2003年04月10日(木)

■ 松嶋菜々子が変える人生

不思議なのは、「無知蒙昧とは」で検索かけてくる人だ。
「とは」とはなんだ(なんなんでしょう)。
「無知蒙昧」で検索しないか、普通。
まぁ、それで1番にヒットするのがウチだというのも不思議ではあるが。
なんなんでしょう。

と、わずか5行の間に無理やり2度も使った「なんなんでしょう」。
ぼくは特に彼女が好きだというわけではないけれど、
滑り台から降りてそうつぶやく松嶋菜々子はいいなと思う。

キリン生茶のCMの話。
テレビでなくとも、ここでも見られる。
「ファーストキッス」篇。

あんな目に遭っちゃ、中学生の人生、変わるでしょう。
っていうか、松嶋菜々子になら変えられたい(笑)。
まー、現実にあんな人いたら怖いですが。
中学生をなぶる以前に、滑り台の上にいる時点ですでに。
いや、つい今しがた「いいなと思う」と言ったところだったりしますが。

そういえば、ぼくは中1だかの頃、
ひとりでいた校庭の鉄棒あたりで、
1コか2コ上の女生徒にいたぶられたことがあって。

後ろに3人ほど従えたその彼女が言うには、
「アンタさぁ、○○○○、したことある?」
「……?」
「○○○○って知らない? 聞いたことない?」
「……?」
「お家帰っておかあさんに訊いてみな」。

成立しないそんな会話が3、4回繰り返され、
彼女がなにを言っているのかはわからなかったものの、
だからといって母親に尋ねるべきではないことは、
その淫靡な笑いや口調からなんとなく理解できた。

今ならしかし、すかさずこう切り返しているだろう。
「おかあさんに訊けとか言わず、アンタ教えてくれないか」
ぐっと詰まった彼女が後ずさりするのに、ぼくはさらに言い募る。
「なぁ、教えてぇな。手取り足取り。なぁ、ええやろ」。

って、ただの危ないオヤジやん。
ああ、こらこら、リンゴを握りつぶしたりしちゃダメだって。
「ええやん!」とか言いながら。



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