すこし、むかしの話。
何から話そうか。
具体的な事象を出すとわかる人にはわかってしまうので、思えばなかなか書きにくい話ばかり。 微熱と頭痛に悩まされて倒れていると、思い出の切れ端のような情景がいくつもいくつも思考の中をひらめいては消える。
そうだなぁ、この日記を見る人の中には、そのころの僕を知っている人が誰もいないくらいのむかしの話をしようか。 それはもう、ずいぶん幼い日の話だけど。
その頃の僕の世界なんて、通う学校の行き帰りと、たまにバスで出掛ける街中と、引っ越してきた元の家の思い出と、それくらいの広さしかなくて、 大きくなったら大学へ行って何か仕事をして、そして引越し前に住んでいた所にまだ住んでいる幼馴染と結婚するんだと思っていた。 毎日はずいぶん大変だった。 学校にいじめとかはなかったし、僕はその中では頭のいい部類にいたので、教室での毎日は別に負担ではなかったけど、家に帰ると気が重かった。 僕は兄ほどじゃないけど幼児教育を受けたりもしてたし、毎日たくさん、やりたくないことがあった。 勉強は嫌いだったな、あの頃は。
・・・書きかけで悪いですが気持ち悪くなってきたのでこの辺で。 また続きを書くよ。
ぐらぐらする。
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