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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


【冒頭の抜粋(英語)】
【レビューリンク】

2004年03月31日(水) ■
魔女学校の転校生 / 夢色十夜 2、3の巻 読了 / 3月のまとめ

●読了:The Worst Witch Strikes Again(Jill Murphy)
 ≫感想はこちら

●読了:夢色十夜 2の巻(かわいゆみこ)
●読了:夢色十夜 2の巻(かわいゆみこ)
 ≫感想はこちら
日記に書いて済ませようかと思ってたけど、かえって面倒なので別ページにした。ま、この方が表紙が揃ってて良いでしょう。

▲講談社ミステリーランド近刊(4/28発売)
探偵伯爵と僕(森博嗣)¥2000
いつか、ふたりは二匹(西澤保彦)¥2000
鬼人伝 神の巻(高田崇史)¥2000
 ↑1月に発売された鬼神伝 鬼の巻の続編

●3月のまとめ
≫買った本 
洋書  5冊  ¥ 8,829
和書  43冊 ¥10,857
--------------------------
計   48冊 ¥19,686

≫読んだ本
洋書  7冊   1,912p
和書  15冊  4,566p
--------------------------
計   22冊 6,478p

≫お気に入り本
【Magic's Price : Last Herald-Mage 3 (Mercedes Lackey)】
【Under Gemini(Rosamunde Pilcher)】
【光の帝国 : 常野物語(恩田陸)】
【未明の家 : 建築探偵桜井京介の事件簿(篠田真由美)】
【本朝妖怪盛衰録 豆腐小僧双六道中ふりだし(京極夏彦)】
【永遠の森 : 博物館惑星(菅浩江)】
【果しなき旅路 : ピープル・シリーズ(ゼナ・ヘンダースン)】
こゆるぎ探偵シリーズ(たけうちりうと)
  ≫その他の本はこちら



2004年03月30日(火) ■
夢色十夜(かわいゆみこ)読了

●読了:夢色十夜(かわいゆみこ)
内容(「BOOK」データベースより)
学習院、東京帝国大学と、共に過ごした倉橋千歳と鷹司惟顕。倉橋は、海軍中将を父に持ち、厳格な家庭に育った若手の有能弁護士。片や鷹司は、鷹司公爵家の末子で、母校の東京帝大で教鞭をとる若き日本民俗学者。境遇は違うが、共に何故か魅かれ合う親友同士。倉橋は、鷹司公爵家の年始の会に出席、公爵邸の古い土蔵で、ある怪奇現象を体験する。だが、その背景には、哀しい秘話が隠されていた…。第一話「自鳴琴抄」を初めとして、「薄氷」「夢の迷い路」を収録。昭和初期、ロマン豊かな時代を背景に、妖しくも哀しい物語を情趣たっぷりに描く、怪奇幻想小説の傑作。


おもしろかった。倉橋と鷹司、つかず離れず、親友のような恋人未満のような2人がいい雰囲気。「こゆるぎ探偵シリーズ」は色恋沙汰メインで濡れ場ありだったけど、このシリーズは「惹かれ合っている」止まりという設定(この差は大きいでしょう)。どうということはない「不思議な話」がオムニバス式に続くのだけど、穏やかで柔らかい感じで読みやすかった。『夢色十夜』ということは夢十夜(夏目漱石)へのオマージュなんだろうか、3話とも幻想的な夢のような話ではあった。第1話「自鳴琴抄(じめいきんしょう)」は鷹司惟顕(たかつかさよしあき)の祖父の姉妹にあたる女性の悲恋物語。蔵に出る幽霊の正体は? 第2話「薄氷(うすらい)」は倉橋千歳が鬼の霍乱で重い風邪にかかる話。そこから「病気」をキーワードにして倉橋と鷹司の学生時代の回想が入る。 第3話「夢の迷い路」は倉橋と鷹司が奈良の吉野へ桜を見に行き、倉橋がとりこまれそうになる話。この話が一番よかった。

▲新刊:古き城の住人 : 英国妖異譚 7(篠原美季) [amazon]
2004/04/05発売 236ページ ISBN:4-06-255730-4 550円 講談社X文庫ホワイトハート
<内容紹介>
王子様の登場を待っているのは……!?
グレイの妹の誕生パーティに招かれたユウリとシモン。そこで、ユウリは古風なドレスを着た貴婦人を見てしまう。ますます快調!「英国妖異譚」シリーズ第7弾!!
グレイの妹、ビヴァリーの誕生パーティーに招待されたユウリとシモン。ビヴァリーへの両親からのプレゼントは、天蓋(てんがい)付きのアンティークベッドだった。そのベッドに取り憑かれる恐怖を感じるユウリ。また、ビヴァリーも、その日から日に日に体力が弱っていった。アシュレイのコレクションだったという、そのベッドには、いったい何が――!?



2004年03月29日(月) ■
宇宙の呼び声(ロバート・A.ハインライン)読了

●読了:The Rolling Stones(Robert A. Heinlein)
 翻訳≫宇宙の呼び声(ロバート・A.ハインライン)
感想をどうしようか迷い中。今書ける感想は一昨日の日記であらかた書いてしまったし、もっと深く踏み込んで書くには理解度がいまいち不安だ。近いうちに翻訳で読みなおそうと思うので、これ以上の感想はとりあえず保留にする。

●買った本@ブックオフ 和書2冊¥157
若旦那・危機一髪! : こゆるぎ探偵シリーズ(3)¥100
悪魔の機械(K・W・ジーター)¥100

『悪魔の機械』は100円で落ちてたので拾っておいた。
『若旦那・危機一髪! : こゆるぎ探偵シリーズ(3)』をさっそく読了。いいねー、このシリーズ好き! こちらの書評(真ん中あたり)にピッタリの評があって感動してしまった。有閑倶楽部な感じ。そうそうそう! 金持ちの育ちの良い暇人が集まって何か面白いことない?とワイワイガヤガヤ、祐太朗と楓の恋愛や、色々な日常的な軽い事件が次々描かれる感じがそれっぽい。年齢的&内容的に「紳士倶楽部」よりも「有閑倶楽部」って雰囲気だよねぇ。
楓がかわいいし〜。2つ目の話の冒頭の祐太朗の父がぼやくシーンでは(不覚にも)ゲラゲラ笑ってしまった。サトさんが大島邸に乗り込むところも最高だ。この4冊で終りなんだよね、もっと読みたい〜! 



2004年03月28日(日) ■
こゆるぎ探偵シリーズ(たけうちりうと) 他

●買った本 和書9冊¥1680
天使の血脈(上)(篠田真由美)¥200
聖杯伝説(篠田真由美)¥200
若旦那・空を飛ぶ : こゆるぎ探偵シリーズ(1)(たけうちりうと)¥200
若旦那と愉快な仲間たち : こゆるぎ探偵シリーズ(2)(たけうちりうと)¥100
野原のロマンス : こゆるぎ探偵シリーズ(番外編)(たけうちりうと)¥100
夢色十夜(かわいゆみこ)¥200
夢色十夜(3)(かわいゆみこ)¥200
水に映る月(由比まき)¥200 BL
風に舞う花(由比まき)¥200 BL

う〜ん、さすがまんだらけ、ライトノベルとBL小説はよく揃ってるねー。由比まき『水に映る月』『風に舞う花』の2冊は日舞の世界を描いたBLもの3部作の2、3作目。作者も日舞をやっているとかで、マニアックな描写が印象的。だけどキャラクターやストーリーは薄いー。う〜ん。でもまぁラピスだし、こんなもんか。
こゆるぎ探偵シリーズ3冊も読了。こちらの方がずっと面白かった。パレット文庫だからこれも(表紙の2人の)そういう話。凝った設定&描写が今市子の表紙と挿絵と合っていてなかなか。今市子の絵、好きだなぁ。この人の濡れ場ってなんかインパクトあるんだよね・・・何が書いてあるわけじゃないのに! このシリーズはあと若旦那・危機一髪! : こゆるぎ探偵シリーズ(3)と合わせて全4冊で完結らしい。



