2002年08月17日(土) |
●阪神2ー3ヤクルト 明治神宮野球場 |
追加点さえあれば勝てたのだろう。 その点数によっては、球児の完投勝利もあったかもしれない。 それぐらい球児は良かったし、攻めの投球をしていた。 連続四球がなければ・・という事になるけどさ。 点を取られるまで辛抱強く球児を投げさせているのを見て、「成長させる為の試練やな。さすが星野監督。」等と思っていたのだが・・。 その気持ちは延長11回に吹っ飛んでいった。 二死1、2塁で岩村を迎えた場面だ。 何と敬遠・・。 嘘だろ!?神宮の3塁側スタンドがざわめいた。 次打者は古田に代わって途中出場していた米野だったという事もあったが、さすがにこれはないやろ!? こんな逃げるような野球をする為に、星野監督は阪神にやって来たのか?? 確かに岩村は良い打者だ。 このようなピンチで迎えるのは怖い。 でも若い金澤に勝負を避けさせるのはどうかと思う。 ヤクルト戦では、神懸り的な捕殺を連発している外野手が揃っていたのに、何故タダで3塁に走者をやるようなマネをしたのだろうか。。 全くもって理解出来ない。 試合後星野監督は、「こんな野球をやっていたら、(貯金は)0以下や。」等とコメントしたらしい。 恐らく追加点が取れない打線、、、とりわけ走者を送れない赤星に対しての批判と取る事が出来るが、それなら私は敢えて言わせていただきたい。 「こんな野球」をやっているチームの監督は貴方ですよ!!と。 貴方にとって「こんな野球じゃない野球」は、二死1、2塁サヨナラのピンチで、強打者との勝負を避ける野球ですか??と。 試合が終わって引き上げる星野監督を間近で見た。 非常に厳しい表情だった。 もうこんな表情は二度と見たくない。 開幕後に後光が差しているように見えた星野監督に戻って欲しい。
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