あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2007年01月05日(金) 語り女がほしい





そうだいつだって僕は何かに囚われている。


そんな当たり前のことに時々ふと思い当たる。
わざわざ落ち込むほどのこともない。ただその時々に強く痛むものがある。


どこかに行きたいどこか遠くに行きたいどこか遠くへ、

                            行ってしまいたい。


 **


思うことを思うように書けない。
それは僕がありとあらゆるものに囚われるからだ。
ありとあらゆる場所に存在する可能性とやらに戸惑うからだ。

誰かにずっと語り続けていてもらいたい、休む間もなく、僕が眠りに落ちている間もずっとずっとずっと。
自分の声など聞きたくない、ただ自分の思考を止めたいのだ。


そうやって、病んでいく自分に甘んじる。
ひとの闊達さや好奇心も僕を潤さない。
ただやさしいことばなんか、
ネェ、
僕を癒さないのなら何のための存在なんでしょう?





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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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