2004年03月27日(土) ■
宇宙の呼び声(ロバート・A.ハインライン)@12章

●読書中:The Rolling Stones(Robert A. Heinlein)@12/19章
 翻訳≫宇宙の呼び声(ロバート・A.ハインライン)
おもしろいけど、【レッド・プラネット】の時ほど楽しめてない・・・かも。ストーン一家が宇宙船に乗ってあちこちへ行く話だから、メカニックな話、家族全員が船員に成り切った会話について行けてない(面白さがわからない)みたい。
あとこの話、設定はSFではあるんだけど、実際に書いてあることがものすごくレトロで日常的。そのギャップがなんとも・・・レトロすぎちゃって宇宙の広がりを感じられない。カスとポルの15歳の双子が「金を稼ぐ」「ビジネス」だと言って始めた事業が中古自転車の販売だったり、途中行きあった別の宇宙船で病人が大勢出たと言うから、どんなに大変な伝染病なのかと思ったら麻疹だったり。(^^;もう、なんだかなー。これはこれで笑えるが、ちょっとふざけてるのかなと思ってしまう。この本の初版は1952年、半世紀以上前・・・エイズやエボラ出血熱が発見されるより遥か昔だ。
12章に入って、表紙のあちこちに浮かんでる茶色い物体が登場! これは「マーズ・フラットキャット」と呼ばれる火星の生物らしい。(火星人、と言えなくもないか・・・ byカス)これが、これから宇宙船の中でうようよ増殖するらしい(笑)
ていうか、誰か音楽鑑賞とSF両方に明るい人、ザ・ローリング・ストーンズとこの本の関係について教えてくれません?

▲お菓子職人の殿堂『自由が丘スイーツフォレスト』へ行ってきました。もー、ケーキ食べすぎ・・・。きび餅団子(バター醤油味)が美味かった。女子供だけかと思ったら、男性客も結構沢山いてケーキをほお張ってた(そりゃそうよね、甘いもの嫌いなら最初から行かないか)。よく思うけど「男は甘いものが嫌い」という説は絶対ウソだ。味覚に性別は関係ない。
*土日は2時〜3時頃になると混んで入場制限が入ったりするみたいだから、その前に行くと席が取りやすいと思う。

●買った本 和書7冊¥1732
"柊の僧兵"記(菅浩江)¥100
メルサスの少年 : 「螺旋の街」の物語(菅浩江)¥100
天使の血脈(下)(篠田真由美)¥100
不思議の国のアリス・ミステリー傑作選(中井英夫・他)¥250
オズのつぎはぎ娘(ライマン・フランク・ボーム)¥250
悪魔の見習い修道士 : 修道士カドフェルシリーズ(8)(エリス・ピーターズ)¥350
海と炎の娘 : イルスの堅琴 2(パトリシア・A.マキリップ)¥500

●新刊:ペンドラゴンと王者の剣 エルフの黄昏(ジャン=ルイ・フェトジェンヌ)[bk1]
本屋で見かけた新刊ファンタジー。原語はフランス語、3部作の1作目らしい。表紙がキレイ♪
<内容>苦戦の末、冥王を破ったエルフ・ドワーフ・人間の三種族。平和は守られるはずだったが、ある事件をきっかけに、世界は再び壮絶な闘いに巻き込まれていく…。本国フランスでベストセラー。エルフファンタジー三部作第一弾。



2004年03月26日(金) ■
永遠の森 : 博物館惑星(菅浩江)読了

●読了:永遠の森 : 博物館惑星(菅浩江)
内容(「BOOK」データベースより)
地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館―"アフロディーテ"。そこには、全世界のありとあらゆる美術品、動植物が収められている。音楽・舞台・文芸担当の"ミューズ"、絵画・工芸担当の"アテナ"、そして、動・植物担当の"デメテル"―女神の名を冠した各専門部署では、データベース・コンピュータに頭脳を直接接続させた学芸員たちが、収蔵品の分析鑑定・分類保存をとおして、"美"の追究に勤しんでいた。そんな部門間の調停をつかさどるのが、総合管轄部署の"アポロン"。日々搬入されてくる物品にからむ、さまざまな問題に対処するなかで、学芸員の田代孝弘は、芸術にかかわる人びとの想いに触れていく…。至高の美とはなにか。美しさを感じる人間の感情とは。―星雲賞受賞の俊英が叙情性ゆたかに描く、美をめぐる九つの物語。


おもしろかった。【果しなき旅路 : ピープル・シリーズ(ゼナ・ヘンダースン】に続いて、これもソフトSF。「美」がテーマということで、話の舞台になる未来の博物館の展示物(人、物)をめぐる九つのエピソードが、連作短編集の形でつづられる。読みながら頭に浮かぶビジュアルイメージがものすごく美しかった。ファンタジックで叙情的な美しい部分と、頭脳に端末を生め込んだ「人間コンピュータ」な学芸員たちという電脳的な描写が、違和感なく1つの文章に同居しているのが面白い。
学芸員たちの日常生活は不思議で面白くて、ちょっと怖かった。コンピュータから離れたくてももう切り離せない存在って・・・。主人公の学芸員、田代孝弘のキャラクターが私的には微妙なところ。嫌いじゃないけど、あの鈍さには近親憎悪が掻き立てらしてイライラしてしまった(特に後半)。読みながら感じる人間の息遣い、その湿気みたいなものはさすが日本人作家のSFだなと思った。どの話もそれぞれ良かったけど、「享ける形の手」と、後半は孝弘と美和子のラブストーリーのところが特に印象に残った。
この本とは何年も前からすれ違ってたのに、もっと早く読めば良かった! SFと言っても「サイエンス・ファンタジー」って感じなので、SFは読まない人、ファンタジーな人も普通に話に入れると思う。



2004年03月25日(木) ■
色々・・・(田中真○子氏の長女 他)

▲田中真○子氏の長女
文○のアレ、コメントしてる人を見てて思うけど、ちゃんと記事読んで言ってんのかなぁ。私にはあれのどこが問題なのかワカリマセンです。あんな短くて簡潔で、当の長女さん以外の関係者は名前すら出ていないぬるい記事のどこに目くじらを立てるほどのことがあるのか・・・。充分配慮はされてると思うけど。
いやまぁ、田中○紀子氏の長女さんが「私人」だとするならそれだって問題なわけだけど、あの田中家の長女に生まれた以上それは無理ってものだと私は思う。あの記事が「被害者が重大で著しく回復困難な損害を被るおそれがある」としたら、週刊誌の記事なんて全部そうでしょう。○春が後に引けないのも分かるよ。一事が万事、見せしめ・・・つか、私は逆に長女さんの売名行為じゃないかとすら思ってしまったくらい。あんなありふれてて面白くもない記事、無視して放っておけば問題にもならずに通り過ぎるだけだったと思うんだけどなー・・・。

▲渋谷にあった洋書古本屋Blue Parrotが、高田馬場駅から徒歩1分の新店舗にお引っ越しするそうな。4倍の大きさになって4/1にリニューアルオープン。噂に聞くだけで行ったことないんだけど、4/1って言ったらもうすぐ? 行ってみたいけど、場所はどこだろう(住所書いてなくない?)。しかし、渋谷→高田馬場というと、微妙に「都落ち」のような・・・(^^; イエイエ、ゴホンゴホン。

●Ingathering: The Complete People Stories of Zenna Henderson(新装完全版)
昨日読んだピープルシリーズの原書を買おうか迷い中。未訳作品も入ってるらしいし、原文で読んでみたいなぁ。

●図書館
フューチャー・イズ・ワイルド(ドゥーガル・ディクソン)
架空の博物誌。平行植物と同じで、ファンタジーと思って読めばおもしろそう。こういう本はイマジネーションが刺激されるからけっこう好きだ。

●買った本 和書1冊¥105 その他¥410
聖域の雀 : 修道士カドフェル(7)(エリス・ピーターズ)¥100
ジパング ツーリング・エクスプレス特別編(河惣益巳)¥390



