母のタイムスリップ日記
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2002年07月18日(木) 母の守りだったかな。

相変わらずの状態の1日。
うつらうつらとしながら、考えた事。
これが、母の在宅時だったら、どうなっていただろう。
 おそらく、急な、ショートステイは、無理だったろう。
家族の誰かが、休暇をとるしかないのだろう。 
 今、みな忙しくしていて、休んだら、それぞれの所に
支障をきたす筈だ。
それより、母がパニックを起こす。
 母にとって、頼りのいとこが、寝込んでしまったら、
「お母ちゃんのとこに、かえる。あなたに、迷惑ばかり
掛けているから、あなたがそうなったのよね。ごめん。」
それが、きっと、1日中繰り返されるのだろうな。
 今までも、調子の悪く、寝込むほどではないにしても、
ごろごろとしていると、母は、直ぐに察知して、そう言った。
 ひとしきり、帰る準備したころを見計らって、外に連れ出し
気分を変え、私は、元気を装った。
 また、友達が心配して、助っ人にきて、買い物、母の相手を
してくれたりして、凌いだ。
 それでも、寝込む事などなかったな。
今までの事は、ラッキーとしかいいようがないのかもしれない。
母によって、守られたのかな?
 在宅で、介護をしている人が、直面する困難は、こういう、
場面なのだ。
急なショートは、なかなか出来ないのだ。これが、夏休みや、
お正月、連休、は、満杯状態となるのである。
 でも、介護する者にとっては、こういう時こそ、必要なのだが。




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