毎日何考えてんの!?
漫画家中貫えりの日常。
だらだらところころとるんるんと。
その生きざまを見よ!

2004年01月24日(土) こんなん出ましたけど

なんでもないようなことが幸せだったと思う〜♪
って歌詞は真実だよな…
私は陣痛じゃない時間はいかに毎日幸せだったか分かりました…

で、今日の日記も長いよ…

午前1時。
子宮口は8センチ。
お産では極期と言われる、最も苦しい時間の到来です。
痛みは2分おき。
ていうか、痛く無い時なんかないです。
ただひたすら痛い間に叫びたくなるような痛みの時が来るってことです。
なんだか痛みのあまり無口になっていく…

私の陣痛は、太い剣を背中の腰から下腹にかけて何度も刺されているような感覚でした。
なんかこう、剣持ったモンスターがてってってと走り寄って来てドスドス刺してくるというか…
頭のなかで、刺された自分がグギャ〜ッて悲鳴あげてるのを想像してました。
そんなことを相方に話す気力もない陣痛タイムでしたが…

でもこの時間何が苦しいって、いきみたいのにいきんではいけないということです。
でっかい痛みの塊が、ずんずん下がっているのが分かるし一気に出してしまいたい。
けれど、まだ力を入れてはいけない…
いきみを逃がさなくちゃいけないのです。

子宮口が開かないうちにいきんでしまうと子宮口が裂けて大出血してしまったり、
赤ちゃんが開いて無い子宮口に追い詰められて息がつまってしまうかもしれないとか…

うぅ〜む…恐ろしいことです(- -;
そんなわけでグググッと押し寄せる痛みの時、無理矢理息を吐いて耐える…

皆さん、○ンコする時は息止めて出しますよね?
○ンコしたい時は息止めて出したくなりますよね?
お産もそ〜なんです。
すごく、息止めてふんばりたくなるんです。
でも息を止めちゃいけない…
出口寸前まで迫った○ンコを出さないよう、息を吐き続けなくちゃいけない…
それが極期の苦しさなんです。

どーしても『ぐぐっ』と息を止めたくなる…
密かに少し息を止めていると、相方が「ほら、フーッフーッ!」と息吐きを促す。
(ありがたいんだけど、正直憎くも感じたよ相方…)
目をつむって、3回の痛みに耐えて時計を見ると10分しか経ってない…
自分の感覚だと絶対30分は経ってる気がしてるのに〜っ
そんな地獄の時間が本当に長く感じました。

口を開けば
「こんな痛みが一生続くようなら死んだ方がましだ」
「辛い…死ぬかも…多分死ぬよもうすぐ…」
と言い続ける私。

相方「こんなネガティブなお産初めて見た。テレビだとみんな『子供のために頑張ります!』とか『もうすぐ赤ちゃんに会えるのね!』とか言ってんじゃん」

う、うるせぇ〜…
そりゃテレビが来てるから言ってるだけだろうがよ〜… 
こちとら痛くってそんな前向きな小芝居してる場合じゃねーんだよ、へっ!                                                                                    
明日なんてあるもんか。未来なんてないんだぁ〜…

どろどろと湧いてくる黒心を隠す余裕もない私であった。
痛いのってこんなにも心を荒ませるものなのですね。
人間、極限になるほど本性があらわれてくるものかもしれません。
はっ、ひょっとしてこれが初めてのマタニティーブルーか?(ちょっと違う気もする)

途中何度も意識が飛びそうになりながらも気付けば午前3時。
果たして子宮口の大きさは!

「8センチから9センチってとこですね」

ひいいぃぃ!
なんですかその『8センチから』っていう言葉は!
2時間前から8センチじゃないですか!
ほんとは9センチに全然満たないんですか?わあぁぁん!(TロT)

私の嘆きが伝わったのか、
「でも、いきんだら広がるかも。ちょっと息止めていきんでみてくださいな。」
と言ってくれる看護婦さん。

おぉ!いきんでいいんですか!?
本当にいいんですね!
いきます!
�逼匹イァ繊繊繊繊繊舛鵑辰�

「あ、9センチになりました。いけるかも」

本当ですか!
っていうか、やっぱり9センチいってなかったんかい!