2004年03月24日(水) ■
果しなき旅路 : ピープル・シリーズ(ゼナ・ヘンダースン)読了

●読了:果しなき旅路 : ピープル・シリーズ(ゼナ・ヘンダースン)
〔ピープル・シリーズ〕女教師ヴァランシーが赴任したのは、谷間のゴーストタウンさながらの鉱山町。そこで掟に縛られ、隠れるようにして住んでいる人びとこそ、じつは、遠い星からの難民、超能力さえもつ〈ピープル〉だった……ヘンダースンが故郷をうしなった者の悲しみ、同胞愛を謳いあげた連作短篇の長篇化
*原書はIngathering: The Complete People Stories of Zenna Henderson(新装完全版)に再録されている。

先日読んだ【光の帝国 : 常野物語(恩田陸)】の元ネタだというので買ってきた本。遠い星からの難民がひそかに暮らす町。全員が超能力者である≪同胞≫の子供たちが行く学校へ≪外界人≫の先生がやってくる。その町での出来事、地球へ不時着した時に離れ離れになった人々とその子孫のエピソード、能力ゆえに孤独になってしまう人たちのそれぞれの物語が連作短編形式でつづられる。
なかなか面白かった。原題はPilgrimage(Zenna Henderson)で、タイトルから分かる通りけっこう宗教的。≪故郷≫が「約束の地」だとか、≪同胞≫の能力は聖書に出てくる聖人たちの能力に近いような気がするとか・・・まぁ、そういうのも含めて、全体に漂う終末的な感じがなかなかよかった。透明な哀しみと故郷への愛着、同胞愛をテーマに繰り返される同胞たちのエピソードは『光の帝国 : 常野物語』と似ているけど、より切実で哀しさの方が強かったかな。読みながら不思議な気分だった。
読んでみて気がついたけど、もしや【Ormingat Trilogy(シルヴィア・ウォー)】もこの本からの派生では。



2004年03月23日(火) ■
宇宙の呼び声(ロバート・A.ハインライン)@4章

●読書中:The Rolling Stones(Robert A. Heinlein)@4/19章
 翻訳≫宇宙の呼び声(ロバート・A.ハインライン)
ファンタジーじゃないものを読みたくなって、ミステリとどちらにしようか迷ってSFになった。冒頭からストーン家の"Unheavenly Twins"、翻訳では〈悪たれ双子〉のカスター&ポルックス・ストーン、2人の会話が面白い! 2人ともすごく頭がいいみたい。目的があって誰かを説得するみたいな時、カスとポルが以心伝心でババッと役割分担して口で言い負かす、形成が悪くなって追い詰められると最後にはダブルで総攻撃!(笑) いやぁ、常識人らしい親父さんのロジャー・ストーンを相手に、あの手この手で迫るあたり・・・生意気ざかりの口が達者な15歳がダブル攻撃とは、親父さんも大変だぁ。天才っていうか、もう、めいっぱい悪ガキって感じ。いいねぇ、おもしろい。
親父さんは月の"ルナ・シティ"の元市長。祖母のヘイゼル・ストーンは『月は無慈悲な夜の女王』にも出てくる人で、ここでは95歳のやり手のばーさまとして登場。月の開拓者だった人らしい・・・往年の英雄というやつ?このばーさまがまたスゴイんだ・・・。 

内容(「BOOK」データベースより)
カスとポルは15歳。発明の天才にして商売上手、ルナ・シティでは有名な〈悪たれ双子〉だ。今回の宇宙旅行でも、何やら大儲けを企んでいるようだ。父親のストーン氏は不安だった。双子だけではない。祖母も母親も姉も末の弟も、いずれ劣らぬ要注意人物なのだ。ただではすみそうにない…かくして、ストーン一家を乗せた〈ローリングストーン〉号は、波瀾含みの宇宙へ旅立った



●アマゾン / スカイソフトから
 (洋書3冊¥3409 和書2冊¥1491 その他¥3192)
≫永遠の森 : 博物館惑星(菅浩江)¥760
SF連作短篇集。SFマガジンに載ったものをいくつか読んだことがあって、いつかちゃんと通して読もうと思っていたもの。やわらかくて美しい感じだったと記憶している。
≫薔薇の荘園(トマス・バーネット・スワン)¥660
ファンタジー・ブックガイド(石堂藍)で見て。
≫The Valdemar Companion(John Helfers, Dennis Little,ed)¥1492
やっぱり登場人物が多くて混乱するので、資料として欲しくなって。アマゾンにないので、スカイソフトで頼んだらちゃんと届いた。
≫Only You Can Save Mankind(Terry Pratchett)¥1093
プラチェットのディスクワールド外のシリーズ"Johnny Maxwell Trilogy"の1作目。
≫The Carousel(Rosamunde Pilcher)¥662
先日1冊読んだので、1冊在庫を補充した。
≫DVD パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち¥3040

**参考
*【ファンタジー・ブックガイド掲載書籍リスト@有里さん】
*Johnny Maxwell Trilogy(2004.2.27の日記)



2004年03月22日(月) ■
Pure Dead Wicked(Debi Gliori)読了

●読了:Pure Dead Wicked(Debi Gliori)
<内容>
人里離れた古城に住むストレーガ・ボルジア一家。ある朝、マーケットへ買出しに行こうと車に乗り込もうとした時、とつぜん城の屋根が音を立てて崩れ落ちてきた!? 壊れ果てた先祖伝来の城の屋根は一朝一夕で直せるような状態ではなく、城の工事の間、一家は揃って一番近くの町のホテル "Auchenlochtermuchty"へ泊まることに。パンドラ、タイタス、まだ赤ちゃんの妹ダンプ、両親、そして一家お抱えの使用人と獣たちが揃って泊まることになったホテルは、連日連夜大混乱。
そして、パンドラが飼っている大蜘蛛とネズミたちと、地下で凍ったまま眠りについているご先祖のお祖母さまが残る城では、工事関係者たちの不穏な陰謀が進行中だった。

【Pure Dead Wicked〜4章】
【Pure Dead Wicked〜17章】
【Pure Dead Magic(前作、1作目)】

うーん、まぁまぁ? 面白くなかったというより、今回は面白さに気がつけなかった、といった方が正しいかも。一見子供の本だけど、遊びやパロディ、ブラックジョークが文章の中に散らばっているタイプの児童書。表面だけサラッと読むと、ストーリーはハッキリ言って「くだらない」んだけど・・・こういうのはピントが合わないと話に乗れないし、面白さに気がつけないんだよね。実際、時々ピントがバシッと合うところでは、ゲラゲラ笑えたりしたし。・・・難しいなぁ。



2004年03月21日(日) ■
買った本色々

●ブックオフ 和書5冊¥1650
修道士の頭巾 : 修道士カドフェルシリーズ(3)(エリス・ピーターズ)¥350
聖ペテロ祭殺人事件 : 修道士カドフェルシリーズ(4)(エリス・ピーターズ)¥350
氷のなかの処女 : 修道士カドフェルシリーズ(6)(エリス・ピーターズ)¥350

村の日記(ミス・リード)¥105 角川マイディアストーリー
果しなき旅路 : ピープル・シリーズ(ゼナ・ヘンダースン)¥450
 ≫先日読んだ【光の帝国 : 常野物語(恩田陸)】の元ネタだという本。

今日は初めての店へ行ってみた。かなり迷って買わなかったのが『テイルチェイサーの歌』(タッド・ウイリアムズ)。原書はTailchaser's Song。これ、ずっとPBで買おうかと思ってた本で、読んでみたらやっぱり猫だらけで面白そうで〜。でも擬音語とかカタカナだらけの猫の名前とかは英語で読んだ方が面白そうだしなぁ、と思って。う〜〜。
冬物語(タニス・リー)も100円で落ちてたけど、やめておいた。タニス・リーはもともとファンではないのに、すでに積読本が多すぎなので。アヴァロンの霧シリーズ全4巻(マリオン・ジマー・ブラッドリー )はまた揃ってたし、夏の樹(ガイ・ゲイブリエル・ケイ)や吟遊詩人トーマス(エレン・カシュナー)もまた100円で落ちてた。う〜ん。でも見るたびに拾っててもしょーもないしねぇ。



2004年03月20日(土) ■
Pure Dead Wicked(Debi Gliori)@17章 / エンピツユニオン

●読書中:Pure Dead Wicked(Debi Gliori)@17/32章
半分まで。この週末で終わりたかったんだが、無理かも。
相変わらずのドタバタコメディ、面白くないというより、ピントが合ってない感じ。ガチョウの血から作ったピンク色をしたクローンとか、下ネタとか、読んでて「くだらない」と思ってしまうんだけど、小さい頃に読めば違ったかな。
【Pure Dead Wicked〜4章】
【Pure Dead Magic(前作、1作目)】

