2003年05月13日(火)

■ 「あだー」で十分

語彙の少ない奴が嫌いだ。
ということに最近気づいた。
同じことを何度も言う奴といってもいい。
どんな場面でもそれしか言わない奴だとも。

 ☆彡

「マジっすか」
初回は許す。だが、2度3度繰り返すな。
冗談かそうでないかの見極めはさっさとつけろ。

などと思っていたが、どうもこの場合の「マジ」には、
本当だとか本気だとかいった意味合いは薄いらしい。
だったら、ひとつ覚えを連発するのではなく、
「ははー」とか「うほー」とか「あだー」とか言ってみたらどうだ。
いや、それも馬鹿っぽいか。マジで?

 ☆彡

「ありえない」
いや、実際にあったんだってば。
事実を話しているのだ、こちらは。
そのひとつひとつに「ありえねー」とか言うな。

などと思っていたが、どうもこの場合の「ありえない」には、
信じられないとか、それはすごいとかいった意味がこめられているらしい。
だったら、その都度そう言えよ。
「ははー」でも「うほー」でも「あだー」でもいいし。
ありえない?

 ☆彡

「なにげに」
過度な使用はことばから意味を奪う。
なにげに声かけ、なにげにお茶する。なんだそれは。
「調子はどう?」「なにげに」。答えか、それは。
それって、もう意味なしてないし。

もしかして、それはあれか。「つゆだく」と一緒か。
ちょっと言ってみたいだけ。女子供はすっこんでろ(意味不明)。
そして、「あだー」とは言ってみたくないらしい。

ところで、そんな「なにげに」にもし意味があるとしたら、
その反対語は「激しく」ではないかと思われるがどうか。


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