ぼくが壊れ出したのはいつからだろういや ただしくはぼくがではなくぼくのなかのもう一人の誰かがだけど真希が自殺してしまってからぼくには生きる希望もなにもなく拒食症となってまるで生ける屍のごとくただ呼吸してるだけの存在だったよそんなぼくを救ってくれたのはほかでもないキミキミにはむろんそんな意識はないだろうけれどキミの存在自体がぼくにとっての救いなんだキミがこの世に生を受けたこと神さまに心から感謝しているよ