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ほめられたものじゃないけれど、 やることそっちのけで本を何冊か読んだ。
一つはアップしたけれど、 他はあとまわし。 明日の早さを気にしつつ、こうして書いているのだから、 なにやっているのだろうと思うけれど、 珍しく、こちらに一冊感想を。
・夜中の薔薇 向田邦子さんのエッセイだ。
こういったエッセイを読むのは、私が覚えている限り、久しぶりだ。 俵万智さんの「りんごの涙」を読んで以来じゃないだろうか。 だとしたら、軽く5年は経っている。
俵万智さんのエッセイを覚えているのは、 その、新鮮さというのかみずみずしさというのか、 数個の短歌を覚えているからだ。 もしかしたら、「りんごの涙」ではなかったかもしれない。 エッセイというのもの敬遠していて、ところが意外と面白くて・・・。 もしかしたらだいぶ前にこういった日記を書いたからかもしれない。
まちちゃんを先生と呼ぶ子らがいて・・・・
という短歌と
もう一つは、俵万智さんの作品ではないのだけれど、 確か、 いとしさとせつなさの違いを問う君に、口付けをせりこれがせつなさ
どちらも、どこが漢字でどこがひらがなかは覚えていないのですが、 とくに後者はそれなりの衝撃を受けたのを覚えています。
そして、向田邦子さん。 1980年頃に書かれたものを集めたものですが、 読みやすさ、そして楽しませてくれるサービス精神というのか、そういうものを多聞に感じ、 そしておこがましいのですが、自分と似ている部分を少し感じ・・・・・・。 違う部分にかなりの憧れを感じました。
読んでよかった、そう思える一冊でした。
2008年06月07日(土)
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