| ハニワ在ル...はにわーる |
電子のタマシイ、デンシコン。 - 2010年12月23日(木)
この日まずはトモダチが監督するショートフィルムの撮影へ。
っても、ワシは衣装をちょっとこさえただけで
今日のお役目は雑用係だったわけだけれども。
10人近くでわちゃわちゃ楽しく撮影の後は、
ホルモンの名店で打ち上げ…だったのだが。
泣く泣くひとり抜けて高円寺へ。
これから電子音楽部のライブ「デンシコン」を
観に行かねばならんのである。
さて、ワシがギリギリに会場へ入ったせいで
楽しみにしていた機材類はほとんど見えなかったわけだが（涙。
ま、そんなんはオープニングSEの「第九」で帳消しである。
どことなくスイッチト・オン・バッハ風でカッコいい！
ワシの中での大方の予想に反して一番手は中野テルヲ御大。
ラジオを、ラジオを操る姿をちゃんと観たかった（やっぱり…涙。
三浦さんのそつないステージもまた好い感じだったし、
スーツ姿でやたらフィルター開け閉めしちゃう写楽も、
テノリオンを駆使する戸田さんも素敵だったけど
この日持ってったのはやっぱり福間さんだった気がする。
ネットワークをモチーフにしたVJ映像もカッコよかったしね。
そして持ってくどころかタマシイ抜かれた硬派なアンコール。
演者5名×テノリオンのシーケンス以外はすべて電子ノイズの轟音。
あっけにとられてるワシらを楽しんでいるような風でさえあって。
うまく言葉にできんのがもどかしいけど、
またあの音に身を委ねたいもんである。
2010年、好いライブ納めになりましたよ。
-
100Vの超電気ショック！ - 2010年12月19日(日)
「明和電機クリスマスライブ2010 ボイス・メカニクス」へ。
展覧会には何度か足を運んだことがあるものの、
なにげに初めてのライブだったりして。
会場は吉本の劇場なので、なんと飲食OK。
物販でオタマトーン売ってるので、客席のあちこちから
ピープー音もしてくるというよくわからん状態。
さらに前座で「ナンセンスおもちゃ研究所」からの
シロートさんたちが出てきたりして、もういきなりグダグダ…。
で、ゆるーい雰囲気を一変するべく（？）
ヲノさんが荘厳に明和電機社歌を奏でる。
…足踏みオルガンで。
ま、とにかくライブが始まったと。
社長の奏でる「パチモク」をはじめ、主要製品の
わりとしっかりした解説があってありがたい。
製品そのものの奏でる音もキッチュで楽しいのだが、
オタマトーンで「ワン・ノート・サンバ」とか、
リコーダーとピアニカで「DENTAKU」とか、
なんせカバーのセンスが素敵でウケまくり。
後半は社長の世にも珍しい「ティンパニ叩き語り」があったり。
（しかもステージ上でちょいちょいチューニングを変えていた！）
観客もオタマトーンを持ち込んでのセッションがあったり。
アンコールで「今日はないだろう」と思っていた
ヤンキーモードの衣装＆楽器が登場したりで、いやもう盛り沢山。
武田丸を生で拝めたのはウレシかったなー。
あー楽しかった。やっぱり社長さすがですわ。
ぜひまたやっていただきたいものですな。
今後オタマトーンみたいな「観客も巻き込める楽器」が増えたら
もっと面白いんじゃないかとも思うしね。
-
スカイツリーをかきわけて、悪魔の森の奥深く。 - 2010年12月10日(金)
本日、5年ぶりの聖飢魔�胸嫁辧�
悪魔と言えば閣下と言えば相撲と言えば。
そんなわけで、昨晩上京したお仲魔とワシが選んだ観光地は両国だった。
…というワケはなく、まぁ普通に「水上バス」の船上から
スカイツリーでも見物しようというので両国の発着場へ。
寒い中、風に吹かれてダラダラ涙と鼻水を流しながら
スカイツリーやら隅田川にかかる橋やらアサヒ某やらの
写真を撮りまくってみる。
せっかく来たので、店内に土俵があるので有名な
某店にてちゃんこ鍋気分も味わうことに。
その後は銀座へ移動して、旧友たっての希望で
仏滅だというのに宝くじ買ってみたり、
三越のラデュレでマカロン買ってみたり。
…こうしてみるとなんとまぁ統一性のない観光だ。
さて、ここでもうひとりのお仲魔と合流し、
とうとう参拝のため、国際フォーラムへ。
休憩ありの2部制ってのにまずビビったが、
1部2部で結構趣向を変えてきていたのでこれは好いかも。
難解でノリにくい曲が多かったので、ご本尊をして
「インテリが隠せないようだ（皮肉」と言わしめた1部だが。
ワシはオープニングの「GO AHEAD」のカッコよさだけでももう。
さらに、魔�粁�プログレの「嵐の素顔」が拝めた日にゃぁ。
やっぱりスゲーわ、人間じゃないわ。
2部は2部で、もう聴けないのかと思っていた
往年のゴジラSEでの入りにのっけからテンション鰻登り。
初〜中期の名曲を惜しげもなくバンバン披露したり、
5年前も大好評だった和尚の「飛べない羽根」が復活したり、
古くからの信者にはたまらん内容でしたい。
新しいこともやりつつ期待にもキッチリ応える、
再結成モノとしてはすごく好い感じだったのでは。
「チケット諦めずに来てよかったなー」と感激しきり。
お仲魔とも「この公演のDVD教典が出たら大画面で鑑賞会！」と
鼻息も荒く約束を交わしてわかれた次第なのす。
-
もし電子音楽部のマネージャーがドラ（以下略 - 2010年12月01日(水)
11月27日はピコ友の姐さんとデート…のはずが。
前日にちあき会＠江古田でチョーシに乗ったワシが
ハッと起き上がったらすでに午後もイイ時間だったわけで。
それでも無理やり中野ブロードウェイに押しかけ、
ショップメカノで『電子音楽部』とFLOPPYのリミックス入手。
そのまま高円寺で呑んで気分よく帰ってきたわけですよ。
で、この『電子音楽部』がまぁ素敵。
部員は元・有頂天の三浦俊一に
元・P-MODELの中野テルヲ、福間創、そして
次世代代表（？）FLOPPYの小林写楽、戸田宏武。
邦楽NW好きならわかるわよねー、という
局地的に豪華なメンツのコンピなのだ。
http://natalie.mu/music/pp/denshi
これが、各人インストと歌モノ1曲ずつ収録というので
わりとキャッチー＆キッチュな感じなのかと思いきや、
意外なほどストイックな感じでカッコイイ。
モニタースピーカー買ってよかったと思いました。うん。
しかもジャケからブックレットから
ハードウェア機材の写真まみれでヲタ的にも至福。
もちろんクレジットは使用機材入り。うひょおおお。
ちなみにインタビューでも「ライブは機材並べまくり」とか
涎のデロデロ出そうな発言をしてらっさったのだが、
件のライブはどう考えてもチケット即死モノ…
…かと思ったら、残ってた。
そんなわけで、電子音楽部ライブ『デンシコン』行きます！
-
文投げる