「もう少しいきんだら全開するかもしれませんね。分娩室行きます?」

行きます行きますっ!
やっといきんでいいんですねっ!
(分娩室でのいきみもそれはそれで大変でしたが、本当に一番辛かったのはこのいきんじゃいけない極期でした)

ついに分娩台に乗る私。
足を袋に包んで固定し、横になって左右のハンドルみたいなものを掴むよう指示されます。
そしてまたお腹に胎動を計るベルトが巻かれ、会陰切開に備えて剃毛を受ける。
『これで最後だ。これでもうすぐ終わるんだ…』とちょっと安心。
しかし私にはひとつだけ一番の心配事が…


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「しますよ〜」
との返事にもひと安心。
つくづくチキンな私であった。
でも、実は一番かもしれない心配事だったのだ…(- -;

やがて手を消毒して白衣を身につけた相方もやって来る。
「痛みの波が来たら思いきりいきんでくださいね。」と看護婦さん
イエッサ!
う〜〜〜〜〜ん!

「はい、子宮口10センチです。頑張って!」
うぅ〜〜〜〜〜ん!

「もう少し長くいきんで途中で息継ぎを入れて!」
あ、い、息継ぎした方がいいんですね。
うぅ〜んうぅ〜ん(スッ)うぅ〜〜〜〜〜ん!

「あ、ちょっと戻っちゃったね。もう少し長くいきめないかしら?」
う、けっこう長くいきんだつもりだったけど足りなかったのか。
結構肺活量の勝負なのね。
歌手の人とかいきむのがうまいかもしれない。

かかとに力を入れていきむように言われたけど、無意識につま先立っていきんでしまう。

相方「だめ!かかとつけていきむ!」
看護婦さん「でも、かかと上げてる時の方が降りてきてるかも」
相方「あ、それじゃも一度かかとあげて頑張れーっ!」
相方、今夜再び看護婦さんたちの笑いをとる。
うぅう、私はそれどころじゃないぞ〜〜っw(:_;)w

「頭見えてるわよ。これくらい」
看護婦さんが親指と人さし指をつけて丸を作ってみせる。
「じゃ、もう少しなんですか!?」
「そう、あと40回くらいいきんだらすぐね!」
一気にヤル気が萎えるえりえりだった…
なんだよ、全然まだじゃねーかよ…あと何時間かかるんだよ…ぶつぶつ…

中貫がちょっとやさぐれたタイミングでKI先生がついに登場。
「頑張ってるー?」と、さわやかな笑顔。
そんな部活に顔見せにきた先輩のようなこと言われても…

「吸引とかでもう引っぱれないんですか?」
再び早く終わらせたいためにネガティブなアイディアを出す中貫。
(吸引とは、ようするにトイレのつまりを直すラバーカップみたいなもんで赤ちゃんの頭をひっぱることであります。)

KI先生「吸引?できないことはないけど、もういけそうだし吸引するのはもったいないな」
看護婦さん「そうよ、赤ちゃんにも悪影響出るかもしれないし」

何をもって、もったいないと言うんだー!
私が今痛いこと自体がもったいないんじゃー!
鬼母でもいい、私は今自分が痛いことが一番嫌なんじゃああぁーー!
(T.T )( T.T)(TロT)

そう心で暴れつつ、ひたすら無言でいきむ私。
KI先生「何か結構冷静だね」
中貫「どこがぁ?」
痛みのあまり、お医者さんにタメ口で睨む私だった。
全然冷静ではないので許していただきたい。

でもだんだん膣口のあたりがつっぱる感じがしてきた。
多分、頭は出口のすぐそこにある!

