へっぽこコラムもどき2
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2003年06月07日(土) |
つづき!「あずみ」悪役&北村監督 |
この映画、実は悪役の方々があまりにもステキなので、そんなところでも楽しめたね。 「佐敷三兄弟」長男一心役のエンケンさんは弟たちほどイカレてないかと思いきや、やっぱり かなりいっちゃってました。その点ではカクレンジャーの貴公子ジュニアを彷彿とさせるものが。 今回外見はヘビメタでもパンクでもないけどね。 いちばんびっくりしたのは三男の三蔵役、坂口拓くん。「VERSUS」のクールな主人公とは全く違う イカレ野郎で、さすがにすぐには結びつかなかったよ。テンション違い過ぎ〜! 密偵「長戸」榊英雄さんも「VERSUS」の人。すごい悪でホント怖かったんだけど、この役は味方だし 影であずみたち刺客を支える頼りになるお方。「飛猿」にやられちゃって深手を負いながらも最期まで きちんと仕事をして別れを告げて去って行く姿がカッコ良かったわ。 「飛猿」の松本実くん、ホントにびっくりするくらい猿顔。途中で入る「ウキャッ!」みたいな声が 更に猿度をアップさせてるよ。この人も「VERSUS」の時はそんなに猿じゃなかったんだけど。 でも「美女丸」になぶり殺しにされてる「ひゅうが」にとどめを刺してくれて、猿、結構いい奴じゃん。
でもって最高に楽しませてくれたのが「美女丸」のオダギリくんじゃない? 私的にはツボにストレート。原作読んだ時、もう「美女丸」はオダジョーでイメージして読んだんだけど 正直こんなにしっくりくるとは!「クウガ」の五代雄介や「サトラレ」の里見健一みたいな優しい男も やっぱり好きだけど、最近のちょっとアブナ系な役にそそられるものがあるわ。 いつも思ってることだけど、男はかわいいだけでもかっこいいだけでもダメ。色気がないとね! 「美女丸」色気がムンムン。って書くとやらしーな〜。ああダメだ、うまく表現できないや ボキャブラ不足ですんません。 とにかく!改めて惚れたぜオダジョー!ってことです。
ラストで流れる主題歌も最初は、どうなの?なんて思ってたけど意外にマッチしてたね。 あずみと美女丸のシーンで、カメラがグルグルしてたでしょ、あそこで私もユラユラしちゃった。 映画は飲まず食わずで集中して観るのが好きなんで、あれが空きっ腹にこたえたわ。
「VERSUS」のこと、前にウチの掲示板にわけわからんとか書いちゃったけど「あずみ」は ホント最高でした。北村監督ゴメンなさい。だって気持ち悪かったんだもんゾンビ。 「ALIVE」も「荒神」も「スカイハイ」も観ますです。
2003年06月05日(木) |
念願の「あずみ」やっと観れたよ! |
半年以上前から原作も読んで準備万端だったくせに、いざ公開されたらいろいろハプニングがあって なかなか観れなかったの。早くしないと終っちゃう〜って焦ってたんだけど、無事鑑賞出来ました。
やっぱり上戸彩ちゃんの「あずみ」は思った通りカッコイイね。立ち姿だけで惚れぼれするわ。 それと目ヂカラ!あの意思の強そうな瞳に吸い寄せられてしまう。 北村監督と山本Pは「金八先生」でブレイクする前から、彼女に目をつけていたそうな。スゴイよね。 確かに他の女の子を想像してみても、しっくりくるコはいないもの。原作者の小山ゆうさんも是非彼女で、 って考えていたらしいから、当たり前っていえば当たり前なんだね。
あずみBOYSも頑張ってた。いっぱい殺陣の稽古したんだろうなぁ みんなサマになってたね。 ストーリーは知ってる癖に、序盤の仲の良い者同士斬り合うシーンで既にウルウルと涙が。
じいの命令だとはいえ、驚いて戸惑っている仲間たちの口火を切った「うきは」。使命に忠実な「うきは」も 最後にはじいの命令に背いて敵に向かって行っちゃうのよね。あの表情は成宮くん上手かった。 それまで「自分」を抑えていた彼が、初めて自分の感情を見せた瞬間だよね。ゾクッとした。
いつもやんちゃな「ながら」も、敵と戦う時はすごい迫力で向かって行くけど、「飛猿」の前に立った時 いちばんいい顔してたよ佑磨くん。やっぱ顔立ちが整ってるから表情によって映えるね。 最後、瓦礫の中から出て来たのがとってもかわいらしかった。
使命を全うしたいと斬りあって、あずみに斬られた「なち」。旬くん渾身の死にザマだったよ。 彩ちゃんも『小栗旬くんの演技が凄くてつい引き込まれて』ってコメントしてたけど、まさにその通り! 私があずみなら(ありえね〜)反対に斬られたいわ〜斬って斬って〜!(壊)
「ひゅうが」の小橋くんはBOYSの中ではいちばんお兄さんだし、演技経験も豊富だから安心して 観ていられた。旅芸人の「やえ」を好きになって、その身を守ろうと戦う姿が男らしくて素敵。 でもやえの目の前で「美女丸」に生殺し状態にされてボロボロになった姿に涙。
最初は元気だったけど、忍者の毒にやられて弱っていく「あまぎ」。戦いの場面でもしっかり男らしかった 金子くん。あずみたちの足手まといになりたくなくて自決するところでは、かわいそうなんだけど、思わず 刀に手を伸ばしたところで、やめて〜イタイよイタイよ、なんて心の中で叫んでたわ。
残りの4人はちょっと扱いが簡単過ぎて可哀想かも。きっと殺陣は同じくらい頑張ったんだろうにね。
(つづく)
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