血の染みがついた制服を洗濯機に放り込み、そばに置いておいた洗剤を入れ、スイッチを入れる。 洗濯機が回っている間に亜久津はシャワーを浴びる事にした。 気が付くと、いつもよりも執拗に体を洗う自分がいて、なんだか吐き気でも起こしそうな気分になった。 確実に「汚された」、という感覚。 べつに初めてではないのだけれど。 いつも合意して始まる訳では無いけれど。 その行為事体は嫌いでもないのだけれど。(しかし好きかどうかは別の話であって) 相手が嫌いな訳では無いのだけれど。(やはりこれも好きとはまた別であって) シャワーの音がやけに耳に響く。 頭がぼぅっとして、おかしくなりそうだ、と思いながらシャワーを止めて亜久津は浴室を出た。すこしのぼせたようで、なんだかいつもより熱くてだるい。 黒いタンクトップとジーンズへと着替え、まだ水滴の滴る髪を乱暴に拭いた。 浴室のすぐそばにある洗面台の鏡に映った自分の姿が、やけに滑稽に思えて、なんだか無性に人を殴りたいと思った。 衝動的に人を殴りたいと思うなんて、いくら喧嘩ばかりしている亜久津でも珍しい事だ。 そして良く考えてみればそんな衝動にかられるのは、いつも千石関連で何かあった時だと気づき、余計にイライラが増した。 忘れよう、と考えれば考える程、深みにハマって行くようで、終いには事の最中の千石の言葉がリアルに蘇ってきて、顔が赤くなるのを感じた。 ――…何だか酷く、惨めだ。 雑念を振払うように、頭を軽く左右に降って、洗面所を後にした。 フローリングの床が、素足にヒンヤリとした感覚がして心地よかった。 +++ 基本的に亜久津主人公で進んで行きます。この話。 今の所珍しく、ラストまで考えて無いのでバッドエンドかハッピーエンドかわから無いです。 バッドじゃないと思うが。 うちのバカップルの事だから…。 ていうか本当ホモばっかりでこっちが嫌になる。(でも好き/どっちなんだ…)
亜久津と喧嘩した。 「………クソ…」 殴られた頬が(というよりも体全体)やけに痛い。 そんなに派手な喧嘩じゃなかった。 ただ、殴りあって、蹴りあっただけ。 口元を切った所為で、血の味がする。 白い制服も、所々血が垂れたりした血が滲んでいる。 それは千石自身の血か、亜久津のものなのかはっきりしないが、もう生々しさは薄れ、黒ずんできていた。 屋上のフェンスに寄り掛かって、ズボンのポケットに手を入れ、煙草とライターを取り出す。 空を煽ぎつつも、火をつけた煙草をくわえ、ゆっくりと吸い込む。 そしてゆっくりと煙を吐き出す。 吐き出された煙は徐々に暗くなってきた空に溶けて、消えて行く。 「………あーあ」 ――…マズイ事をした。 やっぱり、原因は、俺であって、悪いのは全部俺だけど。 完全に拒絶されてしまった。 --- 「………クソ…ッ…ふざけやがって…」 いら立ちをぶつけるように、側にあったゴミ箱を蹴る。 中でガシャリ、と缶がぶつかる音がした。 もうすっかり夜空になりかけている中で点灯している自動販売機の光がやけに目に痛く感じる。 亜久津は無言のまま、自販機の缶コーヒーのボタンを押す。 ガシャリ、と音を立てて缶コーヒーが取り出し口に落ちてきた。 それをすこし屈んで取り出し、プルタブに指をひっかける。 ホットのコーヒーは、いつもよりも暖かく感じられた。 喧嘩の痛みなんて大した事は無い。 これぐらいの傷は日常茶飯事だ。 だが痛みはそれだけによるものではなく。 「………ッ」 胸が痛む。 心が痛い。 苦しい。 泣きたいと思うぐらいに。 ――…まさか強姦されるとは思っても見なかった。 だが、それは事実で。 それは今、亜久津の体の痛みが事実だと証明していて。 +++ な…シリアス……になったね…(元からネタ的にどう考えてもシリアスだろうが) 関係ないけど鉄拳さん(お笑い芸人)素敵すぎるよね…+
