不意打ちで空気が変わった。夏が来た気がする。抜けるような青空に白い雲がどんどん膨らんでいく様子をブラインドの隙間から眺めていた。今年の夏は泳がなくてもいいから海に行ったり、居心地がよくて涼しいカフェを探したり、夜には浴衣で花火を見に行って、時には深夜まで研究して将来のことで悩んだり誰かを待ったり何かに憧れたり笑ったりそうやって過ごそう。