのではなくて
傷だらけの足を。 或いはもげた脚を。
とりいそぎ
届けるのは
いつのまにか開いてしまった百合の
黒々とした花粉を秘めた やく だ。
あのひとの指を染めてなおこぼれる
透明な血の涙の不浄な 濁り だ。
傾いていく影を
必死になって伸ばそうとしている
子供のやわらかな肌に似た
至福の痛み



 **

むかし、自分が今よりはうまく喋れていた頃のことを思い出す。
言葉が自由だった頃のことを思い出す。

僕はあまりうまく喋れていない。

言葉が必要なのかそうでないのか、いつも僕は戸惑っているけど、それがいちばん顕著なのは、喋り疲れたあとの一瞬の沈黙だったり、あのひとの名を呼んだあとの一瞬の空白だったりする。

ことば、
無しでも、
伝わったらいいのに、な。




↑それが僕です。
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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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