あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2003年12月25日(木) ツリーの下



さてさて、みなさまメリーィクリスマス!でございます。
ははー。
何て言ってもいつもながらよくわからない日ではあるのだけれど。
本当にメリィなのか?とか、色々つっこんでしまうと世の中灰色になってしまうのでやめておきましょう。
でも昔よりかはイブと当日の雰囲気の違いが減ってきた気がするな。

うにゃー、そして年賀状が!
年賀状が!
やばいですよ!てゆーか全然書くこと想定してない日程なんですけど!
うがーっ。
今日無理、明日ちょっと無理、明後日もっと無理、明々後日微妙に無理、…ハハン。
笑うしかないですね!
てゆか来年は申年ですか。今年の年賀状のデザインは楽だったんだけどなぁ。
あぁ、まぁ知らん顔してたらどうにかならないかな。
夜中に親切な小人さんが出てきて印刷しといてくれるとか!
ついでに宛名書きまでやってくれちゃうとか!
・・・やたらとドリームに走りたいお年頃です。(泣)

 **

例えば戦慄は過ぎ去った後になってようやく訪れるのでした。
神様、この世界に生まれるのなら僕の苦しみを半分背負ってください。
もう少しで雪が降り出しそうなこの夜、待ち焦がれるのはあのひとでもあの月でもなくてただの蝋燭が燃え尽きる一瞬でした、
寒さに凍えた息の消えていくのを月明かりに見守っている。
そこへ燦燦と氷の粒は月光にきらめきながらコマ送りのモノクロの無声映画のようにゆっくりとゆっくりと降り あなたに差し出した手のひらの上の罪は受け取られないままに雪に縁取られて次第に白く凍り付いていき 顕在化するその姿に耐え切れず震えだしたこの身体は白一色に染められる世界の中でやがて暗い一本の木のように立ち尽くす 祈るように額にやった手の中で罪は冴え冴えと凍るように光り私の足元でこの世の希望が生まれるのだという一瞬の幻想を残して世界は闇に沈む、

求めるのは安穏でも幸せでもなくただ一瞬の、





↑小さく沈む

My追加


 < 過去  INDEX  未来 >


周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加