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日記空き気味。
京都・彦根旅行ー書こうと思っていますが
そのまま日々ずるずると。
ということで、ピックアップ。
駅であった人の話です。
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駅に降り立ち、 2,3年ぶりだと思うと、懐かしい気がしてくる。
ワッフル屋、あのときは会っただろうかとか、
変わっていないなと感じたり・・・・・・。
今回は平等院鳳凰堂へ行こうと思っていたので、
いつもとは反対方向の階段を下る。
そのとき。
声をかけられた。
振り向くと、上品なおばあさん。
メガネをかけていらして、 着ているものも黒が多い、良さそうな服。
何でしょうか。 と、立ち止まると
そのおばあさんは話しだした。
「あなたこの辺の方?」
私が違うと応えると、それでも良かったのか話だす。
自分は神戸から来たということ、 電車の中でうっかりと財布を忘れてしまい 今、一文無しだと話してくる。
私は、その話を途中で遮った。
「それは、警察におっしゃった方がいいですよ。 着いていきましょうか? それともそこにいる駅員さんに 言いましょうか?」
すると、 もう警察には行ってあり、それには及ばないといい、 来た道を杖をツキながら戻っていった。
哀しい。
なんだかそう思った。
もしかしたら本当に困って声をかけたのかもしれない。
ただ、私は全くそうは思えなかった。
その事実。
そして、私の取った行動が当たり前だとしたときの
そのおばあさんも。
ただただ、哀しいなと思った。
その階段を、最後にのぼっていく後ろ姿が
しばらく頭から離れなかった。
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2005年01月25日(火)
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