なんて言うのかなぁ?春の息吹を頭髪に感じるっていうのかしら?時間の流れは意外とゆっくりなんだってこと。と言うか、はよはえてくれ。

 外の音とまぶしさ、騒音に拒絶され、家に閉じこもりだったここ数年。緩やかな流れを、頭をクリクリなでまわしながら悟ってみる。

−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−

 どうしようもない睡魔の中、ゴボゴボと言う熱湯の音を聞きました。最後に見たのは崩壊する崖のような夢と、白い湯気、水中から見る水面。

 ゆっくりと不規則に流れる水蒸気がよほど印象的だったのでしょう。今も残る白い幻覚。まだ見ると言うことは、全てを理解してない証拠?

 無理な試みでしたが、家族に心配かけないためには事故に見せかけるのが一番だったのです。失敗に終わったから、今もこうしてグダグダ生きているのですが…。

 解離性同一性障害に疑問を持っている私が言うのもなんですが、自己統合は危険極まりない行為であることを警告しておきます。
2006年02月27日(月)

寝言日記 / 杏