「頑張ってー!頭もうこのくらい出てるから」
指で輪っかを作ってみせる看護婦さん。
だからその輪っか、さっきと大きさ違って見えないから!(T_T)

先生「ああ、うまいうまい。会陰切開していきんだら一気に出そうだね」
もう、やっちゃってください親分!
切って!
切って終わるもんならなんでも切ってぇーーー!(TロT)
そんなわけで麻酔して会陰をちょきっとやられる。
麻酔のせいか陣痛のせいか痛くもかゆくもありません。
でも確かに下の方のつっぱり感がなくなった。
これなら出せそう。

看護婦さん「ところで、思ってたんだけどいきむタイミング早いみたい。
もう少し待って、最高に痛い時に一番いきんだ方がいきみが無駄にならないかも」

早く言ってくださいよそういうことは…はぁはぁ…

そこへ別の看護婦さん登場。
「子宮口全開の患者さんが!」

まぁ…
どうやらお産の進みが早い経産婦さんが緊急入院してきたらしい。
陣痛室行かず、即分娩室に来るそうな。
やっぱ経産婦さんてすごく早いんだなぁ。

そんなわけで、出産シーンを目前にして相方は退場しなくちゃいけません。
「最後まで見れなくて残念だけど、頑張って!」
はぁ、なんだか一人パーティでラスボスへ向かう気分。
でもしょうがない(T_T)

「あぁぁぁぁーーーーーっっっ」
絹を裂く悲鳴とともに産婦さん参上。

「いやぁーー!痛いぃー!助けてぇーーーっっ!」
泣き叫びまくりです。
経産婦でもお産早くても、痛いもんは痛いらしいことが判明。

しかしそうか。
泣いたり悲鳴あげたりするもんなのか…
道理で私が『冷静』だとか言われるはずだ。
単に、叫んだりするとお腹にひびいて痛くなったりするんじゃないかと思って
保身のために無言なだけなんですけど…
でもってたまに口開けば「帝王切開」だの「吸引」だの言うんだから、
我ながら可愛げのない産婦だよな…
泣き叫ぶ方がずっと可愛い。

↑まぁこんなことは自分が産み終わって余裕ができてから考えたことですが(^ ^:

で、私の出産に話しを戻しますと…
多分産まれたのは相方が出てってから15分くらいだったと思う。

KI先生「はい息吐いてから思いきり吸ってー!」
ハーッ、スーーーーッ!
KI先生「いきんでいきんでーっ」
うーんうーーーーんっ
KI先生「はいまたいきんでーーーっ」
い、息苦しいけど…うぅーーーーんっっ
KI先生「もっといきんでーーーーっっ!」
え、えぇ、まだ!?
うぅぅ〜〜〜〜〜んっ

なんだか頭の中でこめかみとこめかみの間に電流がビリビリ走った気がしました。
多分、脳の血管切れるのってこれがもう少し進んだやつなんでしょうな。

やがて股の間に温かい、ぬるっとしたような感覚が…
するとどうでしょう!
なんと!
ウソのように陣痛の痛みが消えさったのです!
すごい!お腹に何の痛みもない!
まるで生き返ったよう!
どこも痛く無いってなんて素敵なことでしょう!
生きてるって素晴らしいぃ!(TロT)

「産まれました!女の子ですよ!」
あ、そうでした。
出産でした赤ちゃんでした。
ついつい自分の身の尊さを第一に考えてしまいました(最悪の母)

両手に青い布を乗せられ、赤ちゃんを抱かせてもらう。
ほぎゃーっと泣く赤ちゃんはまさしく赤ちゃんで、真っ赤な顔で…
血まみれでもあったけど、思ったよりグロくありませんでした。
ていうか可愛かった(≧∇≦)

髪の毛がちゃんと黒々生えてて、手にもちゃんと爪がついてて…
ちゃんとした人間が入ってたことに、今さらながら驚きました。

1月24日 4:55 
3444グラムの女の子、ぴこちゃんが誕生しました!

