職業婦人通信
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ハラの赤子は元気良く動き回り、 外から見ても「中に動くものが入っている」と わかる程になってきた。
その成長にともない、ハラの赤子関係で 色々決断すべきこと、準備すべきことも増えてきた。
その中のひとつが、 「立会い出産、するかしないか」という話である。
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出産する際に、ダンナ君に立ち会ってほしいかどうか。 そもそもこれまで、何も考えていなかった私だったが いよいよ8ヶ月ともなるとこの問題と向き合わないわけにも いかなくなってきた。
世間一般に言われているところの ダンナ立会いのメリットとは、 ①ダンナに父親としての自覚がうまれる ②ダンナが感動する ③ヨメが心強い ④その他いろいろ らしい。
一方、デメリットもあって ①血に弱いダンナだと失神する ②ヨメを女として見られなくなる ③ヨメにとって邪魔になるケースも ④その他いろいろ などなど。
夫婦それぞれの人間性とかキャラによって 立会いはメリットにもデメリットにもなりうるわけだが 我が家はいったいどうなんだろうか・・・。
そもそも、私自身、ダンナに手をとって 「ガンバレ!」って言ってもらいたいかっていうと・・・ うーん・・・。どうなんだろ・・・。
以前、何かのテレビ番組で ガレッジセールのゴリだか誰だかが 奥さんの出産に立会ったときに 奥さんの顔の近くで「ガンバレ!」って力いっぱい応援してたら 「・・・口臭いんだけど」って言われた、という話をしてたが
うちの場合も、(当日ダンナ君の口が臭くなかったとしても) 陣痛で苦しんでる最中に応援されたところで 「いいよもう、あっち行ってて」って感じに なりそうな気もする。
まぁここは、立会い出産についてどう考えているのか ダンナ君に直接聞いてみるのがよろしかろう。
で、早速聞いてみたところ 「立会い?・・・いいよオレは」 という一言で終了。
「そりゃ別にかまわないんだが理由は何かね」 とたずねてみたところ
ダンナ「オレには夢があるんだ」
千代子「夢??」
ダンナ「つまりだな、あれだその、 リノリューム張りの病院の暗い廊下を 行ったりきたりしながら 妻の出産を待つ夫。 イライラオロオロしながら待つこと数時間、遠くから産声が! そんで、看護婦さんが出てきて 『おめでとうございます、元気な赤ちゃんですよ』って教えてくれて、 お前のお父さんと抱き合って喜ぶ夫、・・・と、 そういうのがやってみたいんだよオレは」
千代子「・・・・・・・・・・」
我が夫ながら、この人、間違いなくテレビの見すぎバカです。
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こんな人が父親で、 私のような者が母親で、 ハラの子には大変申し訳なく思える今日この頃。
またまた更新感覚があきました。
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ハラの子は順調に育ち 重さ1キロ・身長35センチに。
35センチもある生命体が我が腹の中にいると思うと 嬉しくもちょっと怖ろしくもある今日この頃。
胎動というのは人によって感じ方も色々違うようだが 他の妊婦ブログなんかを見てみると 「ポコポコと中からノックされてる感じ」などと表現されていることが多い。
が、私の感じる胎動は そんなかわいらしいものではなく 一昔前に流行ったダイエット用腹筋ベルト(アブトロニクスとかああいうやつね) に似た感触で いきなり「ビグッ」と、インナーマッスルに効く感じでやってくるのだ。
それが日増しに強くなり、 アブトロニクスの一番強度の高いやつみたいな感じになってきた。
仕事してるといきなり「ビグッ」と続けざまにやられるので 「オウゥっ」 と声が出てしまうことも。
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昨晩は友達と、某餃子屋で ニラレバと焼き餃子・水餃子をしこたま食べ (しかもここの焼き餃子には丸ごと1個ずつニンニクが入っている) ニンニク&ニラのダブルパワーで おそらく今日はたいへん臭い妊婦となっている。
妊娠に気づいた瞬間から断酒・禁煙し 今日に至るまで半年以上が経過したが 味の濃いもの(いわゆる「ドラフード」系)を食べる時や 友達がウマそうにビールを飲み下すのを見る時は、 本当にツラい。
産まれた翌日には飲んでやる、と思っていたのだが よく考えたら、授乳してる間も飲んではいけないのであった。 まだまだ断酒の道は長い・・・
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