2002年11月30日(土) ■

止められない

涙が枯れるほど　泣いてみても 悲しみが流されるわけじゃない 嬉しくても　泣けるのに 哀しくて流す涙は どうして止められないんだろう 涙が枯れるほど　泣いて･･･泣いて 泣き疲れてもまた溢れだす 消えることのない 想いとともに　溢れ出す どうして止められないんだろう

2002年11月29日(金) ■

欲張りなもの

言葉だけじゃ伝わらないもの 肌で感じる 温かさ 言葉なしじゃ伝わらないもの 触れられない 淋しさ 触れた途端　言葉は飾りに 離れたら　肌は冷たく どちらも必要 どちらもほしい 恋は欲張りなもの

2002年11月28日(木) ■

少しずつ･･･

昨日よりは今日 今日よりは明日 少しずつでいい わかりあうために 近づけたらいい 急いでしまえば 転んでしまうかもしれない 迷ってしまうかもしれない 少しずつでいい 真っ直ぐに ぞはにいくから

2002年11月27日(水) ■

悪魔と天使

悪魔の囁き　天使の誘惑 心に響く声は 闇にも光にもなる 信じなければ　悪魔 信じてしまえば　天使 闇と光が交差する 例え悪魔でも 仮面の下が闇とは限らない 例え天使でも 光ばかりとは限らない

2002年11月26日(火) ■

裸になって

あなたの前では　裸になって 心もからだも･･･ ありのままの私で 私の前では　裸になって 心もからだも･･･ ありのままのあなたで 愛するということ ありのままを　全てを 包み込んで･･･

2002年11月25日(月) ■

目をあけて

目を閉じて　心の奥を見つめる 浮ぶのは　かげろうのような姿 形にできない思い 目を開けて　心の奥に閉じましょう 浮ぶ姿が幻だとしても 大事にしたいものならば そっと　　静かに しまっておきましょう

2002年11月24日(日) ■

旅立ち

いつか旅立たなきゃ あの日から あの時から いつか旅立たなきゃ その腕から この想いから まだ その勇気がでなくても いつか旅立たなきゃ ここから･･･

2002年11月23日(土) ■

言葉の闇の中

偽りの言葉を 連ねても 何も感じない 駆け引きなんて いらない 言葉の闇で 惑わさないで 言葉の闇で 迷子にさせないで

2002年11月22日(金) ■

手紙

幾度も幾度も書いた手紙 何度書いても 何を書いても 届けることのできない手紙 燃やして灰にして 風にとばそうか だけど また私は書くだろう 届けることのできない この手紙を･･･

2002年11月21日(木) ■

淋しさ

淋しさを癒す術を 知っていたなら すぐに忘れられるのだろうか 誰ひとり 誰かのかわりになど なれないのに 埋めつくせるのだろうか 心の淋しさは 心でしか埋められない

2002年11月20日(水) ■

過ぎ去る時間

過ぎ去る時間の中で はっきりと覚えていた 面影がぼやけていく 過ぎ去る時間とともに 伝えられた言葉が 無力になっていく 過ぎ去った時間の後に ぬけがらだけの想いが 小さく残った 過ぎ去る時間は 止めることはできない 楽しいことも 切ないことも 過ぎ去る時間の彼方へ

2002年11月19日(火) ■

夢の中で逢えたなら

夢の中で逢えたなら すぐに抱きしめて 夢の中で逢えたなら すぐにキスをして 夢の中で逢えたなら すぐに醒めないで 夢の中で逢えるのなら 眠り姫になり 毎日夢を見つづける

2002年11月18日(月) ■

思い出して

忘れかけていたもの 失いかけたもの 思い出して かけがえのない時間 紡ぎあう心 思い出して 掛け間違えたボタン 直すように 一つずつ　思い出して 一つずつ　繋いでいく 思い出して その胸の中に･･･

2002年11月17日(日) ■

星

たくさんの星たち それぞれに輝いて 夜空を彩る はかなげでも たよりなげでも 寂しげでも 輝こうとする星たち 見つけて わたしという星を 蒼く孤独にひかる わたしという星を･･･

