| 2004年06月16日(水) |
野口敬『「良いほうに考える」技術』★★★☆☆ |
 『良いほうに考える技術―何とかして「うつな気分」から抜け出したい!』 野口 敬 すばる舎 (2003/09)
副題が、「なんとかして『うつな気分』から抜け出したい!」。 自分がうつかな? 身近なあの人、うつかな? と思った時に手にしてみてほしい一冊です。
当事者にも、家族や友人にも役立ちそうな珍しい一冊。
「傷ついた心を、さらに傷つける『励ましの言葉』」(P54)
「本当につらいときに『軽い言葉』『受け売りの言葉』は禁句である。相手の心に響かないどころか、相手の心をより傷つけかねない。 だから私はあえて言う。 『無理にプラス思考なんか持たなくていい。今のままでいい』---と。」(P58)
「良いほうに考える」ために自分に問いかける」(P78)
「未練とは、論理的に整理されていない『主観』そのものと言ってよい。」(P100)
「本当に大事にすべき価値を見いだすためのプロセスが見えてくると、とても楽になる。少なくとも、「どうすればいいか」「どうすれば手に入るか」が具体的に見えてくれば、主観から抜け出せる」(p101)
「心を整理すると必要なものが見えてくる」(P110)
「恨んだり憎んでも何も解決しない」(p150)
「『心の病気で医師の診断を受けるのは恥ずかしいこと』と思う人もいるだろうが、そんなことはまったく気にする必要はない。誠実で、必死に努力する人だからこそ深く悩む。心が病むくらい頑張って努力した人は、誉められこそすれ、恥など感じる必要はまったくない」(P203)
野口敬『「良いほうに考える」技術』
こちらも読みましたが、「グロテスクなひとびと」に私も重なるようで、そうでないようで、読後感がいまいち、でも得るものがあったような気がしました。 『不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望』文春新書 春日 武彦 (著)
『良いほうに考える技術―何とかして「うつな気分」から抜け出したい!』
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