ところで3444グラムってでかいよ…
よく産めたもんです。
とりあえず良かった良かった♪

泣き言ばっかの私を面倒みてくれた先生と看護婦さんありがとう!
一晩中腰を叩き続けてくれた相方もありがとう〜〜〜っ!!
(彼は腕の筋肉痛が3日とれなかったという)
頑張って無事産まれてくれたぴこちゃんにもありがとうだ!(≧∇≦)

あ、後から来た産婦さんもすぐ男の子産まれてましたよ。
なんか他人事ながら、安心しました(^^*)


そういうわけで一仕事終えた私は5日間の入院生活に突入することになりました。
この日、寝りゃあいいのに何故か私は夜まで起きてて入院食を3食完食するのでした…

入院生活日記はまた後日☆



2004年01月23日(金) ついにこの日が来た。

今日の日記は長いよ…

運命決断をした翌日、運命はかく扉を叩く!
私はこの日、いつもど〜り朝方寝て昼過ぎに起きてゲームをするという自堕落な1日を過ごそうとしてました。
相方と2人、PSO(ネットゲーム)を夕方までぴこぴこやっておりますと…

じわっ

ん?

今、何か温かいものが…
一瞬、尿もれか?と思いトイレに行きましたが何か違う…
だって何も力入れてないのにチョロチョロ出てくるし…
これは…もしや…?

「さっき、赤箱(PSOで敵が落とすレアアイテム)拾ったよー♪」
居間に戻ると、相方は呑気にゲームを続けている。
こいつ、そんな平和にしていられるのももうこれまでだぞ…

「わたし、さっきから水漏れしてるんだよね〜」
「それって破水!?」
はい、正解です。
知らない方に簡単に説明すると、
破水というのは胎児を包む卵膜が破れ羊水が漏れ出ている状態のことです。
ちなみに破水が起こった場合、24時間以内に確実にお産になります。
破水って下の方が破れるとザバッと漏れるらしいけど、
上の方が破れると少しづつ漏れるらしい。
私は後者の場合ですね。

でもなんせ妊娠も初めてなら破水も初めてなのでいまいち自信がもてない。
間違いかもしれないんですけど〜と、言いながら病院に電話。
すぐ来るように言われる。
そういえば破水になるとお風呂入っていっちゃいけないんだった。
しまった。ゆうべ風呂入ってなかった…
毎日入ってるのに、何故よりによって昨日だけ風呂に入ってなかったのか…
そしてそれなら何故今日起きるなり風呂に入らなかったのか…
それだけが今一番悔やまれる。
産後1ヶ月は風呂に入れないというのに(シャワーはお産の翌日から入れます)
しばらくさようならお風呂…(T_T)

そんなわけで相方に車出してもらっていざ病院へ。
道中、相方は「そっか〜やっと産まれるのかぁ〜♪」とごきげん。
私は相変わらず何かチョロチョロ出てる気はしたものの、
お腹はまったく異変ないので何か半信半疑。
「やっぱ違うんじゃないかなぁ〜?」とか思ったり。

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病院に着くと受け付けもそこそこに内診。
ちなみに子宮口の開きは4センチ。
う〜ん4センチも開いてるのに、何ともないなぁ〜
ちなみに今日初めてこのKI先生にかかりました。
産婦人科の先生はKI先生以外とは全員お会いしたことがあったのですが、
たまたまKI先生の当番にだけ当ったことはなかったのです。
そのKI先生が私の出産を担当することになるとは、人生わからないもんです。
KI先生は優しく頼りになりそうな初老の先生でした。

羊水のアルカリ反応が出て、やっぱり破水してるとのこと。
そこで入院決定。
感染予防に抗生剤を飲み陣痛待ちをすることに。
たいてい破水後まもなく陣痛が始まるけれど、
もし明日まで陣痛がつかなければ陣痛促進剤を使うそうな。

そして陣痛室へ移動〜
看護婦さんが車椅子を持ってきて乗るように言われてびっくり。
えっと、まだどこも何ともないんですが…
なんか悪い気がするなぁ(^ ^:

ベッドだけ3つ並んでる陣痛室。
他の妊婦さんはどうやらいない様子。
他に産む人がいなければ立ち会い出産が可能なので
(複数の出産の場合、分娩室はひとつなので産婦さんのプライバシーを守るため夫の立ち会いはできない)
相方も入れるかもね〜とか話したりしました。
NST(胎児心拍の検査)をお腹につけて仰向けに寝かされる。
その間に私と相方の実家に電話しに行く相方。
どうも仰向けは腰が痛い〜、と訴えて横向きに寝かさせていただく。
もうすぐ出産の思い込みのせいか、腰が痛くなって来た気がする。
でもどうやらまだ陣痛と呼べるものは来てないらしい。

時間は午後6時すぎ。
昼過ぎに起きて何も食べないままゲームしてたので(妊婦としてかなりダメ)腹ヘリまくり。
看護婦さんに聞いたところ自由に食べ物を持ち込んでいいそうなので
(病院の晩ご飯には間に合わなかった。ちっ!)相方をコンビニに走らせる。
幕の内弁当を食べてる間に生理痛のような痛みが始まってきました。
それでも、休み休みお弁当完食。
後から思えば、食事ができるこの時の痛みはたいしたことなかった…
でも食べれるうちに食べておいて本当に良かった。

だんだん腰が痛くなってくる。
陣痛にもお腹が張るようだったり差し込むような痛みだったり、
いろいろなタイプがあるらしいのですが私の場合腰にくる痛みのようです。
生理痛で痛い時のが、何倍もの痛さになって私の腰を襲い出しました。
何だか重〜い重しをどんどん腰に下げられていってるような…
もちろんお腹も張ってきて痛いのですが、それ以上に腰が痛い…

そうこうする間にうちの両親が面会に来る。
「お腹と腰が痛いよー」と訴えるも、腹を触った母は
「陣痛ってもんじゃないわね。まだまだ痛くなるわよ」
と、恐ろしいこと言う。
でもお医者さんも看護婦さんも同じことを言ってた…
そんでまた明日までに陣痛が来なかったら薬使うって…
今もう痛いっつーのに、これ以上痛くされるわけぇ?(T_T)
「じゃ、また明日ねー。きっと明日の昼までには産まれてるかもね」と両親は帰って行く。
明日…赤ちゃんが産まれてる明日…それは何時間後?
その時、私はどうなってるんだろ?
なんて明日は遠いんだ…

午後9時。
かなり痛みが耐えがたくなってくる。
なんかこう、ズガッ、ズガッと音が聞こえてくるような。
相方に腰をもんでもらう…というか、叩いてもらう。
「お前の力はそんなものなのかーーっ!?」
と戦闘漫画の敵キャラなことを言って、より強く叩いてくれることを希望。
「俺、かなり渾身の力で殴ってるんだけど大丈夫なの?」
と心配する相方だが…
全然大丈夫。
ていうかもっと叩いてくれ〜!
腰の痛みに邪魔されて、そんじょそこらのマッサージじゃ全然伝わらないのだ。

看護婦さんを呼んで内診してもらうも、まだ子宮口の開きは5センチ。
10センチ開かないと産めないのだ。
まだ半分なのかよ〜〜〜っ(TロT)

あぁっ、後悔することは分かっていたけど
どうして昨日の私は手術決めちゃわなかったの〜?
そうしてたら今日の今頃はもう手術済みで、赤ちゃんはいて、
私は寝たきりだろうけど寝てるだけで良かったのに〜〜〜っ!
(実際の帝王切開後の産婦さんは、それはそれは大変なものですが、
この時の中貫には陣痛を超える苦痛というものはあり得ない気がしていたのです。)

それにもし寸前でやっぱり赤ちゃんが産道を通れないとなったら結局帝王切開になるんだろうし…

苦しみのあまり、今から帝王切開にできないのかと看護婦さんに訴える私。
すると…

○麻酔を使うので、もし手術をするならば麻酔医を呼ばなければいけないこと。
○でも今は緊急に呼び出すほどの理由がないこと。
○術前にはしなくてはいけない検査がいろいろあるので、どっちにしろ時間がかかること。
○やはり手術には母子共に危険が伴うこと。

などと、淡々と簡単にはできない説明をされる。

そんなん言われても痛いもんは痛いんじゃーっっ(TロT)
今痛いのをなんとかする以外のことなんか知るかーーーっっ!