▲エンピツユニオンに加入。
この日記を借りてるエンピツ日記ユーザーの同盟。バナーを並べて貼りたくて・・・! 本家ソックリのサイトデザインも最高。

▲メモ:ばかパソ同盟
WEB√のミニバナーファクトリーの一部。「生まれ変わりたいので、再インストールしてください」に惚れました。



2004年03月19日(金) ■
嗤う伊右衛門(京極夏彦)読了

●読了:嗤う伊右衛門(京極夏彦)
 ≫感想はこちら
先日、『巷説百物語』の第1話"小豆洗い"を読んだところで、あちらに出てきた"小股潜りの又市"は『嗤う伊右衛門』で初登場(?)と知って先に読むことにした。つらい、苦しい、悲しいことを主に描いた話だから、読んでいて楽しいとは思えなかったけど、客観的に評すると誉め言葉しか出てこないなぁ。おもしろかったです。

内容(「BOOK」データベースより)
疱瘡を病み、姿崩れても、なお凛として正しさを失わぬ女、岩。娘・岩を不憫に思うと共に、お家断絶を憂う父・民谷又左衛門。そして、その民谷家へ婿入りすることになった、ついぞ笑ったことなぞない生真面目な浪人・伊右衛門―。渦巻く数々の陰惨な事件の果てに明らかになる、全てを飲み込むほどの情念とは―!?愛と憎、美と醜、正気と狂気、此岸と彼岸の間に滲む江戸の闇を切り取り、お岩と伊右衛門の物語を、怪しく美しく蘇らせる。四世鶴屋南北『東海道四谷怪談』に並ぶ、著者渾身の傑作怪談。



2004年03月18日(木) ■
Magic's Price(マーセデス・ラッキー)読了

●読了:Magic's Price(Mercedes Lackey)
 ≫感想はこちら
おもしろかった。この本のヴァニエル君とステファンて、ちょっとフロドとサム入ってない? 翻訳じゃなくて原書の方の(*指輪は、翻訳と原書ではキャライメージが全然違います)。あと、アッシュと英二(@Banana Fish)も。ヴァニエル君の強くて弱いところとか、ステファンがくっついていくところがな・・・。銀髪のキラキラしいヴァニエル君(年齢不詳)にピッタリくっ付いた17歳のステファンと、それを心配そうに見守るコンパニオン(神馬)Yfandesと。
読んでる最中、脳内ビジョンがやたらとリアルだと思ったら、どうやら私は映画のロード・オブ・ザ・リングに影響されたらしい。Forest of Sorrowsはなんだかロスロリアンみたいだったし、Ice Wall Mountainsは滅びの山やその周辺の谷を一面雪で覆ったみたいな感じだったわ。Taylendrasなんて(脳内ビジョンでは)まんまエルフだ。いいのかなぁ、これで(^^;

Mercedes Lackeyの次の本はヴァルデマールシリーズ以外にする予定。The Fire Rose(美女と野獣ネタ)とか、The Serpent's Shadow(白雪姫ネタ。1909年のロンドンが舞台、コナン・ドイルやドロシー・L・セイヤーズのピーター・ウィムジィ卿へのオマージュでもある)あたりの昔話ネタの本を。



2004年03月17日(水) ■
DVD パイレーツ・オブ・カリビアン

▲DVD:パイレーツ・オブ・カリビアン
借りてきたDVDを見る。おもしろかったー! 指輪のエルフの彼とジャックがもう最高。こういう映画大好き! 大娯楽版、楽しくて楽しくてスリル満点で最高だった。さすが某ネズミ社の映画、ネズミの国の「カリブの海賊」そのままの場面がいっぱいで大喜び。檻に入れられた海賊たちが(鍵を首につけた)犬を呼ぼうとするシーンとか、町を襲うシーンとか。剣で戦うシーンもよかったな〜! 最初の方のウィルとジャックが会うところの剣のやり取り、最後の洞窟の中での戦い、船の上の骸骨対海軍の白兵戦、骸骨と幽霊船・・・最後のジャックを助けに来るところもすごかったし〜。何度も見たいのでDVDを買ってこようかな。



2004年03月16日(火) ■
Magic's Price(マーセデス・ラッキー)@14章

●読書中:Magic's Price(Mercedes Lackey)@14/19章
前にこの本のことを書いたのは・・・1週間前か!? ひ〜! 毎日ちゃんと読んでるのにー。
残り100ページちょっと。ステファンがRandale(死にかけている王)に癒しの音楽を奏でる一方、ヴァニエル君はヴァルデマール王国の危機に駆け回り、数ヶ月会えないことも。次の国王Treven、そのパートナーでヴァニエル君の娘のJisaはRandeleの死と次の時代へ対応するために、着々と準備が進められる。
そんなこんなで、ヴァニエル君はいつもギリギリで余裕がない感じ・・・なんだかステファンがかわいそう。前からヴァニエル君はそういう人だけど、でもずっと年下のステファンの身になって考えると、この状況はキツイものがあるんじゃないのかなぁ。ステファンは吟遊詩人(音楽家)であって、ヘラルドじゃないし・・・。
それに、なんだかこのままで行くと、結末あたりでヴァニエル君が死にそうな予感がするんですケド・・・どうか外れますように。

▲ラジオドラマ『しゃばけ』(NHK-FM 10:45-11:00pm)
うわ〜〜、もう子供の頃の若だんながかわいい〜〜〜! 佐助&仁吉と会うところは本当にイメージした通りで、お祖父さんとの会話も、もう私の脳内音声そのままって感じ。うわ〜〜。妖怪たちもかわいいし〜〜!(≧∇≦)
でも、15分は短い。やっと話に入れたと思ったらもう終り・・・30分くらいまとめてやって欲しいなぁ。

▲ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻
【¥4,000 発売日2004/09/01 上下巻2分冊分売不可 アマゾン予約特典】
あぁ〜、結局タイトルは「不死鳥の騎士団」なのか。団体の固有名詞なんだから絶っっ対「フェニックス騎士団」の方がカッコイイと思うんだけど。・・・でもシリーズで並べた場合「不死鳥の騎士団」の方が収まりがいいってのはあるか。「ハリー・ポッターとフェニックス騎士団」だと「の」が入らないしね。
あとbk1の予約特典、「イギリス旅行が抽選で1名様に当たる!」と「bk1携帯ストラップを抽選で100名様にプレゼント!」 ってショボすぎ! そんな低い確率「予約特典」とは言わないって(−−) 予約した人全員がもらえてこそ「予約特典」だと思うぞ。もっとがんばれbk1!



2004年03月15日(月) ■
Five on a Treasure Island : Famous Five 1(Enid Blyton)読了

●読了:Five on a Treasure Island : Famous Five 1(Enid Blyton)
 翻訳≫フェイマス・ファイブ 宝島への大冒険
まぁまぁ、かな。勢いよく読んだからそれなりに楽しかったけど、メインディッシュには足りない感じ。
非常〜に類型的な作品だと思う。よくも悪くも、その一点に尽きる。よくあるキャラクターたちがよくあるストーリーを展開した末に、よくある結末にたどりつく。安心して読める反面、やっぱり物足りないなー。最初の数十ページを読んだ時点で目次の章タイトルを見たら、残りの展開の想像がついてしまった。
男の子と女の子のそれぞれの描き方も、きちんと古き良き役割分担に則ったよい子という感じ。私には最後までジュリアンとディックの見分けがつかなかった。ジョージも、どうせなら徹底して男の子になりきってしまえばいいのに、中途半端に「女の子」してて、この辺が限界なんだろう、と思った。
な〜んて分析してしまう自分が悲しい。この本は子どもの頃に読みたかった・・・。小学生の頃に読んだら夢中になってたかもしれない。
*TVドラマ版あり

