2002年06月15日(土) |
ドロシー・アリスン「なにもかも話してあげる」★☆☆☆☆ |
 『なにもかも話してあげる』 ドロシー アリスン Dorothy Allison 小竹 由美子 晶文社 (1997/12)
帯にはこうあります。 「自分を愛せなければ生きられない。継父の性的虐待が打ち砕いた心と体。恐れをこえて語るとき、再生への扉が開かれる。全米図書賞候補作家による詩的モノローグ」
いまいち、胸に残るものがなかった。 なぜか。
表紙をめくったところにはこうあった。 「サリンジャー以来の斬新さと各紙誌で絶賛」 それでわかった。 私、サリンジャーもおもしろいとおもえなかったから。 つまり私の読む能力の不足または感性の鈍さによるもののようだ。
とも思うけれど、翻訳がいまいちのような気もする。 「ろくでなしボーン」を読んでからの方がよかったのかも。
『なにもかも話してあげる』
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