あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2003年07月02日(水) 嘘つきでも、イイわ。




鮮烈な陽射し。
木漏れ日、ちらちらと万華鏡を回すように目の前をよぎる。

  ばいばい、ワタシ。
  ばいばい、ボク。
  力の無いやさしい僕を、いつまで隠れ蓑にしているつもりだい?

気付かないあいだにすっかり弱ってしまった。
大股で、がしがしと歩道の石畳を踏みつけながら歩く。

  あなたに、会わない方が気分が安定しててイイなんて、
  思う日が来るとは思ってなかったね。

もう処分した方が良さそうな靴だけど捨てられない。
まだ履けるし。
まだ丈夫だ。

  本質を見つめなさい。
   本質を見つめなさい。
    本質を見つめなさい。

まぶしくて太陽に手をかざす、今日はまるで5月みたいな陽気で。
木々の葉っぱが孔雀石みたいにきらきらして綺麗だ。
だけど背筋が腰の上でぐにゃりと横に歪曲しているよう。

  捨てた方がいいモノをどれだけ取っておけるかが豊かさの象徴、なんて思ってない?

  あぁ、そうでした
  この左手の薬指、
  あの時に
  あの時に
  あの時に
  切り落としておくんでした。



無心に足を前へ前へと送る、
太陽が、暑いけど綺麗だ。
そして今日はきっと夕空は燃えない。


  たとえば、生きているのが明日の約束のためだとしても、

    明日なんて本当は存在しないんですよ。



何度も何度も響く呼び出し音。
答えるモノは無い。





↑絶対的。なんて、相対的。

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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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