イカ墨のパスタをつくったら といっても正確にはいただきもののイカ墨ソースをあたため混ぜていたら、 といっても正確にはその前に袋あけるときしっぱいして思い切りこぼしてしまったら、 手に墨がついてお風呂何回はいっても落ちなくて いまもみょうに苦労人の手みたいになっています。
すごい威力。
あたしが なに信じててなに疑っててなに大事にしてるけど揺れたり悪意をいだいたり悪意にかんじたり窺ったり隠したりしていることが ほかのひとにわからないのとおなじに そのひとがなにを感じてたりなにをほんとうは思っていたりなにをどう、
必死に感じとろうとしても、わからないものはわからない
だから しかたないのだ しかたのないことなのだ
じぶんがじぶんで思って、ひとを想えばいいんだ
それしかないんだ けっきょく ひとはそれでもつながるって思わないと やってられないんだ
まもるものまもって、
たたかうべきはじぶん。
あぁこういうとき じぶんの顔の赤いのを 一瞬でも気にしてるじぶんに腹がたつ。
あいかわらずあたしのなかには 集合写真のカメラ勝手に意識して 真っ赤になって内またで背なかまるめて写真写ったちっこい子がいて ひとりで勝手に 勝手にどきどきしちゃうんだよね
ばかみたい。
こなーゆきーねえ
さいきんまた中央線が身近になっているこのごろです。
我ながらへぇ、とするくらいに気分がぐわぐわのきょう、電車にゆられてこのあたり通るとき、それでもやっぱりおもうのです。 ここいるときは、しゃんとしたじぶんでいたいのです。 猫背なじぶんでいたくないのです。 わたしにとって ここはそういう場所なのです。
一個一個の文があんまり気もちをつきさしかきまわすので、 読むのにとても時間とちからをつかってしまう、 言葉にして頭で整頓することをしなくなっていた気もちがどんどんよみがえってきてもやがはれてさらされてきて、その度にいろんな感情がふくらんでいつもちょっとなきそうな気分になってしまう、
この女の子はこのあともおおきくなっていきてくのだろうなぁ わたしはこの子がわたしの歳になったときの姿を読んだらまたぐわぐわになるのだろうか
なんだか気もちがむき出しにされてしまった。
これに
もやが掛かっていてはいけないのだ。
残念ながら。
残念ながら。
鼻のしたにできたニキビつぶしたら、
鼻血ぶーこみたいだってょ。
やっぱりかわっていないな
ふいなかんじに弱いこと
ひさしぶりにそうなって
また実感するのです。
おかあさんはバザーで買ったんだ、という桃色のコートをいまきています。 桃色、、なのだけどなぜかにあっています。 ときどきは毛糸のぼうしもかぶるので、そうするとちっちゃくてまんまるなこびとみたいになります。 帰るとき、よくおたがい手をぺたぺたさわってわかれます。 きのうはでかける用事があるというのでとちゅうまでいっしょに電車にのり、小金井でぺたぺたしてわかれたのでした。
立ちあがるときも降りるときもホームに立ったときもエレベーターを待っているときも、ちらっちらっとこちらをふりむいてひらひらと手をふっていました。 エレベーターにのるときに笑った顔は何歳だかわからないような表情でした。
ホームにいるひとの中にまざっていると、こびとはなんだかとくにちっちゃくたいせつに思えて、わたしはびっくりしたのでした。
きょう、癒しの会が企画されました。
赤裸々の会も、つづけて発案です。
ふふふふん♪
今年は小声でまめまき。
鬼も、いち、に匹しか退治できないかも。
でもきもちは負けんぞぃ。
きんじょのこどもくらいでかいぞぃ。
やっぱりこのまちうろついてるときもちがスィスィします。
あいかわらず、うかがう距離をとりながら
それでも息ぬく、わたしなのです。
二月だー!
あせっちゃだめだ二月。
へこんでちゃだめだ二月。
くふうすればいい二月。
おのれみつめる二月。
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