▲ラジオドラマ『しゃばけ』(NHK-FM 10:45-11:00pm)
日本語の音声だけのドラマって、小さい頃に聞いたお話のテープ以来かも・・・と思いながら、聞きました! うん〜、若だんなの声がちょい微妙だけど、おおむねOK。効果音がホントに効果的でおもしろかった。くすくす笑う妖怪たちの声なんて、まったくイメージ通りで嬉しくなってしまった。
明日も聞こうかなー。

●買った 洋書1冊$29.74≒¥3300 和書3冊¥1050
Song for the Basilisk(Patricia A. McKillip)
例によってマキリップの未訳、入手困難本。古本だけど、新品同様にキレイ。もーっ、これも表紙にうっとり〜。早めに読みたいよ〜!
六番目の小夜子(恩田陸)¥300
月の裏側(恩田陸)¥350
パンプルムース氏対ハッカー(マイケル・ボンド)¥400



2004年03月14日(日) ■
Pure Dead Wicked(Debi Gliori)@4/32章

●読書中:Pure Dead Wicked(Debi Gliori)@4章
先月末に洋書バーゲンで買った本(¥500)、Pure Dead 3部作(?)の2作目をなんとなく読み始める。冒頭で(不幸な事故により)突然お館と車が壊滅的に壊れてしまい、修理しなくてはもう住めない・・・しかしお金がない・・・という、おなじみのドタバタが始まったところまで。したら、同シリーズ1作目【Pure Dead Magic】の翻訳が出たことを発見(情報元:LeonさんNews)。
 ≫『ピュア・デッド・マジック : うちの家族はチョー魔法』
 ≫出版社サイト(表紙あり)
なんだこのおもしろいタイトルはーーー! チョー魔法っ・・・チョー・・・チョー・・・っ!ぶははは! もう評論社のセンスって一体どうなってんの? ・・・ということは、Pure Dead Wickedは『ピュア・デッド・ウィックト : うちの家族はチョー魔法 2』になるのかな?ぶふっ!

<Pure Dead 3部作>
1、Pure Dead Magic / 翻訳あり
2、Pure Dead Wicked
3、Pure Dead Brilliant
 *UK版ペーパーバックにリンク。US版もあります。



2004年03月13日(土) ■
マシュー・ボーンのくるみ割り人形(バレエ)

▲マシュー・ボーン「くるみ割り人形」
東京国際フォーラムへ、バレエを見に行ってきました。マシューボーンの舞台を生で見るのは始めてだったんだが・・・・・・なんか、むちゃくちゃなパワーがあってすごい舞台だった。バレエの舞台(でしょ、一応)に音があるっていうのが、こんなにインパクトがあるものだとは。ストーリーは完全にオリジナル。冒頭のクリスマスパーティーが、舞台も衣装も孤児院の灰色と黒で統一された悲惨なクリスマスだったり・・・クララがコンペイトウの精にお株を奪われっぱなしで殆ど出てこなかったり、もう色々すごい。「え〜っ」と思うところもあったけど。インパクトだけはあった。

●買った DVD¥5250
マシュー・ボーンのくるみ割り人形 DVD



2004年03月12日(金) ■
ハウル特報入りDVD / Five on a Treasure Island @5/17章

▲「イノセンス」プロモーションDVD(ハウルの特報入り)
やっと見ました。ケンタッキーのレジ横で「ご自由にお持ち下さい」になってたから貰っておいたもの。「イノセンス」はもう公開されてるから、今更プロモーションでもないんだろうね。
ええとハウルの特報というのは、例のハウルの城が動いてる動画が2種類。映像そのものは、それぞれ5秒くらいか。ひとつは遠くに山を望む野原をハウルの城がガションガション音を立てて移動してるシーン。もうひとつは、霧の中に浮かび上がる不気味なハウルの城がゆっくりと移動するシーン(BGMにやっぱりガッションガッションすごい音が)。なるほど、そうよね。あの城が動いて音がしないわけがなかった・・・。しかし・・・・・・ガッション、ガッション、ガッション(爆笑

●読書中:Five on a Treasure Island : Famous Five 1(Enid Blyton)@5/17章
 翻訳≫フェイマス・ファイブ 宝島への大冒険
洋書バーゲンで400円で買った本。私が読んでる本(表紙)は入手困難のため、上のタイトル文字は別の版へ。
へ〜、この本に翻訳が出ているとは知らなかった。Enid Blytonといえば『おちゃめなふたご / The Twins at St. Clare's』の作者・・・寄宿学校ものを沢山書いている英国の児童作家だけど、このFamous Fiveシリーズは(寄宿学校へ行ってる)子供たちの休暇中の話らしい。
1作目の本書は夏休みの話、2作目はクリスマス休暇という風に、お休み中の4人の少年少女と犬(合計で"5")の冒険物語を繋いで出来てるみたい。【九年目の魔法】でポーリィも言ってる通り、気軽に読めて軽〜いところが読みやすいと同時に、浅くて物足りなくもあり・・・。でもこの作家はこういう人なんだよね。ま、私は適当に楽しくてページ稼ぎができればいいんだけど。

<内容>
ジュリアン(12)、ディック(11)、アン(10)の年子の3兄妹は、夏休みを海辺にある母方のおじの家ですごすことになる。従姉妹のジョージナと会うのを楽しみにKirrin Bayへ向かう3人。
おじのクウェンティンは見るからに偏屈で気難しそうな人だったが、ファニーおばさんはとても優しく気持ちの良い人で、3人ともすぐに大好きになってしまった。そして始めて会った従姉妹のジョージナ(11)は「女の子でいるのは嫌だ」と言って、自分のことは"ジョージ"と呼ぶようにと強制する。翌朝、海辺で遊んでいる時"ジョージ"はKirrin Bayの海辺からすぐそこに見える孤島を指して、あの島は私のものだ、と言い出す。そして4人と1匹で孤島へ出かけることに・・・。

●読書中:Magic's Price(Mercedes Lackey)@10/19章



2004年03月11日(木) ■
新しい電子辞書(シャープ PW-A8700)

▲電子辞書:シャープ PW-A8700
 ≫価格ドットコム
新しい電子辞書が届いた! 前の(Sony DD-IC5000)が2月初旬に壊れて以来なかなか届かなくて悲しかったけど、斡旋だから市価より安く買えたから、まぁいいか。ケースも1380円で近所の電気屋で購入済み。
いいね、やっぱり使いやすくて便利になってる。箱から分厚いマニュアルが出てきた時は一瞬(( ̄∀ ̄;;クラッ としたけど、結局大したこと書いてなかった。落ち着いて良く見たら半分は「電子辞書の機能」じゃなくて「辞書そのものの説明」だし。よかったー。これで安心して何でも読める! もうPBを読むには最低リーダーズと英英くらいは入っててくれないと、辞書にない単語が多くてイライラするから。付加機能はムダそうなものが色々と・・・ああ、でも電卓と「単位換算」のインチ、フィートに一発変換できる機能は便利かも。
広辞苑が入ってる電子辞書はこれが初めてだけど、百科事典のように記述が詳しくて、何でも載ってるのに感動してしまった。例えば
ジョン【John】
英語の男子名。ラテン語のヨハンネス、ドイツ語のヨハン、フランス語のジャン、イタリア語のジョヴァンニ、スペイン語のフアン、ロシア語のイヴァンに当たる。
すげぇ、ここまで書くんだーー!(感動中)

●読書中:Magic's Price(Mercedes Lackey)@7/19章



2004年03月10日(水) ■
本朝妖怪盛衰録 豆腐小僧双六道中ふりだし(京極夏彦)読了

●読了:本朝妖怪盛衰録 豆腐小僧双六道中ふりだし(京極夏彦)
妖怪のお話をさせて戴きます――
江戸郊外の廃屋に、一匹の妖怪(ばけもの)が棲みついておりました。名を豆腐小僧と申します。小僧と申します以上、姿形は少年でございます。少々頭が大きくて、傘を被っております。手には大抵お盆を持っておりまして、盆の上には紅葉豆腐が乗っております。・・・・・・