台詞だけ。 ちなみに部室って設定で。(そうなのか) 「あー…あっくんってエロい体だよねぇ…」 「は?」 「うん、やっぱエロいなー…そのほっそい腰もそうだけど首筋とかやっぱたまんないねぇ…うん、エロすぎ。見てるだけでムラムラするよーあー…」 「……ッ!てめ離れろ!ていうか近付くな!馬鹿!!」 「えーいいじゃーんラブラブしようよぉ!」 「ふざけんなッ!バカッ!変態!!」 「�鼻次弔世い世い△辰�んがわるいんじゃんかー…誘ってンでしょ?こんなさぁ…」 「…な…何だよ…」 「……腰のラインがやっぱ一番エロいよねぇ…試合の時とかすごい困るんだけど…見てて、さぁ?」 「ひゃあ…ッの…やめ…」 「声も色っぽいしー…たまンないねーv」 「………ッ…ふざけ…」 「このままやっちゃおうか?ここで。」 「…いいかげんにしろっての…!!」 「…ッいった…ひどいー亜久津ひどいーー!!」 「どっちがだ!」 +++ ゴクアクばっかだな…本当…。 そういえば時々刻々のラストを書いているのだが…ゴクアクなんだかアクゴクなんだか……。 うーん…アクゴクって、なんか…こう…違和感があるんだが。(でも好き) 亜久津は千石が好きだけどなんつーか…流されてる感じがするし。 関係ないけどがおぼっちゃまな小次郎がとても好き。おぼっちゃまじゃなければ全然好きじゃ無い。(えッ?!) …あ・あの…あとコジロウ×ムサシとか駄目ですか。 うっわ見てぇ…本気で…。
「…へー…サボリ?」 後ろで微かな音を立てて扉が開いたかと思うと、聞き慣れない声がした。 亜久津は振り返って声の主を見る。 声の主は自分とは違う学校の制服を着て、何かに自信がありそうな顔をした男。 (なんか千石みてーに女癖悪そうな面してんな…) 「……誰だ、てめー…てか何、人様の学校にはいってんの?」 「…俺は跡部圭吾…ちょっと偵察だ。」 「……何か部活のか?」 「そ、テニス。」 「………テニス、ねぇ…」 亜久津がテニスを辞めたのは、つい最近の事だ。 だが別にあのテニス部に秘密もないだろう、とそのまま聞き流そうとする。 「…辞めた物には興味無しなのか?」 「………ンで…やってた事知ってんだ…?」 「…あんたがあの『怪童 亜久津』でしょ?」 驚く亜久津に、男はゆっくりと近付く。 そしてフェンスによりかかっていた亜久津を逃がさないように、彼の腰の位置のフェンスに手を伸ばし、手をついた。 必然的に体が近付いて。 「…ンだよ…」 「……おもったよりいいな、お前」 「はぁ?」 「結構好みだ」 くい、と亜久津の顎を引きよせる。 「!?…ま…さかお前…そういうシュミじゃ…」 「そういう?どういう趣味だよ?」 「…ホモか…って聞いてんだよ…」 「…ちがうね、別にどっちでもいいけど」 いって無理矢理唇を重ねる。 亜久津は驚いて一瞬反応が遅れたが、すぐに抵抗し跡部の体を突き飛ばす。 そして手の甲で唇を乱暴に拭いた。 しかし跡部は楽しそうに笑みを浮かべた。 「…ッてめ…!」 「まぁ、そんな怒るなよ…男とのキスなんて慣れてんだろ?」 「は…?」 再び抱き寄せられ、唇が重なりそうなぐらいに顔を近付けられる。 焦点が、あわない。 ++ いいかげんにネタを放置するのは…(以下略) そもそも跡部の喋り方がイマイチ判らなくなってきてどうしようもない…。 ちなみにこれゴクアクで終りますよ。結局。
恋愛なんてただの言葉だ。 そんなものに命をかけたりなんて絶対に出来ないと思う。 かけられるほうが、馬鹿なんだ、と思う。 そんなのどうせ遊びだろ。 「ね、亜久津はどうおもうのよ?」 「何が」 「俺と、キスしたりヤったりするのを」 「…………どういう意味だかわかんねー」 「……幸せ?嬉しい?嫌?」 「…………………わかんねーよ」 「えーそんな事ないでしょ?自分の事なんだから。」 「……大体てめェがいつも押し切ってるんだろう?」 「そうだけど」 彼は煙草をふかして言った。 少年は彼の背中から、腕を回して抱きついている。 彼はうっとおしそうに少年とは反対の方向に顔を向けている。 吐き出した煙草の煙が、気味の悪いぐらい晴れた空にに溶けて行く。 「…………テメェ、はどう思ってンだよ」 「……幸せだよ」 「…あっそ」 「…………でもわかんないな」 少年は彼の首元に埋めていた顔をあげて、正面を見て言った。 「俺、亜久津の事好きかわかんない」 「…そうか。」 