15の春 |
15の春は中学生から高校生になるときです。 大人への一歩を少しだけ踏み出すとき。 青春と呼ばれる季節の1ページ目。 振り返るとついこの間のことのように 色々な思い出が鮮明に思い浮かびます。 校門横の大きな大きないちょうの木。教室に差し込む陽光。 駅から学校までの線路づたいに伸びる道を 毎日友達と歩いたこと。
昨日24日は長女の裕子の15回目の誕生日でした。 いつもならケーキを食べてお祝いするけれど 昨日だけは違っていました。 「25日が終わってからお誕生日のお祝いしたい」って 本人が言っていたからです。
それには訳がありました。 裕子が長い間入学したいと憧れていた高校の合格発表の日が 25日だったんです。 「だいじょうぶ。落ちたら落ちた時よ」 本人はそう言っていたけれど内心はドキドキだったはずです。 私はと言うと落ちたときはどうやってフォローしようか?と そればかり考えていました。 この試験のためにどれだけ彼女が頑張ってきたか 努力をずっと見てきただけに 落ちたときの失望、落胆は 本人がどんなに強がっても計り知れないだろうと想像できました。
学校に行っている裕子の代わりに朝その高校まで歩いて行って 貼りだされた番号の中に裕子の番号を見つけたとき 不覚にも思わず涙がでてきました。 自分の受験の時は泣いたことなんてなかったのに。 主人のお昼休みに合格したことを連絡したら 主人もやっぱり涙が出たって。 自分の時よりもずっとずっと嬉しいって言っていました。 親はこういう気持ちで子供の成長を見ているんだね。
15の春を笑顔で迎える裕子におめでとうと あきらめないで最後まで続けたその努力にありがとう。 大人へのスタート地点に立ったばかりのあなたに 輝かしい未来が広がっていることを祈っています。
めずらしく母親気分に浸っちゃった! そんな大きな子どもがいるの?と驚いた方に・・・ええと・・・ 裕子は"じゅうはち"の時の子どもです(爆)
それから・・・塾にこもってお勉強しているあなたを置いて みんなで映画三昧しててごめんね?裕子ちゃん♪
2002年01月25日(金) |
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