| 2015年06月10日(水) |
児玉清『人生とは勇気』★★★★☆ |
 児玉清『人生とは勇気』
大好きな児玉清さんの著書、再読。
前回のメモはこちら→『児玉清『人生とは勇気』★★★★☆』
メモ。
「僕が本をたくさん読んでいることで何を得ているかというと、それですよ。いい文章は、知らぬまに自分のなかの何かを研ぎ澄ましてくれますから。」(p32)
「戦場における将軍の過失は致命的となり得る。過失を犯さないためには、あらゆる知恵と想像力を駆使して強運を招く態勢を作らなければならないが、過失をゼロにする方法が一つある。それは戦いそのものを避けることだ。勝負を避けるのだ。」(p61)
「『人間は、五十歳を過ぎてからが本当の勉強の時間なのだ。そこから勉強をするかしないかで人生は分かれるのだよ』。」(p143-144)
「僕の勝手な解釈だとは思うが、人間の生きている場所は各人の心の中なのだ。だから心さえ大切にしっかりと自分で支えていれば、人生に怖いものは何もない。」(p152)
児玉清『人生とは勇気』
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