短いのはお好き?
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ジェット機が青空に吸い込まれるようにして飛んでゆく
あの飛行機のようになにものにも束縛されることなく
空高く舞い上がり
青空を切り裂いて
真一文字に飛翔したい
いったいいつになったら
地べたを這いずりまわるのを
やめられるんだろう
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仕事場から飛行機が飛んでいるのが見える ほんとうに気持ちよさそうに飛んでゆく飛行機 あこがれていつもじっと見つめてしまう できることならば 日がな一日ぼーっと眺めていたいくらいだ 音もなく飛んでゆく飛行機 なんて優雅な眺めなんだろう 被写体(いつでもカメラのファインダー越しに四角く切り取って見る癖がある)が 近すぎてジェット音が聴こえるなら もう台無しで 優雅さは木っ端微塵に 打ち砕かれてしまう 無音だからこそ ほれぼれとするような 美しさなのだ
でもなぜ無音であるとこうも美しいのだろう 音と美の関係とはなんだろう てか 優雅さのなかに 美を感じるのは 自分だけだろうか
そしてそれは はかなげであるからだろうか しかし 儚げであることが なぜまた 美しいと感ずることに繋がってゆくのか それは どうやら ワビサビの世界観より 生ずることのようであるらしい気もする
まあ そこらへんのことは次回に譲ることとして 別なアングルから捉えると いつまでたっても陽の目を見ない 自分というダメな存在が 飛翔する飛行機に憧れるのは 当然といえば 当然なことなのだろう
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