職場の人と飲みに行った帰り道
0時頃 駅へ向かって一人で歩いていたら
白いフィットが近づいてきて 声をかけられた。
乗っていたのは、メガネをかけたちょっとカッコよさげなお兄さん。
6月9日 23:36 『 寝ちゃった? 』
と 彼からのメール。
スルーする。
寝てたってことにしよう。
またまた ネット中毒。
カレが勉強で忙しいから。 と 言い訳してみる。
自分専用のミニノートを購入し、チャット漬けの毎日。
仕事から帰ってくると PCをつけ 夜な夜な チャット。
一度ハマると 止まらなくなる。
チャットをしてる時は 楽しい。
あっという間に 時が経つ。
年齢、住んでいる場所、職業。。。
偽りなく答えているけれど
なんとなく 対応が偽りだと思う。
本当のあたしを 知る人がいないというのは
なんだか すごくラク。
所詮 ネットの中だけの関係だと思って
割り切って話してるはずなのに
なぜか 八方美人な対応になる。
なぜか 丁寧な口調で話す。
本当の あたしは そんなんじゃないけど
でも 逆にそれが楽しいような。
メイクして箱だして カメラを気にして。
あぁ、なにやってるんだろう。あたし。
そう思うけれど それがやめられない。
そういえば アナタに出会ったのもネットの中だった。
あのチャットルームは もう閉鎖されちゃったけど
もし 復活したならば、少し 覗いてみたい気がする。
あのとき仲良くなった人たちは
いま どこで 何をしているんだろう。
この「エンピツ」を勧めてくれたのも
ネットで出会った人だったな。
すごくよくしてくれて。
いまは疎遠になっちゃったけど。
あのころ オフした仲間にまた会いたいなぁ。
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