わわわんわん
寒いらしいと天気予報から覚悟はしていたけれど、雨。ピンクの桜が咲き並ぶ石畳の坂を登ると曇り空の端に薄緑のラインと白い波がひろがった。今帰仁城からも海が見えるとは思わなかった。城の石垣の向こうには海。あぁ、海の先にもみちがあったのだろうと、ぼんやり思った。