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鼻の調子が日に日に悪くなっています(T_T)
************************** 「ロイ、今日は薬草を作る居残りの時間です。日常時間の授業では優秀な成績だったとか」
「ありがとうございます。アンダーソン先生」
「覚えることは悪い出来じゃないのよね。良いこと? このレシピ通りに量って、レシピ通りに入れて煎じるのよ。私がずっと横で見ているから始めてちょうだい」
「はい」
ロイは慎重に量り始めた。
重さを量り、慎重に慎重に進めていく。
いれる順番も間違っていない。
なのに出来上がったものは・・・・・・。
「何がいけないのかしら・・・・・・」
アンダーソンは頭を抱えた。
「すみません・・・」
「ロイ、謝らなくて良いです。今日は私が目を話さずずっと見ていました。 それでこれができたということは・・・・・・あなただけのせいではありません」
魔法音痴というのだろうか。
珍しい症例に対応策を未だ見出せないでいる。
「ロイ、次の次の時間にまたここで」
痛み止めの飲み薬ができるはずが、
なぜかクリームになった固形物を見ながら、
アンダーソンはロイに部屋からでていくよう促した。
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2005年06月14日(火)
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