2003年06月28日(土) |
○阪神5−3横浜 横浜スタジアム |
また横浜に勝ち、早くもこのカード勝ち越しを決めた。 思えば開幕で負けただけ。 阪神が横浜に負けたのを、現地で観たのは約3万人。 私はそのうちの一人である。 これは希少価値かもしれない(笑) その時には、少なくともライトスタンドは青く染まっていた。 しかし今は、右中間のやや中堅よりまで、そして一塁側内野席にも黄色集団が、かなりの数で点在するようになった。 ここはもはや横浜の本拠地ではなくなってしまった。
今日のポイントは3回裏。 先制した初回と同じように先頭に出られて、得点圏まで走者を進められながら加点させなかった。 というより、横浜が自滅しているようにしか見えないが・・。 今日のムーアは決して良いとは言えない状態。 ここで失点していたら、さすがに横浜有利で展開したように思う。 そして続く4回にジョージの一発が出て、当たり前のように流れはうちに来る事になる。
6回は二死から3点。 これが出来るから、今年の阪神は強いんだ。 無死から出た金本を二死まで放置した。 普通ならここで流れが途切れて、その裏に失点するなんて流れになる。 それが片岡の適時打だけに止まらず、矢野に値千金の本塁打まで飛び出すのだから、やはり驚異的としか言い様がない。
昨日見れなかったリガンを見た。 一塁側に大きく流れる不安定にも見えるフォームながら、それほど荒れない印象だ。 何より球に力がある。 シーズン当初中継ぎに不安があり、代え時をよく間違えたりしたが、これが一枚加わる事により、余裕のある継投が出来て安定するのではいか。
さてこうなってくると、優勝を決める試合はどこかという事に興味が移る。 80勝目ぐらいで決まるのならば、あと31勝という事になる。 現段階での日程では、7,8月で49試合が予定されている。 これを考慮すると、8月中に優勝が決まる可能性も現実味を帯びてきた。 とりあえず9月の広島球場は押さえてあるが、ここまでに決まってしまう事もあり得るな。 横浜は押さえておいた方がいいかもしれない。
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