彼はどうでもよさそうに言った。 冷たい反応を無視して、少年は続ける。 「俺ね、好きだって言ったの。色んな人に。おかーさんとかおとーさんとか。女の子達に。……ペスに。」 「ペス?」 「死んじゃった犬」 「ふーん」 「ていうか殺しちゃった犬」 「………………は?」 「たぶんね、一番好きだったの、ペス。でも、」 少年は『殺した』という言葉に反応して自分のほうを見た彼に、言葉を続けて笑いかける。 「殺しちゃった。好きだから。」 楽しそうに、笑う少年を見て、彼はうんざりした顔で少年から顔をそらした。 「………お前そんなのばっかりな」 その横顔に少年は軽く口付けをした。 「ね、俺さ、亜久津の事殺したいって思うのね。」 「…物騒な事いってんじゃねーよ」 「…ごめんね、本気なの。けど、多分ね、俺の中ではこれが『好き』なんだと思うんだ。」 「………こえーな」 「えへへー…でも…殺したりできないかもしれないなー…好きすぎて。亜久津いないと寂しくて俺も死んじゃうかもー…」 「馬鹿か」 好きと言うのは、どんなものか知らない。 だから見下したり、馬鹿にしたりできる。 愛なんて言葉はむずかしすぎてわからない。 だからこれも必要ない。 きっとこれも、ただの遊び。 恋愛なんてただの言葉だ。 そんなものに命をかけたりなんて絶対に出来ないと思う。 かけられるほうが、馬鹿なんだ、と思う。 『そんなのどうせ遊びだろ。』 それは俺が言った言葉なのか、それとも彼が言った言葉なのか、もう良く判らなかった。 ++ 関係ないけど非婚家族、好きです。 むしろ真田氏が好きなのです。ただたんに。 タブロイドでも同じようような事を言っていた記憶が。 というかゴクアク書き易い。 キャラクター捏造しやすくて(それはゴクアクではない) というかそもそも私の書くものはゴクアクなのか。 ……下手するとアクゴクかもしれない。 精神的には、多分アクゴクくさい。 …や、ゴクアク色のほうが濃いと思うけど。
ルサンですよ。 + 「しまった、寝過ごした」 もう日が登り始めた頃、サンジは目を覚ました。 そして予定よりも遅く目覚めた事に気づき、あわてて、しかし極力音をたてないように、ハンモックをおりた。 腕まくりをしながらキッチンへと半ば急ぎ足で向かう。 (あと一時間もすりゃあ皆起きちまうな…クソ…よりによって今日寝坊するなんて……間に合わねぇ…) コツコツという音が嫌に響くのを気にしつつ、サンジはキッチンに入り、椅子に掛けておいたエプロンを取り、羽織った。 そして止まる事なく料理機具と材料を取り出した。 「……ん‥…」 一方ルフィは目を覚ましてすぐに、サンジがいるはずのハンモックを見て、起き上がり、そそくさと部屋を出た。 「サンジ?」 「ひゃあッ!」 キッチンの扉をあけると、そこには何やら作っているサンジがいた。 ルフィの声に相当驚いたらしく、もう少しで抱えていたボウルを落とす所だった。 「…………何つくってんの?」 「へ?!…あー…なんだ…えっと…その…(ヤベ…見つかったら意味ねーじゃん…)」 「サンジ?」 「………ケーキ」 しばらく考えた後、サンジはばつが悪そうに視線を床に落とし、答える。 「ケーキ?うっわマジで?サンジ、食わせろ!」 「わ・馬鹿まてまだ途中だ!」 「駄目なのか?」 「駄目だ…てかお前の為に作ってンだから言われなくても食わせてやるから。」 ++ 久々のルサン。どうにももとから短かったりするので、今日もまた微妙な所で切る。 これはすぐあげられそう。 ていうかあげられないと船長の誕生日祝えないし! てか途中で「亜久津!」って無意識に打っててマジでビビった。 やばい、相当好きらしい。(以前バクマリかいてててサンジ、と打った事もある)
