すずの日記        

すず                       


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■ 安眠妨害

携帯が、また何度も鳴っている。

『もしもし?』
あ、また かけてきたのね。

「んー?なにー」
寝てるのにね〜

『あー あのさ この前言っとったやつ迷っとんのさ どーしたらいいかな?』
何のことだ?

「んー 何だっけ?」
『言ったやん。8万と1万のどっちにするか?』
えらい差額やね。

「ここは手っ取り早く、両方あきらめなね。
で あたしに何か買いなさ〜い♪」
『・・・あの? もしかして お、お姉さん??』
いや あたしに弟はいない。
お姉さんと呼ばれてもな、てへ。
あたしは、熟睡している妹の携帯に出ただけだ。

あー 今日も完璧な出来栄え〜。
さて、ゆっくり寝よう。

2003年11月26日(水)

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■ みかんさん【生まれ故郷】

「みかんのお母さんは元気?」
『元気だよ。でも 写真は無理ね』
みかんさんのお母さんは、マルチーズ。
九州、農家在住。

『毛がりしたからね、みすぼらしいの』
「!」羊じゃあるまいし・・・

『泥だらけで、真っ黒 毛は伸びてボサボサだったからね』
世にも珍しい黒マルチーズ。
牛と猫と犬と外で放牧状態で暮らしている。

『親子3代 丸刈りよ』
「!」みかんさんの姉妹で残った一匹が子供を生んだらしい。

『そういや、みかんさんだけね。子供生んでないの。
他の子たちも 貰われた先で生んでるらしいのね』
「!」みかんさんは4姉妹。

ああ、すばらしきかな 農家・放牧生活。
しかし、みかんさんのお父さんは? 
速やかに名乗り出てください。

11月22日 みかんさんは、めでたく2歳になりましたよ。

2003年11月25日(火)

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■ どーでもいいこと。

「ねえ、あたし 眠いのね。眠気吸引機とか欲しくない? 小型掃除機みたいのでさ、ウィーンって頭から吸い取るのね。そんでさ、もう頭すっきりよ。でさ、眠れないときに頭にもどすのよ。それか不眠症の人にわけてあげてもいいね。どうよどうよ?」

「クリームソーダー飲みたくない? あの丸いアイスクリームをね。ポンッてのして欲しいの。でもさそれより ねぇ、トマトジュースとサイダー混ぜてみたいな。どっちの味が強くなるんだろう。案外、いけるかもしれないし? どっか喫茶店のメニューにしてくれないかな? 面白いのにね」

昨日、寝たら 短い間隔で4度も飛び起きた。
何だかわからないけど、うなされた。
おかげで あたしの頭は壊れたらしく、ずーっとアホなこと考えて過ごした。
そのアホなことを友達に聞かせて すっきりした。



2003年11月21日(金)

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■ みかんさん【食事制限】

でっかい もこもこが 今日は、ふさごと皿に置かれていた。
いい感じに茹でられて 緑がさらに濃い緑になっている。

「ねぇ、また ブロッコリーなの?」
『そうよ、美味しいから食べなさい』

何食わぬ顔で母は言うが、ここ最近毎日 この緑のかたまりを あたしは食べている。
昨日はドレッシングをかけたので、今日はマヨネーズ。
こんな感じなので 正直うんざり。
さらに 追い討ちをかけて、

『ちょっと! ダメよ 軸にマヨネーズかけないで! 
みかんさんが食べられないじゃないの』

という具合で、軸の部分は みかんさんに献上しなければならない。あたしは、あの歯ごたえのないフサフサもこもこ部分。

あーそれにしても ブロッコリーの軸の山に大喜びのみかんさん、自分が6キロにまで太ったからダイエットさせられている。
そんなこと夢にも思っていないんだろうなぁ。
やっぱり お気楽な犬だ。






2003年11月11日(火)

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■ 受験生の必需品

「受験勉強してる?」
『あー そんなのしてない』
従兄弟は漫画を読んでいた。

『受ける学校のランク わざわざ5つも落としてみた。
兄貴が受かったんだから受かるよ』
「すごいねー 余裕じゃん」
従兄弟は、やっぱり漫画を読んでいた。
そんなに面白いのだろうか。

「ねえ、ところでさ あたしにもそれくんない?」
『どっちの漫画?』

「いや、違って 机の上の白い袋・・・」
『あーこれね、食っていいよ』

あたしは、ピンク色の飴をいただいた。
袋には、<処方箋 頭が良くなる>と記入されている。
効果の程は? いかがなものなの?

2003年11月06日(木)
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