短いのはお好き? 
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2002年08月23日(金) 北極星


ども。

 つらつら人生を考えるにですね、つーか日ごろ考えているくだらないことなど、ちょっとお時間を拝借。前借りなしね。

 って、わけわかんないこと言ってますが、きょうは初めて2Fにいってきました。というのは、私の働いているところは6階建てのすんげぇ横にデカいビルヂングでありまして、そこの5Fが職場なんですね。で、ずっと地上と5Fの行き来のみだったのですが、仕事でたまたま2Fに降りたわけなんですよ。
 したら、やっぱ違いますね。まったく別もの。同じビルなのになんでこんなに違うわけ? てな具合で、つまり景色や雰囲気とかのことですけれどもね。とにかくぜんぜん違ってて、5Fに戻ったらやたら自分の職場が新鮮に映ったのでした。

 で、それに付随して? 思い出されたのは、どんな関連があるのか自分でもよくわからないけど、ずっと以前の出来ごと。
 
 そのとき私は東横線という私鉄で渋谷に向かっていました。
 渋谷に着いてドアから吐き出されるようにして改札に向かっているときに、それとは真逆の行動をする人たち、つまり、渋谷から東横線にのって出かけようとする人たちの存在を理解する事ができなかった。
 
 まあ、今となったら自分とはまったく逆の考えや、行動をとる人の存在を認める
ことが可能になったわけだけれども、その当時はやたら不思議で仕方なかった。
 自分がどれだけ子供だったか、そんなことを象徴する? エピソードでしょ?

 で、何がいいたいのか自分でもよくわからないんだけれど、小説でもそう。ギターが好きで、ていうか音楽が好きでバンドもやってるけど、それでもおなじこと。何か言ってる、何かいってるのにはちがいないんだけれど、はっきり言葉では言い表わせない。てか、言葉では言い表わせないことだから音楽にしてるのかな。
 
 じゃ、言葉で表現する小説とか詩ではどうなのか? 言葉の物質性が好き。逸脱こそ小説だと思ってる。なんでもありだからこそ小説だ! ルールなんてない! でもそれをやってゆくと客観性はどんどん後退していってしまい読者に相当な負担をかけてしまいがちなのは、よくわかっているけれどやめられない。
 
 ストーリーなんて要らないと考える人間をあなたは理解できますか? フラグメントの集積、ごろんとそこらへんに投げ出されたジャンクの塊、方法の追求というかどう逸脱してどう世界を広げるか、どれだけ沢山の物事をぶち込めるか、を愉しみながら小説を書く。
 
 こんな人間なんだからはなからコミュニケーションなんて考えてもいないわけで、ただ無造作に、じゃないな、図々しく? 剥き出しのまま呈示するのみで不親切この上ないですよね。
 
 さあ、どうだ勝手に解釈しろよ! みたいな。
 そういうのを『独りよがり』っていうんだよね。 よがり声を上げるっていうのは、女性の喜びの声? だから独りエッチってことで、まさに図星だな。マスターベーションってことだもんね。
 
 
 洗練なんて100年河清を待つだよ。



 


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