演劇集団キャラメルボックス「嵐になるまで待って」@池袋。
「嵐になるまで待って」は、波多野=岡田さんの2002年夏公演がとても印象的。なので、今回、キャストを聞いた時にはどうかな?と思った。
見に行って、またキャラメルの「嵐になるまで待って」に出会えてよかったと思う。しかし、私の中ではやはり2002年夏公演の衝撃が忘れられない。
8/29明け方(26〜26時)・ばりんばりん言うすごい雷雨の中、眠れずつけたテレビ(MXTV)で流れていた2002年夏公演「嵐になるまで待って」。なんて絶妙なタイミング!
■読んだもの
『千両花嫁―とびきり屋見立て帖』(山本兼一/文藝春秋)
直木賞候補作。時代設定が幕末とは思わず、読みだしてから♪
お店のお嬢さんと、その店の奉公人さんが、駆け落ちして道具屋をはじめたところから始まります。このお嬢さん、しっかりものだし、なかなかの目利き。手代さんたちも、まだまだ頼りないけれど、だからこそお店の将来が楽しみ。(維新まっしぐらのこの後、続編はなし??)
『真皓き残響 外道丸様〈上〉―炎の蜃気楼 邂逅編3』
『真皓き残響 外道丸様〈下〉―炎の蜃気楼 邂逅編3』
(桑原水菜/集英社コバルト文庫)
5人目の換生者・安田長秀が、下巻最後で衝撃の登場。ちょっとやるせない。
生まれる前に換生を行う・・・とは、この頃の葛藤があったからこそなのか。それを考えると、景虎様は根がまじめすぎるんだなと<景虎の記憶がなくても葛藤する本編・高耶さん。読めば読むほど深さを感じる蜃気楼。
『真皓き残響琵琶島姫―炎の蜃気楼 邂逅編』
(桑原水菜/集英社コバルト文庫)
お互い、出会い方が出会い方だしね・・・という悲劇か。これをこのあと400年引きずったら、そりゃあ、ああいう本編展開になるだろうなと<景虎・直江
長秀は自由奔放の強気だし、晴家は景虎様に心酔だし、人の性格はそう簡単には変わらないと・・・。これからの展開を感じさせる登場人物がひとりふたり。