「じゃあ痛み止めはぁ〜?」
と、訴えても「赤ちゃんに悪いから無理」とすげなく断られる。
「耐えられる自信がないほど痛いんですーっ」
と、訴えても「お産は痛いものです」と禅問答のような返事をもらう。

あぁ何故、無痛分娩とか扱ってる病院にしなかったのだ私よーーーっ!


相方は私が泣き言を言う度
「こんなチキン野郎の言うことは相手にしないでください」と言って
看護婦さんたちにドッカンドッカンウケている。
くそぅ、持ちネタにしやがって…
というか、このほのぼのな雰囲気はなんなんだよ私以外の!
私一人が悲しみの国にいて、まわりはムーミン谷のようなほがらかさだよ。
私が生死を彷徨うかと思われるほど苦しんでいても、
夜勤看護婦の皆さんは壁の向こうで茶のみ話に花咲かせちゃってるよぅ!
くぅぅぅっ(ノ_<。)

初産だし、1時間に1センチ子宮口が開いていけば順調だそうな。
そんなわけで1時間ごとに看護婦さんを呼んで内診してもらう私。
相方は
「また呼ぶの〜?どうせたいして変わってないよ」
と、頻繁ナースコールな私を止めようとするが…

うっさいわー!痛いんぢゃー!
お前みたいな一生痛く無いヤツに言われるスジないわーー!!
こんな1回1回が刺されたような痛み、何10回も黙って耐えていられるかぁーーーっ!

「7センチですね。朝までには10センチいくかも?」
あ、あと3センチ〜!?
最短であと3時間もあるの?
私死にますよ…?(ノ;;)ノ

そういえばあれだけ毎回検診の度に痛かった内診が、今はまったく痛くない。
ていうか手が入ってる感覚すら分からない。
それほどに陣痛が痛い。
あぁ〜、しんどい…

時刻は深夜12時。
もはや痛みは3分刻み。喉が乾いて、ひたすら冷たいお茶を飲み干す。
腰をさする相方の手の温かさが気持ちいいので、カイロを買って来てもらい腰に当てる。
痛みが起こる度に横向きに寝たり、立ったり、四つん這いになったり…
うーむ、何やっても痛いもんは痛いね…

痛みが止むスキをみてトイレに立つ。
10メートルほどの距離のトイレが遠い。
廊下途中で止まって耐えながら向かう。

今まで見たことがないくらい大量の出血をしているのが分かった。
これが子宮口が開く時に出てくる血かぁ…
そりゃ昔お産で死ぬ人もいるわけだよなぁ…とか思う。

この時、産まれる時がやがて来るなんて絵空事のように遠く思えてた私なのでした。
24日の日記へ続く…



2004年01月22日(木) 検診17回め

さて本日ついに40週!
早く産まれるかもと言われつつ、とうとう予定日まで産まれなかったぁ〜
中山美穂さんたらもう産んでるらしいじゃないですか!
記憶違いかもしれないけど私より予定日あとなんじゃなかったっけ?
くぅ、なんだかおいていかれた気分…

さて、今回の気になることはレントゲンの結果ですよ。

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うわぁあ!
なんてハンパな言い方をするんですか!(TロT)
全然大丈夫!とか絶対無理!とかのどっちか言ってくれればふんぎりつくのにっ!

もし無理ということであれば帝王切開になるわけですが…
帝王切開って経膣分娩より安全なのかな?

T先生「そりゃ切っちゃった方が早いし安全ですよ。切っちゃいます?」
ええええ!
そりゃ…難産になるっていうのなら…その方がいいんだろうけど…
でも…するとしたらいつですか…?

