あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2005年06月08日(水) コールガールは笑う



深く暮れていく帰り道、不意に
ぎりぎりと淋しくなって
ひとりで居たくない、と思った。
そんなの
よぅくわかっていたはずでも
嘆くように思ってしまう自分に少しあきれた。

 バカだね自分。

多少センチメンタルになってるのかもしれない。
こういうぐらぐらはたぶん、そんなに大したことはないはずだけど
今日は雨が降ってなくてよかった、と思う。
雨が降ってたら泣いてたのかも。いやな感じで。

だけど、たしか5年くらい前の僕はこんな感じで、
夏休みを待ちきれないのにどこか破滅の予感のようなものに怯えていて、
世界は僕ひとりの想像の中に活きていた。
僕は本当に、孤独で、それ以外の世界を知らなかった。
そういう幸福。
世界は限りなく明瞭で、
そして限りなく僕の思い通りにならなかった。
そういう不幸せ。
僕はもう少しでそこへ戻れる。


この1年くらいでずいぶん他人と話すようになったなぁと思う。
進歩なのか。
僕の中身は少し底が浅くなったかもしれない。
けど、少しは柔らかくなったんだろうと。
笑う。
こういう自分も悪くないはずだし。





↑笑う。

My追加



男前じゃなくなったって、
『自分』をやってる。
そういう、頑張り方もあるとおもう。


 < 過去  INDEX  未来 >


周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加