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2012年12月07日(金) 広島、優勝おめでとうございます。

サッカー、トヨタクラブW杯が6日に開幕。初戦、開催国枠出場のサンフレッチェ広島がオセアニア王者のオークランドを1−0でくだした。そう、広島が2012シーズンJ1のチャンピオンなのだ。

筆者が開幕前に予想したJ1順位は以下のとおり。

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ところが、実際の順位はというと――

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2012シーズンで特筆すべきは、言うまでもなく、強豪といわれているガンバ大阪のJ2降格である。また、開幕前、有効な補強に成功したといわれたヴィッセル神戸の降格も予想外だ。もちろん、サンフレッチェ広島の優勝、そして、終盤まで優勝争いをしたベガルタ仙台の2位、筆者が降格と予想したサガン鳥栖の5位の健闘も驚きである。

筆者が優勝とした名古屋グランパスは7位、2位とした柏レイソルは6位で終わった。筆者の予想が的中したのは浦和レッズの3位、コンサドーレ札幌の18位(最下位)の2チームの順位だけであった。

Jリーグの場合、開幕前の戦力で順位予想を行っても、シーズン途中で選手の移籍が発生するため、それが予想順位の変動の大きな要因として働く。たとえば、柏レイソルの酒井宏樹は開幕後の7月にドイツハノーファー96へ、また、セレッソ大阪の清武弘嗣も同じく7月にドイツの1.FCニュルンベルクへ移籍してしまった。そのため、両チームとも大きな戦力ダウンとなり、順位低下の要因となった。

主力選手のケガも予想を難しくする。名古屋グランパスの場合、FWケネディが故障で試合に出られなかった。ストイコビッチ監督は、フォワード不在を乗り切るため、DF闘莉王をFW起用するなどして、チームを混乱させた。選手補強を怠って、急場しのぎで乗り切ろうとしたストイコビッチ監督の采配に問題が残った。

ガンバ大阪の場合、開幕前、DFの要であった山口智を千葉に放出し、日本代表のDF今野泰幸をFC東京から獲得し、万全の補強をしたとも言われた。ところが、守備陣が安定せず、序盤で負けを重ね、結局、最後まで守備の安定がはかられず降格となった。攻撃面においても、毎シーズン、優秀な外国人ストライカーの補強で上位をキープしてきたチームであることを忘れて、2012シーズンに限っては、外国人ストライカーの獲得を行わなかった。降格圏から脱せずに終盤を迎え、慌ててレアンドロ、家永を復帰させたが時すでに遅し失地回復に至らなかった。

広島の場合は、育成型クラブである。FW佐藤寿人が絶頂期を迎え、高萩、青山、森脇らの若い才能が開花した。地味なクラブであることから主力選手の移動も少なく、森安監督がチームの熟成に成功した。このクラブを踏み台にして、若い選手が世界へと、キャリアアップしていくことが望まれる。

来シーズン以降の広島は、若手有望選手の海外移籍が頻発するだろう。そのような状況になったとき、育成が間に合うかどうかはわからない。だから、毎年、優勝戦線に絡めるかどうかは疑問となる。でも、それが育成型クラブの宿命なのである。


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