T先生「するとしたら早い方がいいですから今日入院で明日手術ですよ。しますか?」
ええええええ!
そんな急な!そんな決断を今迫られるわけですか!
こ、心の準備というものがっ…

唸って悩んでいると、ご主人と相談するといいでしょう、と相方と相談する猶予を与えられる。
でも、やっぱりお互い悩む…
中貫は普段は優柔不断ではない方なのですが、この時ばかりは本当に本気で悩みました。

帝王切開にした方がいいかと思う理由は、
経膣分娩の途中で万一事故があったら子供が危険になるのではないかということ。

経膣分娩にした方がいいかと思う理由は、
切開手術が怖いことと、産後の身体の負担が大きいということ。

つまり、子供の安全とかを第一に考えれば帝王切開のがいいだろうってことなんだけど…
でも今日入院で明日手術?
そんな即断難しいよ〜〜〜…(T_T)
うー、でも急な帝王切開手術よりは予定してた帝王切開手術の方がスムーズにいくって話だし…
きっと経膣分娩からの切り替えでやるくらいなら最初っから帝王切開の方がいいんだろうなぁ〜
だって、陣痛も帝王切開も体験するなんて痛さ2倍だし!

まぁ…
でもさんざん悩んだ末、やはりすぐ手術の覚悟ができない私は問題先送りの陣痛待ちをすることに…
相方にはチキン呼ばわりされたが、何とでも言ってくらさい!
あたしゃー、痛いの怖いんだよーーっっ
痛いのは少しでも先なのがいいんだよおぉーーっっ(TロT)

でも…きっと陣痛で苦しんでる時は、今の私の決断を後悔するかもしれないな…
と、この時の私は予想はしてました…。
本日のお会計8500円ナリ。



2004年01月19日(月) 検診16回め

さて本日は39週と4日。
予定日カウントダウン入ってます。
おそらく前駆陣痛ってやつかな?みたいなお腹の張りというか、生理痛みたいのはしょっちゅうきてるんですが…
まだ本格的には来て無いなぁ〜
痛い時は時計をみて間隔計るようにしだしてるんですが、時間もまちまちだし…

今日は優しいK先生なのですが、内診はかなり痛かったです…(T_T)
「ちょっと刺激しますから痛いですよ〜」と言われましたが…
ちょっとじゃないぃ〜…
内診後、2日目の生理くらい出血しましたよ…
うぅ、お産までこんなに毎回内診されなきゃいけないならさっさと産みたいぃ〜(TロT)

膝をがくがくさせながら診察室に戻るとK先生は難しい表情で悩んでます。
しばし沈黙。
K先生「身長150センチでしたっけ?」
私「はぁ、そんなもんだったと思うんですが」
K先生「ギリギリ…かな?」

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ひょえっΣ( ̄□ ̄;)
それってそれってつまっちゃうってこと?

「レントゲンで撮ってから判断しましょう」ということで骨盤のレントゲンを撮ることに。
もうお腹の子は産まれてもいいくらい育っているので、レントゲンを撮っても悪影響はないという説明を受ける。
骨盤のレントゲンて初めて撮りましたが、お尻に定規はさんで座ったり横になったりで何か妙だ…

あら?そういえば今日は体重測定もなくエコーも見なかったけど正式(?)な検診日じゃなかったのかしらん?
何故か検診料格安。
レントゲンも保険が適用みたいだしなぁ。
本日のお会計3320円ナリ。

さて次回の検診は出産予定日!
その日までに産めるだろうか?



2004年01月15日(木) 検診15回め

本日39週目。
家で体重計ったところ、前回の検診から1キロ増えてた。
うわぁお、最近はなかなか体重が抑えられないなぁ〜。
朝飯抜きは検診日のお約束ですが、ちょっと水分も控えて出かける。
(水分採らないと血圧がいつもより高めになるけどね…(- -;)
怒られるわけじゃないけど「増えちゃったねぇ」と言われるのは何か辛い。

しかしそんな私を神様が見守ってていたのか、病院の体重測定で奇跡が!!

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家から病院まで来る間にそんなに減ったのか…
やるな、マイボディ!
やったー!
ばんざーいばんざーい!!


