短いのはお好き?
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時間がもうないんだと いいたげに 小首をかしげて みせる その癖 たまらなく 好きだよ
きょうは あまり気分が のらないのと 目を伏せる その仕種 ふるえるほど 好きだよ
デートの最中 ほかの 男から メエル が入ったときの きみの よろこびよう たまらなく 哀しいよ
またね といって 手をふりながら なんども ふりかえって 見てしまうのは いつもぼくだけだね きみは すぐさま 誰かに メエルを 打ちはじめる
てか デートの あいだじゅう ずっと メエル してるんだね
デートしたいの? メエルしたいの? ってきいても 私の唯一の愉しみを とらないで って…
おれは いったい きみの なんなの?
もうそろそろ あたらしい 彼が ほしいんでしょ? わかってる
好きなように しなよ きみが それでしあわせに なれるんなら おれも うれしいから
でもね せめて 最後の デートのときぐらい メエル打つのは やめてほしかった
どうせ 最後のお別れも きみは ふりかえらないよね?
てか ふりかえっちゃ だめだよ
バタフライナイフで きみの 腎臓めがけ 深く深く 突き刺して あげるから
噴き出る 真っ赤な 血潮
それでも きみは メエルを 打つんだね
助けを 呼んでも もう おそいのに
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