  ≫冒頭を読む ≫感想はこちら
 
かなりおもしろかった。この本好き〜。お馬鹿な豆腐小僧がもう卑怯なくらい可愛い。この表紙にも描かれているように、豆腐をぺろりっとなめるところなんて、本当に目の前に見えてくるようにリアルで(笑)地の文が、深ぁ〜い語りに入ったまま脱線して、延々とぐるぐるするところはさすが京極さん(^^; ま、それもまた良し。おもしろかったです。
*参考:Yahoo!ブックス 京極夏彦インタビュー



2004年03月09日(火) ■
Magic's Price(マーセデス・ラッキー)@5章

●読書中:Magic's Price(Mercedes Lackey)@5/19章
やー、面白い。2章でMedrenを通して、Stefen(ステファン)と知り合ったヴァニエル君。Stefenは死にかけている王を癒すために音楽を奏で、その後ヴァニエル君の部屋へなだれ込んで差しで晩餐。
う〜む、2人とも可愛い。お互いに相手が気になってしょうがないもんだから、話に盛り上がりながらも、相手を伺ってるような状態。17歳のStefを前に、30代後半の分別盛りの大人なヴァニエル君としては、"He's too young"とか、歳の差に悩んだりしてしまうわけで・・・もう定番すぎてどうしようって感じ。電車の中で読んでて、ニヤニヤ笑いをこらえるのに苦労した。Stefenの方にも、見るからに孤独な「ヘラルド・メイジ ヴァニエル・アシュケヴロン」に対して、大いに思うところがあると。
でもこの2人ってさー・・・レンデル君の時の例から考えると、Stefの側からハッキリと行動に出ないと、ヴァニエル君ひとりで延々と悩みそう・・・。よしStef、もう一押し行け!
って、こんなことばっかリ書いてると誤解されそう(^^; もちろん、2人以外のことも沢山書いてあるぞ・・・ヴァルデマールの国の事情とか、ヘラルドの仕事とか、死にかけの国王を助けたくて葛藤するヴァニエル君とか。

◎近刊:Conrad's Fate(Diana Wynne Jones)
【2005/03/07発売予定 ハードカバー 出版社 Collins】
"A new Chrestomanci book, called 'Conrad's Fate'." ≫参考(一番下)
うわーーっ! ちょっとちょっとちょっと、新しいクレストマンシー本が!!来年3月に発売!やったーー!!

◎近刊:Thomas the Rhymer(Ellen Kushner) 
 6月発売の『吟遊詩人トーマス』の新装版PB、表紙が出てる。Kinuko Y. Craftのサイトのトップに、もっと大きくて鮮明な絵が。キレイだなぁ。

◎アマゾン・コムから $19.28≒¥2120
The Throme of the Erril of Sherill(Patricia A. McKillip)
マキリップの入手困難本、未翻訳。情報が少なすぎて、どんな話かもわからないまま買った。表紙画像がどこにもないなぁ・・・でっかい犬にしか見えない生物に、鎧の騎士が乗ってる絵なんだけど。



2004年03月08日(月) ■
パンプルムース氏のおすすめ料理(マイケル・ボンド)読了

▲カウンター
トップページ(HOME)のカウンターを変えました。しばらくこのまま様子を見ます。オープン解析なので(日別じゃない方の)大きい数字をクリックするとアクセス数・アクセス元が見られます。
ちなみに、前にも書きましたがこの日記の←左にある日別のカウンターの数字は不正確です。実数は1/3くらい。

●読了:パンプルムース氏のおすすめ料理(マイケル・ボンド)
内容(「BOOK」データベースより)
権威あるグルメ・ガイドブックの覆面調査員パンプルムース氏は、元パリ警視庁刑事。味にうるさい愛犬ポムフリットは老犬ホーム送り寸前で彼にひきとられた元警察犬。とあるホテル・レストランの味のチェックに来た珍コンビに出された期待の皿には、なんと首が!生命を、おまけに貞操まで狙われながらも、パ氏が怪事件に挑む。超傑作ミステリ。


母がこのシリーズのファンで、未読の私に向かって横からガンガンネタバレしてくれるので、もう早く読んでしまおうと(^^; マイケル・ボンドといえば【くまのパディントン】の作者。
おおむね、おもしろかった。分類するとユーモアミステリかなぁ。もうエロネタ、下ネタのオンパレードで、皮肉っぽい笑いが多かった。私は時々ついていけないことがあったけど、ツボにはまればこれほど楽しめる本はないと思う。作者は、正真正銘の「児童書」であるパディントンシリーズでは書けないネタを、こちらのパンプルムース氏シリーズで思う存分書いてスッキリしてたんじゃないかなぁ。
例えば、内容紹介にある「貞操まで狙われながらも」という部分。パンプルムース氏は、どういうわけか泊まっているホテル・レストランのオーナーの奥さん・ソフィーに迫られる羽目になる。「いやはや! いまより三十年ほど若かったら。あいにく二十代のころは、そんな僥倖に恵まれなかった(120p)」とか嘆息しつつ、立てた対策が≪夢の人形館≫の「最高級品」の「4号モデル」の人形をベッドに置くというもの。特別機能つきの電動の玩具(・・・)。何時間も保つ大きな電池(!)が手に入らなくて、仕方なく車のバッテリーを使うパンプルムース氏。ところが、それがなんとソフィーの激しい動きと重みで焼き切れてしまった! 「長い散歩」から帰って来たパ氏、こもった爆発音に驚いてあわてて部屋に飛び込むと、人形はマットレスの真ん中に大きな穴をあけて「ぶすぶすといぶる黒ずんだゴムの山と化していた」・・・・・・(^^;うわ〜お!
もう、ずっとこんな調子で色々すごい。パンプルムース氏はフランス人という設定なのだけど、こういうのは確かに英国人よりフランス人のほうがイメージが合うなぁ・・・なんて思ってしまった。
ミステリ?ミステリは、まぁ・・・。あと表紙からも分かるように、パ氏の愛犬・ポムフリットが重要なキャラクターになっている。ポムフリットが語る所や、鳴き声をパ氏が「翻訳」する場面はおもしろかった。



2004年03月07日(日) ■
未明の家 : 建築探偵桜井京介の事件簿(篠田真由美)読了

●読了:未明の家 : 建築探偵桜井京介の事件簿(篠田真由美)
建築探偵・桜井京介が文庫初登場!京介を訪ねた古風な美少女の依頼は“閉ざされたパティオ”を持つ別荘の鑑定と主である祖父の死の謎を解くことだった。少女の一族を巻き込む不可解な事故死、そして自殺未遂。事件はすべて別荘をめぐって起きた。ミステリアスな建築造形に秘められた真実を、京介が追う!

おー、おもしろかった! 紹介してくださった【そのおさん】に感謝。
内容は「黎明荘」というお館の謎を解くという普通のミステリ。全体に型通りに進むので安心して読めた。「建築探偵桜井京介の事件簿」ということで、メインキャラは探偵役の桜井京介(25・近代日本建築史が専門の大学院生)と、ワトソンその� 畉�井の助手で通称「蒼」という15歳の少年と、ワトソンその�◆畉�井の友人でいまだ学部生だという栗山深春(25♂)の3人。桜井の所属する研究室に家の鑑定の依頼があって伊豆の海辺にある別荘「黎明荘」へ出かけ、それをキッカケに3人は黎明荘を舞台に起きた殺人事件の謎と、長年そこで暮らしたという孤独な老人の生涯を解き明かすことになる。
私はキャラクターに依存して読むので、登場人物に魅力的な人が多いのがとても面白かった。探偵の桜井が食えない性格の「絶世の美形」だったり、肉体労働専門の熊男・深春、マスコット的キャラで2人の弟分の蒼も何か謎がありそう。そして今回の依頼人の美少女とその美形姉妹たちも。私は殺人事件や黎明荘の謎以上に、登場人物の謎が気になった。桜井も蒼も深春も普通の「一般人」とはちょっと違うみたいで、個人的なプロフィールがほとんど出てこないし・・・。また、本書には未登場の桜井の指導教授・神代宗氏。あんな桜井に「指導」できるなんて、一体どんな人なんだろう!(^^:ぶぶっ
*建築探偵桜井京介の事件簿(刊行順) / 未明の家 玄い女神 翡翠の城 灰色の砦 原罪の庭(ここまで講談社文庫、以下は講談社ノベルス)美貌の帳 桜闇 月蝕の窓 綺羅の柩
*篠田真由美でアマゾン検索

