まるで御祭り。 |
今日は待ちに待ったMBS初の漫才賞レース、「第1回MBS漫才アワード」の生放送があった。
昼1時前から5時までの、約4時間の生放送。 大きく3部に分かれていて、1部が関西のMBS以外のテレビ局の賞レースの歴史を振り返りつつ、貴重な映像を見るというもの。 2部が、その漫才アワードの生放送。 3部が、漫才アワード優勝者が司会として初仕事をする、ベテラン勢を迎えての漫才番組。
もう、始まる前からかなりテンションが高くって、ドキドキしてて、めっちゃ楽しみだった!
生放送だし、ネタばれっちゅーのも違うかとも思うけど、一応ビデオで自分で確認するんや!という方のために伏字。読みたい方のみ選択して読んでください。
賞レースは、一回戦、二回戦に分かれていた。 一回戦は、まず決勝進出した8組が、ガチの抽選で(どう繋がっているのか分からない4本の綱が出てきて、8組が引き合い、繋がっていた2組が対戦するというもの。また真ん中に赤と青の印があり、赤側が先攻、青側が後攻。ネタの順番も綱に書かれていた。)、対戦する組み合わせを決めた。そして、2組ずつネタをした後、審査員10人が投票して勝ち負けを決めた。そして勝利した4組が、二回戦進出。 二回戦は、4組並列の勝負。1組ずつ、ネタをした後にすぐ審査員の審査。審査員10人は300点満点の持ち点があり(ネタ、キャラクターとあと1つ(忘れた)を、それぞれ100点満点で評価)、一般審査員(観客)100人は一人1点の持ち点で、おもしろければスイッチを押す。そして、今日までにインターネットやMBS社屋1階で投票してもらった人気投票の点数が加えられて、優勝者を決めた。(なんてややこしいんだ・・・)
まず一回戦。抽選の結果、 レギュラーvsザ・プラン9 チュートリアルvsロザン フットボールアワーvsキングコング 麒麟vs笑い飯 の組み合わせになった。(上からネタ順。左側が先攻) なんてーか・・・ほんと、まるで図ったかのような組み合わせ!(第一次一般投票のランキング通りの組み合わせやし。1・2位、3・4位、ってね)
で、その結果はというと、(数字は、審査員の投票の点数) 0:10で、ザ・プラン9の勝利! 10:0で、チュートリアルの勝利! 10:0で、フットボールアワーの勝利! 6:4で、麒麟の勝利! 寸評・・・というか、感想。 1、2、3組の点数が、全て10対0だったのがちょっと驚き。 でも、確かに差は僅差でも、やっぱりおもしろかったのはこっち!っていうのが、テレビ前で見てても結構肌で感じれた。感覚的に。 なんっていうか・・・、この中で私が一番ネタを見ているであろうロザンで言わせてもらうと、雰囲気がいつもと違う感じやねんな〜。なんか、二人の空気になってないというか、うわっついているというか。レギュラー、笑い飯もしかり。ただ、キングコングは結構良かったと思うけど、そこはフットがそれより上手だったということか。 賞レース、しかも生放送というプレッシャーかな〜。
そして、二回戦。 ネタの順番は、一回戦終了後にカードを引いて決めた。 ザ・プラン9、麒麟、チュートリアル、フットボールアワーの順。
ネタ直後の段階では、審査員10人と一般審査員100人の点数だけで、4組全てが終了した後に、人気投票の点数がさらに加えられて、優勝者の発表だった。 けれど、その人気投票の点数っていうのが、100を8組の人気投票の結果で割った割合の点数だったのでかなり少なく、ネタ直後の点数でほぼ結果が見えていた・・・。
最終的な点数結果は、 ザ・プラン9:211 麒麟:280 チュートリアル:315 フットボールアワー:357
・・・というわけで、「第一回MBS漫才アワード」の優勝者は、 フットボールアワー!! 正直、妥当と言うか。本命だっただろうなと。 何はともあれ、おめでとうございます! なお、優勝賞金は100万円、この後の番組の司会と、これから一年間MBSがバックアップしてくれるそうです。 そのバックアップ内容が、色々と紹介されてたんやけど、その中で注目したいのが、MBS制作の全国放送のドラマの出演!ド・ラ・マ!!一体、どんなのになるのでしょうか・・・。恋っすかみたいなのかな? それ以外のものは、色々な番組にゲスト出演みたいな感じらしい。 魔法のレストランとか、せやねんとか、ぷいぷいとか、ラジオも多数。 てか、せやねんとぷいぷい、フットはすでに準レギュラーやけどね(笑)
番組の頭から見てて思ったこと。 これは、他の賞レースに比べて緊張感があんまり感じられなくて、なんだか御祭り騒ぎって感じがした。 NHK、ABC、関テレ、読売の賞レースは、がっちりした賞レースで、緊張感も伝わってくるし、受賞した人の中には泪を流したりもあったりして、硬い感じ。 今回のと一番近い雰囲気なのは、M−1グランプリやと思うけど、M−1は緊張感と御祭り感では、緊張感の方が勝ってるけども、今回の方は若干御祭り感の方が勝ってるって感じ。また今回は、8組とも吉本で近い間柄やったからってこともあるやろうけど。 だから、見てて一緒に楽しくなれる賞レースみたいな感じで良かった! 今後も毎年あるやろうし、早くも来年のが楽しみだ。(早)
ではでは、今日はこのへんで。
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2003年08月31日(日)
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