2003年05月27日(火)

■ あんた、やっぱり呆けてるだろ?

さすがに疲れた。
連日残業して、その帰りにダディのところに寄る生活。

汚れ物とか丸めてほっぽり出してあるのを、
おいおいおいおいとか言いながら洗濯機回して、
明日は燃えるゴミの日だからと、
あちこちに散乱しているゴミ袋をまとめてみたり。

市役所まで連れてったら、転入手続きとか全部ひとりでできちゃったんで、
これは「要介護」どころか「要支援」でさえないなぁと思っていたら、
モノは片づけられないわ、雨戸は開けられないわ、
飲み終えてもいないのに次から次にペットボトルのお茶買ってるわ、
ちょっと油断すると、きっちりズボンの前を濡らしてるわで。

極めつきは、迷子になった先の店先からタクシーを呼んでもらっての帰還。
その際、車を呼んでくれたお店の人になぜか手荷物を預けてしまう。
世話になったので、後日その買物袋を受け取りがてらそこで買物しようと思ったんだと。
荷物を置いていくのは、必ずまた来るという証のつもり。

……あんた、やっぱり呆けてるだろ?
道に迷った末にたどりついたその店に、どうやってもう一度行こうってんだ?
っていうか、後日受け取りに来るって、その袋の中身、
今日の晩飯にしようと思って買ってたモノじゃないのか?
どういう判断なんだ、それ。

などとぼくが言ったからといって、
呆けた父親を笑いものにしているとは思わないでいただきたい。
なんのかんの言ったって、ぼかぁ、誰よりも彼を愛しているのだから。

お父さん、お母さんを大切にしような。


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