●買った本@ブックオフ 和書3冊±¥945(本を売った金額で相殺)
ワルツへの招待(ロザモンド・レーマン)角川マイディアストーリー
村の学校(ミス・リード) 角川マイディアストーリー
制服の処女(クリスタ・ウインスローエ)角川マイディアストーリー

ちょっと〜、制服の処女(クリスタ・ウインスローエ)アマゾンで18禁警告が出るんですが!(爆笑) そうかそうか、この少女小説が18禁だとは知らなかった! ・・・タイトルのせいか・・・。もうアマゾンおもしろすぎ。



2004年03月06日(土) ■
光の帝国 : 常野物語(恩田陸)読了

●読了:光の帝国 : 常野物語(恩田陸)
内容(「BOOK」データベースより)
膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。目次 / 大きな引き出し 二つの茶碗 達麿山への道 オセロ・ゲーム 手紙 光の帝国 歴史の時間 草取り 黒い塔 国道を降りて


う〜ん、おもしろかった! いいねー、この引き込まれるような読みやすさ、文章の巧みさは翻訳本では味わえない快感。恩田陸は気になってた作家で、1冊なにか読んでみようと思って適当に購入。テーマに惹かれて少し読んでみたら面白そうだったのと、連作短編集なら読みやすそうだと思って。
これは分類すると「超能力もの」になるのかなぁ。おだやかで不思議な雰囲気のある本だった。SFじゃなく「現代社会が舞台の超能力もの」というと宮部みゆきが思い浮かぶのだけど、本書は宮部氏の本のように一人で孤独や疎外感を抱える話ではない。「常野一族」という集団があって、仲間が沢山いて一族同士の中に暖かい人間関係があるところがいい感じ。今は日本各地や世界へバラバラに散っていても、一族の故郷が共通のより所になっていて、そこには待っている人がちゃんといる。普段はそれぞれが自分の能力と折り合いながら学校へ行ったり、仕事をしたり、恋をしたりするという・・・不思議な一族の物語。ある話で主人公だった人が別の話で脇役として出ていたりして、読み進むに連れて段々と一族の全体図(?)が見えてくる。常野一族の人々や設定(能力の種類、歴史など)がしっかりしているので、その気になればいくらでも話が書けそう・・・。ぜひ他の話や長編も読んでみたいな。
*恩田陸でアマゾン検索
*(2004.3.11追記)「光の帝国」(ルネ=マグリット)

●ブックオフ 和書5冊¥1312
光の帝国 : 常野物語(恩田陸)
未明の家 : 建築探偵桜井京介の事件簿(篠田真由美)
塵クジラの海(ブルース ・スターリング)
オズのチクタク(ライマン・フランク・ボーム) オズ8巻
オズのかかし(ライマン・フランク・ボーム) オズ9巻

▲王の帰還:ロード・オブ・ザ・リング��
朝一でピカデリーで見てきました。



2004年03月05日(金) ■
Magic's Price(マーセデス・ラッキー)@2章

▲『九年目の魔法』に出てきた本
地道にマイナーチェンジしてます。興味ある方は時々みてやって。

●読書中:Magic's Price(Mercedes Lackey)@2/19章
マーセデス・ラッキーの<ヴァルデマール年代記>【Last Herald-Mage Trilogy】3作目。
うわー! 冒頭から登場人物がどわっと出てきて大混乱。仕方がないので、こちらの登場人物一覧表を文字サイズ最小+倍率50%でプリントアウトして、ホッチキスで閉じて本に貼り付けてみた(^^; よしよし、これで行けるかも。
さて、前作【Magic's Promise】からしばらく経って、ヴァニエル君は30代(後半?)になっている。Jisa(ヴァニエルとShavriの娘)は15歳、そのパートナーTrevenは次の国王と目される青年だ。Jisaの育ての父、現ヴァルデマール国王のRandaleは、重い病気(?)にかかって死にかかっている。
Randaleを心配して嘆くJisa。ヴァニエルはJisaを慰めながら、Randaleの死後のことを心配せずにいられない。Randaleの妻(Jisaの母)Shavriは、最愛のパートナーの死に耐えられるだろうか。もしTrevenが国王として政略結婚をしなければならなくなったら、Jisaはどうなってしまうだろう・・・。
2章。ヴァニエルのところへ甥のMedren(吟遊詩人の修行中)がやってきて、自分のルームメイトStefenの不思議な癒しの能力のことを話す。Stefが歌うと病の痛みがなくなり、よく眠れるのだと。

おー、Stefen!これがレンデル君なんだって?!(前から聞いてた)すごい、こんなに最初から出てきちゃうだ!きゃ〜!どんな格好で出てくるんだろ。いやぁ、楽しみだわ。



2004年03月04日(木) ■
黄金蝶ひとり(太田忠司)読了

●読了:黄金蝶ひとり(太田忠司)
図書館で借りて読んだ。おもしろかった。
街中育ちの少年・洸(たけし)が祖父の住むド田舎の茶木村で夏休みを過ごす話。また夏休み! 【くらのかみ】といい【ぼくと未来屋の夏休み】といい、どうやらミステリーランドは「夏休み」が好きらしい。他2作と同じく、本書も「夏休み」の開放感、自然たっぷりの田舎の夏の空気が心地よかった。
ミステリというより「冒険もの+未知との遭遇」という感じ、アクションが派手な話だった。街の少年が自然いっぱいの村に馴染んで違和感がないのがすごいね。さすがあの祖父の孫というべきか(^^; 子どもの頃に読んだらもっと大好きになってたかも。後半の鍾乳洞や秘密のドームのあたりは、もうちょっと引っ張って詳しく書いて欲しかった気もするけど。キレイにまとまってて良い良い。おもしろかったです。 ≫講談社ミステリーランドのページに追記

<内容>
5年生の夏休み、洸は物心がついてから1度も会っていない祖父・白木義明の住む茶木村で過ごすことになった。アサギマダラという蝶が群れとび、鍾乳洞があり、豊かな自然が残る村には、山を守る“テツ”がいるという。
「茶木牧場&白木万能学研究所」なる看板をかかげた祖父は、あらゆることの先生として、村民から尊敬されていた。だが、なにか皆に秘密にしていることがありそうだ。村にかくされているという宝と関係があるのか……。ある日とつぜん祖父が姿を消した。茶木村を観光地化しようと前村長の不良息子が会社社長となって戻ってきたのと、関係があるのだろうか。彼の真の狙いは村の宝にあるのでは……。


▲洋書を5500円以上買うと500円OFF!(3/14まで)
というキャンペーンをアマゾンでやっている。これを見て、反射的に「やたっ、5500円も買っていいの!?」と思ってしまうのはなにか違うと自分でも思う。今カートの中は1万円近く・・・・あと10日でこれ以上どうやって絞ればいいのか悩み中。どうしましょう・・・・・・。



2004年03月03日(水) ■
双子座の星のもとに(ロザムンド・ピルチャー)読了

●読了:Under Gemini(Rosamunde Pilcher)
 ≫感想はこちら
おもしろかった。ストーリー性が非常に強くて分かりやすい話だったと思う。Winter Solstice(504p)やSeptember(613p)と比べると全300ページと短めだし、設定はしっかりピルチャーの「型」通りだし。始めてピルチャーを読む人にもおすすめです。
ところで今気がついたけど、私ってピルチャーの本をきっかり三ヶ月おきに読んでる?! なんでだっ、いつも読みたくなったら読んでるだけなのに!!Σ( ̄□ ̄

≪買った本@ブックオフ ¥1680≫
≫ムーンフラッシュ(パトリシア・A.マキリップ)¥100 ハヤカワ文庫FT
 どわ〜!見つけちゃった!マキリップの長編2部作の1作目、洋書・翻訳共に入手困難。続編のムーンドリームは以前見つけて積んである。楽しみ♪
≫黄金の魔獣(タニス・リー)¥100 ハヤカワ文庫FT
 洋書・翻訳共に入手困難。
≫風のガリアード(ピーター・S. ビーグル)¥100 ハヤカワ文庫FT
 洋書・翻訳共に入手困難。
≫パンプルムース家の犬(マイケル・ボンド)¥350
≫少女レベッカ(ケート・D・ウィギン)¥100 角川マイディアストーリー
≫新注 鏡の国のアリス(ルイス・キャロル)¥900
 「注釈付きアリス」 The Annotated Aliceの一つ前の版"More Annotated Alice"の訳。

