2010年11月18日(木)
■ 2時間ドラマでええやん、DVDで十分やん、てか金返せ。 |
このままいくと年間50本という勢いで映画を観ていたのが、先月半ばでぱたりと止まった。 思えば昨年も似たような経過をたどって、結局45本止まりだった。 この時期、俄然観たいものがなくなってしまうのはなぜだろう。
あるいは作品のせいばかりでなく、自分になにかブレーキがかかるのだろうか。 まー、相当しょーもないモノまで観ているわけですが。正直いって。 2時間ドラマでええやん、DVDで十分やん、てか金返せ、みたいな。 そんなこんなの反省から、映画館に向かう足が鈍ってしまう時期だとか。
こんなの観るんじゃなかったと最も強く思ったのは「恋愛戯曲」。 鴻上尚史監督・脚本ということで、舞台で練り込まれた笑いを期待して行ったのだが、 あまりのテンポの悪さに、いたたまれない思いをしてしまった。 ちょうどそれは、ことごとくジャンプを失敗するフィギュアスケートを見ている気分。
あと、けっこうな鳴り物入りだったはずの「アデル」。 これは予告編とは似ても似つかぬお馬鹿映画だった。 あの予告編を見たら、誰だって美女版インディー・ジョーンズだと思うわな。 それで釣るしかなかったろうなぁとは同情もするが、 ヒロインがけっこう魅力的だっただけになおさら残念。
というわけで、ほとんど1ヵ月ぶりに観た今年44本めの映画は「マチェーテ」。 いやぁ、これは得した気分。ジェシカ・アルバにこんなに出番があるとは思わなかった。 「デス・プルーフ」、「プラネット・テラー」と3本合せてぜひ観よう。 詳細は「グラインドハウス」にて。
でもって、次は「ドリームコンサート」に行ったろかしらんと思うのだが、 これは映画館でやっているというだけで、映画として45本めに数えてはいかんよなぁ。 グッズ販売してるといいなぁ。周りが若い子ばっかだとヤだなぁ。 と、今日もまた少女時代の話になってしまうのであった。
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