またゴクアク。(ネタを放置するのはいいかげんにやめろ) 「亜久津、ダブルス組もう。」 「…は?」 部活も終り、着替え終えた亜久津が帰ろうと部室の扉をあけると、そこには千石が。 そして千石は目があった瞬間、いつものように訳の判らない事を言い出した。 「だから、今度の試合、俺らでダブルス組んで出よう!」 「………南とかいんだろーが」 「えー健ちゃん達はシングルスでも強いんだから今回はシングルスで出てもらおうよ」 「…つーか嫌だ」 すっかり嬉しそうに話す千石から、亜久津は視線を床に落として溜め息をつく。 溜め息をつかれた千石は不思議そうに亜久津を見て言う。 「何で」 「てめェこそ何でダブルスがいいんだよ」 「えー俺と、亜久津の愛なら負け無しかな?とか思ったから」 「愛なんてねーだろーが」 「まったまたぁ☆照れちゃって!」 「照れてねぇ!…つーかどけ、帰るんだからよぉ」 「亜久津がうんって言うまで退かないよ」 「は!?ふざけんなよテメェ…つーか俺に選択肢ねーじゃねぇか」 「えーだってこれは命令だもーん。ちなみに命令を無視するんだったら、ここで組み敷いちゃうよー?」 わざとらしく、亜久津の顔を覗き込みながら、千石はニヤリと笑みを浮かべた。 亜久津はこの千石の笑みが嫌いだ。 何故ならこんな笑いをする時の千石はやたらと悪知恵が働き、なんだかんだいって、亜久津は丸め込まれてしまうからだ。 「じゃあ俺は帰らず部室で寝る。」 頭痛が始まるのを感じ、顳かみを押さえながら亜久津は部室の扉を閉めた。 鍵もきちんとかけ、側のソファーに寝転ぶ。 向こう側で千石が騒いでいるのが五月蝿いが、気にしなければどうにかなる。それにすぐに飽きて帰るだろう。 「ちょっとあっくん!何してんのさ!ちょっとー!?あっくつー?」 扉を叩きながら、ドアノブをガチャガチャと回すが、亜久津が中から鍵を描けているので入れず、亜久津も反応を返さないので、そのうち千石は諦めてそこに座り込んだ。 扉に背を預け、本格的に暗くなってきた空を見上げる。 「……………………亜久津ー?」 そして間を置いて呼び掛けるも、返事は無い。 (あー…寝ちゃったのかなー彼奴、寝つき良いからなぁー…) 「……ねー亜久津、もしかして負けんのが怖い訳?」 その言葉が、寝転んでいた亜久津の耳に入った。 そしてすぐに扉が内側に開け放たれ、扉にもたれていた千石がバランスを崩して倒れ込むと、亜久津が思いきりその頭を踏み付けた。 「いった!ちょ…なにすんのさ!」 「うっせぇよ…つかてめェざけんじゃねーよ!誰が負けんだよ!誰が!」 「あああああー!ちょっ…タンマ!足、あげてよ!マジ痛いって!」 騒ぐ千石の頭から、ようやく足を上げた亜久津は、千石をまたいで外へ出て、帰ろうとした。 すると予想よりも早く起き上がった千石に腕を掴まれ、後ろに引っ張られる。 「ッ!」 急に変わる視界に、とっさに目をつぶった。 そしてそのまま亜久津は千石にかかえられるような形で倒れ込んでしまった。 「…あーもーなんでそう帰ろうとするかなぁー…せめて返事してからにしなよね」 「返事も何もあるかボケ!つか離せ、離れろ!」 「いやだよー折角こんなに可愛い亜久津が腕の中にいるのにー」 「ふざけんな!」 「ダブルスやるって言ったら解放してあげなくも無いよ」 「…絶対いわねーからな」 「じゃあ俺、好きにするよ。」 言ってすぐに、亜久津の耳たぶをぺろりと舐めそれから首筋へと唇を滑らせる。そしてその行為にびくりと反応すると、千石は楽しそうに首筋に息を吹き掛けた。 「…ッ千石…!」 「なーにー?ていうか早く帰らないと優希ちゃん心配するだろうねぇ…?」 「!…てめぇ…」 亜久津は、青筋を浮かべて千石を睨むも、まったくおびえる様子もなく絶えず笑いを浮かべられ、逆に君が悪くなって前を向いた。 このままだと、母親に文句は言われるわ、千石にはいいように遊ばれるわでデメリットしかないと思った亜久津は、半ばやけになって叫ぶように「ダブルスでもなんでもやってやろーじゃねーの!」と言った。 その答に千石は心底嬉しそうに笑って最悪な事を言った。 + 中途半端に終る。(うわぁ) いや、某知人に借りた庭球ゲームのフリーモード(でしたっけ?/死)で 二人のダブルスが見れる、と聞いた時に考え付いたネタ。 最近、千石だけでも極悪を連想できるあたり、頭おかしい気がする。今更きづいても手遅れだ。
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