▲ところで「てるてる家族」
朝ドラで、先週あたりから毎日毎日「ブルーライトヨコハマ」が必ずかかるもんだから、朝出がけに見ると1日耳について離れないの! も〜! 何度も何度も聞いてるうちに、段々好きになってきてしまった。昨日なんてつい一緒に歌っちゃったし! もうどうしてくれよう!
*ブルーライトヨコハマ シングルCD (上原多香子 / 夏子役)
*ベスト・セレクション(いしだあゆみ) 原曲の方。
*『てるてる坊主の照子さん』(なかにし礼) ドラマの原作。なかにし礼の妻・いしだあゆみさん家族をモデルにした小説。他の著作に、なかにし礼の実母をモデルにした『赤い月』、実兄をモデルにした『兄弟』などがある。



2004年03月02日(火) ■
双子座の星のもとに(ロザムンド・ピルチャー)@7章

▲BBC BigToeで【The Amazing Maurice and His Educated Rodents(テリー・プラチェット)】のラジオドラマが公開中!!

●読書中:Under Gemini(Rosamunde Pilcher)@7/10章
 ≫『双子座の星のもとに』のPB
半分くらいまで。本当はヴァニエル君の3巻を読むつもりだったんだが、まる2ヶ月ファンタジー続きで、ちょっと頭を休めたくなってピルチャーを。これは『ふたりのロッテ』(ケストナー)のロッテとルイーゼように、両親の離婚によって生き別れになった双子の姉妹のうちのひとりが主人公。
主人公フローラは父親に引き取られて田舎町コーンウォールでのびのびと育った。フローラがロンドンに出てきた日、たまたま入ったイタリアンレストランで自分とそっくりの女性に出会う。顔や年恰好、体型が同じなのはもちろん、洋服までソックリ・・・まるで鏡を見ているよう。彼女の名前はローズ、一度も会ったことのない母親に引き取られた、存在さえも知らなかった自分の双子の片割れだった。
"Was it a cruel thing to do?" asked Rose, suddenly thoughtful.
"Separating identical twins. Identical twins are meant to be two halves of the same person. Separating us was perhaps like cutting that person in half." (p39)
ローズは母親の再婚相手(育ての父親)が裕福で、自由気ままな生活を送っているらしい。いろいろあって、フローラはローズの元婚約者アントニー・アームストロングに請われて、「アントニーの婚約者ローズ」として、アントニーの実家で週末を過ごすことに。

単に慣れてるせいもあるだろうけど、ピルチャーの本は読みやすい。だいたい話の型が決まってて、英語も楽だから何も考えなくてもどんどん読める。いつもコーンウォールかスコットランドへ行く話で、片田舎の癒し系の人たちに囲まれて、穏やかな恋愛が展開する(時に過去の因縁からサスペンスタッチになったりすることも)。主人公はいつも20代の女の子、相手の男は10歳は年上で挫折を経験している「大人」。そして最重要ポイント、おばーちゃんが必須。この本ではアントニーの祖母のTuppyがそう。病気でかなりいけなくなってるらしいけど、精神的には元気元気。フローラとアントニーは22歳と30歳だからわりと歳が近いね。そのせいか、なんかアントニーって情けない。フローラを「スコットランドは行ったことがないって言っただろう」「タダで週末を過ごせると思って」なんて甘言を弄して連れてきて、実家でトラブルに放り込んでおいて、自分だけさっさと尻まくって帰るってどういう料簡よ。せめて家族にバレる時は思い切り恥をかいてほしいもんですが(笑) ていうかフローラ、医者は? 条件にピッタリのような・・・。

内容(「BOOK」データベースより)
22歳のフローラは、故郷コーンワルの父のもとを離れて再びもどったロンドンで新しい生活を始めようとしたやさき、偶然にも自分に双子の姉妹ローズがいることを知る。そのショックから立ち直る間もなくフローラは、ローズの代わりとして、スコットランドで病の床につく老婦人のもとを訪れることになる。だがそこで出会ったのは、安っぽい欺瞞であしらうことのできない立派な人々であった。自らのアイデンティティーの危機をはらみながら、善意からとはいえ、嘘をつき人を欺きつづけることで苦悩するフローラ。みずみずしい情感とゆたかな筆致で描き出される物語世界。



2004年03月01日(月) ■
Spindle's End(Robin McKinley)読了

●読了:Spindle's End(Robin McKinley)
<内容>
いばら姫 / 眠り姫の童話をベースにしたファンタジー。"Spindle's End"は「つむ(紡錘)の先」の意。
森や野山、川にすむ動物たちはみんな、その子は特別だと知っていた。彼女はPrincess Briar-Rose(いばら姫)。王家の長子、未来の女王になるべく生まれたBriar-Roseは、名付けの日のパーティの席に現われた邪悪な妖精Perniciaに死の呪いを受けて、さらわれてしまう。21歳の誕生日にBriar-Roseはつむの先に指を刺され、毒による眠りにつくだろう。誰にも目覚めさせることはできない・・・強大な力を持つ妖精Perniciaによる死の呪いは、王と王妃、国民にとってもあまりにも強烈だった。
Briar-Roseを誘拐し、救ったのはKatrionaという妖精の少女だった。Katrionaは赤ん坊の姫を連れて、Foggy Bottomにある小さな自分の村へ帰り、姫を"Rosie"と呼んで、おばの妖精と一緒に自分の家族として育てる。周りの人たちは誰もRosieの生まれを知らなかった。Rosie本人でさえも・・・。
邪悪な妖精Perniciaが行方不明のPrincess Briar-Roseを探し続ける中、21歳の誕生日が近づく・・・・・・Katrionaとおばの2人の妖精と、森の動物たちはRosieを救うことができるのだろうか。


う〜ん、複雑。眠り姫のパロディとしては興味深かったから、読んでいる時は結構楽しんだけど、ストーリー後半のオリジナル部分が納得がいかなかったのが致命的。天気の話だけで2ページも続くような無駄に長い語り口、回りくどくてねちっこいナレーションも私は好きじゃない。
確かにSleeping Beauty(眠り姫)をベースにしていてストーリーもその通り進むけれど、当の姫君はちっとも美しくなく、指を刺されることもない。途中からRosieと親友のPeonyが入れ替わっていくのだけど、これが納得がいかない。そんな都合よく入れ替われるんだったら、Rosieがあれだけ「姫」という生まれに振り回されたのは一体なんなの? それにカップリングが気持ち悪い。「王子」役の彼がなんでPeonyと「恋に落ちる」わけ? ストーリーの上で必然性がなくて、こういう重要なことを「そういうこともある。時々こういうことが起こるんだ」なんて簡単に片付けられたら困る! Rosieが何十歳も年上のNarlと結婚するっていうのもどうよ。気持ち悪いなぁ。
つまり総括すると、村の少女Peonyが「眠り姫」の定型通りのストーリーから逸脱させるためだけにいる都合の良い存在、という気がして仕方がないのだ。PeonyとRosieが一体化しかけたとかのエピソードも、こじつけっぽくて何なのって思った。飛ばし飛ばしでもちゃんと読み終わってホッとした。Robin McKinleyの本はたぶん二度と読まないと思う。
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*なお、村の少女"Peony"は"芍薬(シャクヤク)""牡丹(ボタン)"の意。Rose(バラ)と花の名前で揃えてあるのだな。

●バイティング・ザ・サン(タニス・リー)
タニス・リーの○年ぶりの新訳本を本屋でしばらく読んでみた。なるほどねー、翻訳を見たら、なんでPBに挑戦する度に挫折するのかわかったぞ。多分エキセントリックなところについていけなかったんだ・・・。特に冒頭の意味不明なまでにハイテンションでサイバーパンクなところ・・・極彩色の強烈なイメージ。英語で読んだら「なんじゃこりゃ」となったのも無理はないわねえ。う〜む・・・( ̄〜 ̄) ≫内容