オモウコト。
幸希

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■ あるひ。


 体中がやけるように痛くて。
 からだがだるくて。
 とにかく何もしたくなかった。
 私はただ横になって一人息を吐いていた。


 病気はどうしても孤独を感じさせてしまう。

 
 うとうととして。
 ふと布団だけじゃない暖かさが増えたことを感じる。

 ふわり、とした独特の重さと。
 におい。


 心配した顔が私を覗き込む。


 ごめんね。
 と小さくつぶやく。
 その瞬間深い眠りについてしまった。


 起きたときには温かいうどんができていた。

 私はこんなしあわせでいいのだろうか。

 
 暖かい部屋は。
 きっとあなたが作ってくれているんだね。

2004年02月28日(土)

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■ 大荒れ

 
 大荒れの雪は。
 一瞬のうちに交通機関をダウンさせ。
 そして街自体をダウンさせた。

 強く吹く風に気付かず。
 眠りこけていた私は。
 気付けば一人取り残された気分。

 ニュースでは。 
 電車の交通情報や。
 高速の規制をあわただしく話しているアナウンサー。

 私が寝ていた五時間ほどの間に。
 大変なことが起こっていたらしい。

 気付かぬうちに周りが変化する。
 それはきっとよくあることなのだと思う。
 
 今回のことだけでなく。

 人の気持ちも。
 周りの環境も。
 
 気付かぬうちに変わっていることがある。

 仕方のないことだろう。

 ひとまず。
 今回はお家で寝ていよう。
 起こってしまったことは仕方がない。

 せめて情報は収集できるように。
 このニュースだけは見ていよう。

2004年02月24日(火)

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 いつも言葉が足りない。
 私は。
 どうしても一言が多い。
 もしくは少ない。

 感謝の気持ちも。
 謝罪さえも。
 どうしても足りなくて。
 そして結果が生まれてしまう。
 
 どうか素直になれますように。
 せめて。
 いとしい人の前だけでも。

2004年02月22日(日)

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■ 壊れ物。


 言葉なんてきっとただの形でしかなくて。
 それでも私はそれに頼ってしまっていて。
 だって。
 人間の心なんてわからないから。
 形を欲しがるのは。 
 仕方ないと思う。


 でも。
 人間は案外賢くて。
 心にもない言葉を出すこともできる。

 それを私は知っている。

 だから。
 その形だけを信じるなんて。
 到底難しい。


 「形あるものはすべて壊れる。」

 小さい頃。
 物を壊してしまった私に。
 いつも言ってくれた母親の言葉。

 それが染み付いて離れない。


 この目の前にある。
 あなたの言葉たちも。
 いつか壊れてしまうのだろうか。

 壊れていく瞬間を。
 私は何度も見たから。

 だから。
 今だけは。
 壊れないものを見せて欲しい。
 

2004年02月10日(火)

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■ ねえ。



 私をこのままにしておいてください。
 ねえ。 
 ただ怒りと悲しみに。
 身を埋め。
 それでもいいから。
 私をこのままにしておいてください。


 私の手を。
 握って欲しいとはいえないから。
 でも。
 ただ。
 そっとしておいてほしいのです。

 ねえ。
 私が欲しいのはあなたです。

2004年02月03日(火)
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