…って…
そんなわけ、ないじゃん…(>_<)

先生も「下痢でもしたの!?」と驚く。
「いや、そんなはずは…あの〜、あの体重計狂ってると思うんですけれども…」
「もう一度計ってみて」
でも何度計っても同じ数字に…
なんだか、私自身も知らないうちに痩せたのかと信じそうになってしまうですよ…

先生は急に慌てて
「何もないのにこんなに体重が減ってたら赤ちゃんが心配です。赤ちゃんが元気かどうか検査しますね」
ということでNST(胎児心拍の検査)をすることになる。

「いや〜、ほんと体重計が壊れてるんだと思うんですけど…」
と言いながらあれよあれよという間にベッドへ寝かされる中貫。
お腹に装置をつけられて、30分ほど横になる。
これで胎児の心拍とか胎動がわかるようです。

しかし…装置をつけると、どうもなかなか胎動が小さい。
つける前は結構動いてたのに〜
これじゃ赤ちゃんが元気なくなってきてるってことになっちゃうじゃん(T_T)

先生が見に来て「寝ちゃってるみたいだね…」と…
うぅ、ぴこちゃん、あんたって間の悪い子…

診察室に帰る途中、別の体重計があったので乗ってみる…
えーと、やっぱり家で計ったとおり、先週より1キロ多い体重なんですが…(- -;
やっぱり産科の体重計狂ってますよ。

何もせずに体重減ってたらちょっと怖いけど、嬉しかったのになぁ…
ちなみに今日はいつもよりちょっと高いお会計。
8500円ナリ。

予定日が近いので次の検診は4日後だそうです。



2004年01月06日(火) 検診14回目

今日は37週と5日め。
なんだか自分でも、胎動が下腹に集中してきたと思っておりましたがやっぱりぴこちゃんの頭が下がってきている様子です。

「今日は子宮の様子みたいので内診します」
うん、そろそろ言われる気がしてました。
なんか後期の内診は痛いって噂なんですが…

グリグリグリ…

って、やっぱり痛いってば!(TロT)

よくエロ漫画とかでイタしているところで
「あぁん、子宮に当たって気持ちいい〜」

なんてセリフがありますが…(おいおい)
それは痛いよ!痛いだろうそれは!無理すんな女!

…お下劣発言失礼いたしました…m(_ _)m

とにかく痛かったですよ。
終わったあともしばらく痛かったもん…あ〜、ズキズキ…

でも、やっぱ内診ていろいろ分かるもんだ。
「けっこう頭下がってきてます。」
「子宮口も1、5センチから2センチ開いて柔らかくなってますよ」
「けっこううまく通常分娩でいけるかもv」
とか、先生が喜んでました。

あ、ちなみに今回はちょっとキツめの女先生だったんですが…
(以前一度だけ診ていただきました)
今回はそんなにキツいことはなかった気がしまふ。

ちなみに前にした貧血検査の結果、ヘモグロビンが10、5gだそうで
「やや貧血ぎみですがそんなたいしたことはないんで何もしません。栄養バランス気をつけててくださいね」
と言われる。

へえぇぇぇ〜〜〜…
ちょっと貧血気味?この私がねぇ〜…
ま、妊娠後期ってのは赤ちゃんに鉄分取られて貧血になるらしいけど、
私が貧血になるとは夢思わなかった。
ま、鉄剤も処方されない程度ですけど…
道理で最近なかなか朝起きできないわけだ〜

でもってここにきて、風邪の時以来初めて尿検査の蛋白にプラマイナスがつきましたよ。
むくみもプラマイだぁ〜。
何故か何も言われませんでしたが。

なんかこう身体も結構ラストスパート入ってますね。
ていうか、もう妊婦疲れたからさっさと産みたいもんですわ。

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ちなみに夜、ちょっと出血してるんですが…(今現在)
内診後は出血することもあるらしいので、まだほっときます。
それともこれがちまたで噂の、数日内には陣痛が来るっていう『おしるし』なんですかねぇ?

おしるしだといいなぁ…
早く産みたいなぁ…


しかしそうすると、明後日までに約束してあるネームは仕上げられるだろうか…?(- -;
(現在プロット途中)


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中貫えり [MAIL] [HOMEPAGE]

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