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■ 嵐だと思うようにして
気づく事が大切だと思った。
「これがステロイド減量に伴うステロイド離脱の特有の症状か」
「これがベーチェット病特有の湿疹か」
「これが膠原病の精神症状か」
気づいて、理解して、分かるようになってくると、対処しやすい。 最近は痛みもだるさも他の症状も、耐えながら普通に入院生活を送れるようになってきた。 理解できたからだと思う。 以前より不安少なく病気と向き合える。 しんどくても頑張れる。
膠原病の精神症状も、ステロイドを飲んでいる人に副作用として出てくる精神状態のアップ&ダウンも、入院してからきちんと理解できた。
看護婦さんに、 「落ち込んだり、イライラしたりしない?」 と聞かれて、あぁ、この前の私の状態はお薬のせいだったのか。と気づいた。 分かってたつもりだけど看護婦さんに言われて真に理解した感じだった。 腑に落ちるって感じか。
きちんと理解できる程に気づくと、自分に対処できるようになってくる。
とてもしんどい状態になっても、 「これはちょっとした嵐。嵐は過ぎ去る。耐えていれば大丈夫。」 そう思っていたら、頑張れた。そして本当に嵐は過ぎ去るし。
過ぎ去ると嵐に勝利した気分になって、ちょっと嬉しかったりして。(笑)
力を抜いて頑張れるようになるまで、苦しかった…。
あまりに苦しくて、親しい人々を傷つけた。
その点においては、精神症状が一番苦しい。 自分の身体がしんどい事より、病気のせいで自分の身近な人を傷つける事の方が苦しい。
自分が苦しい事は我慢できるけど、自分のせいで人を苦しめる事には耐えられない。
ドラマの中で海ちゃんが修平から去っていく気持ちが解る。 海ちゃんが、精神症状が悪化する前に親しい人達の前から姿を消す気持ちが解る。
私は治りたい。 治らなければ。 治ろう。
じっと嵐が過ぎるのを待とう。
2003年09月10日(水)
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