スカーレットの心のつぶやき
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2002年09月20日(金) お彼岸の入り

今日は秋のお彼岸の入りでした。

昔の人は「入り花を立てるな」と言います。

だから数日前に両親とお墓掃除とおまいりに行ってきました。

今朝、散歩の途中で見つけた「彼岸花」を取って帰って

絵手紙を描きました。

この花を嫌う人もいるので、 絵手紙に描くのはどうかな?とも

思ったのですが、季節もので今日がお彼岸の入りだったので描きました。

この真っ赤な色を見ていると、心の奥深くにある

激しい感情が現れてきそうで、慌てて胸にしまい込みました。

この赤が人の血の色にも思えて、こんなにも赤い血が

心の中に流れているのだと、改めて感動でした。

この「彼岸花」は誰に教えられるのでもなく

春と秋のお彼岸になると必ず咲きますが、これは 本当に不思議です。

まるで花に心と頭があるような気がします。

「まんじゅしゃげ」とも言いますが、今の時期にしか見られません。

昔の人は「死人花」とも言ったそうですが、これは何故でしょうか?

花が可哀想な気がします。


スカーレット