明日の顔はしない。 今日の顔が無くなるから。
いつも刹那主義で生きる。 瞬間は永遠であって時間の定義に等しい。 ただたとえばそれは、一度闇色に染めてしまった糸がもう赤には戻らないような、後戻りのきかない間違いのようなもの。 僕の手のひらがはらはらと散るころ、あの薄闇の向こうに立っているのは誰なんだろう。
あきらめないで僕を探そうとして。 最後まであきらめないで僕を見上げて。 たとえ僕が地平線に沈んでしまっても、闇の中に溶けてしまっても、最後の閃きが夜空から消えてしまうまで僕をせめて理解しようとして。 共感は求めない。 それは最後の最後、僕の願いの最果てだから。 だけどもしもそれがあなたの本質なら、僕に気付かれないように寄り添って影の中で僕の背を抱いてください。
明日のことを考える。 明日のあなたのことを考える。 それは無責任なだけに奔放な想像で、何度もあなたを殺して僕も果てる。 明日はきっと美しい日。 けれど明日の顔を僕は知らない、想像の中、僕の顔だけがいつも白い。
自由に、自由に、 穢れない魂のように自由に。 そして血の味を知った野生のように獰猛に。
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