それすらもまた日々の果て

姫崎せりか

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過去 / 未来

森茉莉ムック・続き
文学史になんてちっとも残らないわよ。

だって、少数の人が、すごい愛読者だっていうだけだから。



それで良いじゃないか、森茉莉。と思うのである。
私は文学史に残る文豪だから好きなんじゃない。

あなたがあなただから好きなんだよ、ハニィ <誰だお前は

というわけで。笙野先生と早川@ル・ペニュアールさんが言う処の『私だけの森茉莉』なんですが。(ファンは自分だけの森茉莉を持ってるって意味にゃ)私はムックの中では一番ナンシー関氏に近いかなあ。
私の中の森茉莉は、ツッコミ処満載の、可笑しくも愛すべきお婆さんなんです。愛すべきお婆さんだから、若い頃の夢物語も、自慢話も、にこにこして聞ける。
私は内田百�里箸�も好きなんですが、共通項は「ワガママで頑固な老人」だなあと思いまちた。老人フェチ。……誤解を招くか。

ナンシー関氏は、「ドッキリチャンネル」を受け継ぐ人だと思ってました。
森茉莉に対して「何言ってんだかこのばあさんは」と、愛をこめてツッコんでくれる同士を見つけた時、私はもう無条件で抱き締めたいと思ったくらい嬉しかったことだよ。
たまらんですよ、もう。何でもっと言ってくれなかったんだろう。

頑固老人マニア(いつからだよ)の私としては、ムックの論考では井坂洋子氏の『乳母車の老年文学』というタイトルに、腫れ上がるほど膝を打ちまくったことだよ。
森茉莉は自分のことを『老人性痴呆症ではなくて幼児性痴呆症』と言ってたけど、七歳の時から老人だったのではあるまいか。
幼児のまま大人になった人じゃなくて、幼児の頃から老人だった人…。

一生老人。






夢が無いので却下だな…(苦)