その人は突然 あたしの手の届かないとこに行ってしまった。
「 エリー、俺 彼女できたー」
「 マジで！！おめでとーー☆ 」
正直 ショックだった。
彼女つくる気ないって言ってたのに。
また遊んでくれるって言ってたのに。
でも もぅその人は 彼女のものになってしまった。
その人に彼女ができたということは
もう、あたしは その人とは遊べないってこと。
つまり そういうことなんだ。
「もう会えない」と言われたわけじゃないけれど
もう会わないようしなきゃな。って思った。
本音を言えば もっと遊んでほしかった。
だけど「会いたい」とは言えなかった。
そこで「会いたい」言ってしまったら あたしは
その人が「めんどくさい」と思うようなオンナになってしまう。
割り切った関係だから楽しいのに。
「好き」って感情がないからラクなのに。
そこに情を持ち込んでしまったらアウトだ。
いままでの あたしたちの関係が崩れてしまう。
そんなのは絶対に嫌だった。
あたし やっぱりその人のこと好きだったのかな。
その人とネットの世界で出会ってから８ヶ月。
リアルに会ってから２ヶ月ちょっと。
たくさんの話をした。
会ったのは５回。
その人のことを好きになるには 十分だった。
ありがとう。
その人と出会って あたしは オトナの世界を知りました。
ラクな世界があることを知ってしまいました。
ホントは踏み入れるべきではなかったかもしれない。
だけど 後悔はしていません。
その人と出会ったことで あたしにとって
プラスになることもたくさんあったと思う。
何よりも 救われました。
その人とリアルに会うことは もうないと思う。
だけど、それっきりにしたくないから。
ネットの中だけでもいい。
繋がっていたいから。
だから いつかサラっと言える日がくるまで
| 2009年11月03日(火) |
秘密のデート 〜５回目〜 |
なんだか 色々なことがありすぎて
どうしたらいいのかわからなくて。
何もしたくなくなって。
そんなとき あたしを助けてくれたのは その人でした。
カレとは少し距離を置くことになりました。
あたしのココロがついていかなくなったから。
一緒にいるのが苦しくなっちゃったから。
『 少しだけ時間をください。』
そう伝えました。
何をしたらいいのかわからないのなら
何もしたくないのなら
何もしなければいい。
その人は そう言ってくれました。
その言葉は あたしをすっごくラクにしてくれました。
何かしなくちゃ。
そう思って いっぱい�△砲覆辰討燭△燭靴砲箸辰�
その言葉は救いでした。
その日 あたしは 何もかも投げ出して
その人に会いに行きました。
話を聞いてくれてありがとう。
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