2002年11月16日(土) ■

真っ直ぐに

真っ直ぐに 瞳　 真っ直ぐに 心 あるがまま 飾ることも 隠すこともなく ただ 真っ直ぐに 見つめて 真っ直ぐに 伝えて 今すぐ 心のままに･･･

2002年11月15日(金) ■

エッセンス

逢えないときを 嘆くより 逢えた時を 夢みて 触れられない時を 淋しがるより 触れられることを 喜びに もどかしい距離も エッセンスになる せつなさの香り ほのかに･･･

2002年11月14日(木) ■

酔わせてよ

酔わせてよ ほんの少しでいいから ひと時の夢でも 醒めたくない まだもう少しこのままで ひと時の夢でも

2002年11月13日(水) ■

回り道

回り道したね たどり着くのが 遅くなっただけ 回り道したね 時間をかけただけ 無駄じゃない 回り道 それも道なんだよね 一本の歩んだ道 そして また一歩･･･ 回り道だとしても 歩いて行こう

2002年11月12日(火) ■

問う

何もできないまま 時間だけが過ぎ 何も言えないまま 想いだけが残る 言いたくて　言えない 逢いたくて　逢えない 触れたくて　触れられない 問う 言えないのに言いたい？ 逢えないのに逢いたい？ 触れられないにの触れたい？　と･･･ 何もしないまま 時間を過ごすのか 何も言わないまま 想いを残すのか　　と･･･ 問うのはわたし 答えるのもわたし

2002年11月11日(月) ■

教えて・・・

見つめていたい 何もかも 聞き逃さず どんな言葉も ふと緩む口元 ねぇ 何を言おうとしたの？ 教えて･･･ 何をしようとしたの？ ねぇ 教えて･･･

2002年11月10日(日) ■

甘えていいですか

ほんの少し わがままに 子供になって 甘えていいですか？ 気取らない 穏やかな優しさに 今だけは 甘えていいですか？ その腕の中 甘えていいですか？

2002年11月09日(土) ■

忘れないで

忘れないで 忘れないで 私も そしてあなたも 忘れないで･･･

2002年11月08日(金) ■

愛をください

愛をください 綺麗な言葉や 甘い言葉で飾った ガラスケースの中の 愛はいらない 荒っぽくてもいい 不器用でもいい 私だけのための 愛をこめてください 生きるために 愛をそそいでください

2002年11月07日(木) ■

言えない言葉

どうしても言えない言葉 幾度も心の中でつぶやけば ため息にとけていく いつか言えるときまで 素直になって 心から言いたい言葉になった時 ためらわず 伝えることができたらいいな

2002年11月06日(水) ■

もどかしい

想いのすべてを 伝えることのできない もどかしさ どんな言葉で 綴ってみても 表現しきれない いっそこの心 切り開いて見せれるものならば

2002年11月05日(火) ■

きっと・・・

決してひとりじゃないよ どんな時も いつでも 必ず見ている人が きっとそばにいる･･･ 何もいわなくても 何もしなくても 温かい眼差しで 差し伸べられた手 すぐそばに 誰よりもそばに きっとある

2002年11月04日(月) ■

何度も

出せない手紙を 何度も書き直して 届かない言葉を 何度も綴って 幾筋もの涙を 何度もぬぐって 眠れぬ夜を 何度も迎えて また同じことを繰り返す 哀しいことはよくわかっているのに 何度も何度も･･･

2002年11月03日(日) ■

たったひとりの夜

たったひとりの夜は 記憶の中のカケラ 寄せ集めて 身にまとう たったひとりの夜の 小さな夢物語 子守唄にして 眠りにつこう たったひとりの夜が 明ければもっと あなたの笑顔 思い出せるから

2002年11月02日(土) ■

運命（さだめ）

疲れたら休めばいい 急ぎたければ走ればいい 時間をかけても 急いでみても それが自分の決めたことなら 迷うことはない 自分の決めたことなら それが運命 決まったものでもなく 決められたものでもなく 自分の選んだ道 それこそが運命 望む運命は遠くとも･･･

2002年11月01日(金) ■

わからない

わからない わからない 人の心なんて わからない わからない 自分の心さえ 迷い込んだのは わたし？ あなた？ わからない わからない 分かり合いたいのに･･･