毎日何考えてんの!?
漫画家中貫えりの日常。
だらだらところころとるんるんと。
その生きざまを見よ!

2003年10月19日(日) 映画3本

今日は
「マイノリティ・リポート」と
「スピード」と
「トリック」
見ました。

前2本は図書館でタダ借りビデオで「トリック」はテレビ地上波です。
全部タダですね。タダって素晴らしい。

今日の映画は全部面白かったv
「マイノリティ・リポート」はなんか未来設定のいろんなインテリアとか車とか道路とかが見てるだけで面白いしな〜
ストーリーもどんでん返しの連続で全然先が予想できず…良質のサスペンスって感じで良かったです。
あとはキャラクターがもう少し生きてればな〜と思ったりしましたが、ストーリーこみこみなのでそんなに無茶は言うまい。

「スピード」はいまさらですが初めて見ました。
やっぱりハラハラし通しでした。
しかしお金のかかった映画だ!
やっぱ前半のバスのカーアクションがすごい。
後半で何故か電車でのアクションに移ってるけど、これは蛇足なんじゃないかなぁ。
やっぱバスのアクションのがすごかったしねぇ。
でもわかりやすいストーリーとすごいアクションで面白かったです。

「トリック」はやっぱり面白い。
キャラクターがすごく魅力的で生き生きしてる。
漫画でもよく「キャラクター漫画」「ストーリー漫画」とかって言い方するのだけれど、
キャラクターとストーリーはやっぱどっちも重要ですよね。
当たり前だけどやっぱりストーリーに引き込ませるのはキャラクターあってこそだし…
トリックはストーリーネタも綿密に詰め込まれてて見ごたえあるしな〜

しかし毎日のように映画みてるな…
しかもハラハラ系が多くて疲れるわ。
でも、本当は私自身はそんなに映画好きなわけじゃなくてですね…(- -;
相方が『私と一緒に』映画見るのが大好きなんですよ。
私が「見たく無い」と言う映画は借りてきても見ないまま返してしまうし…
ひ、一人でも見てればいいじゃん…
私は別に自分の見たいもんは一人でも見るぞ〜

どうやら相方は彼なりに私が好きそうなのを考えてせっせと借りてきているらしい。
しょんぼりと見ないままビデオ返しに行かせるのはいささか不憫なので、なるべく一緒に見てるのですよ。

ソファーで猫を間に挟んでビデオ見てますが、子供生まれたら子供を間に挟んで見るようになるのでしょうかね?


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2003年10月17日(金) マトリックス・リローデッド

注文していたDVDが来た〜〜っ!
この前やっとこさ見た1作目が面白かったので大変楽しみにしていたのです。
どこかで2作目の方がすごいとか聞いた気がするし。

昨日から喉の痛み、頭痛、花水にかかり始めてドロドロ寝ている中貫でしたが(きっと相方に何か移された気がする…に、憎いぃ…)喜んで観ることにしました。

そんなわけで以下ネタバレ感想なのでよろしくです。











えっと…わけわからん…
日本語吹き替えバージョンで観たのも悪かったと思う。
「はっ?それって何?」
と会話を理解できないそばから話が進んでいってしまって…
まだ字幕だったらもう少し読むことで説明が納得いったかも?
おっかしいな…1作目では説明シーンもただの会話だけじゃなく見せ方がうまくて分かりやすかったんですけどね…
アニマトリックスというのを見ないといけなかったのかしらん?
ぶっちゃけ説明くさい長文多すぎ!
しかもただ会話してるのを横から撮ってるみたいなシーンが延々と続くんじゃ理解する気も起きねぇ!

キアヌがかっこいいのはわかりました!
スーパーマン並に無敵なわけだ!
でも何か強すぎちゃってアクションシーンに全然切迫感がないような…
そもそも、もしかして私、ワイヤーアクションにあまり興味ないのかもしれないです。
やっぱジャッキーチェンのアクションのが観てて面白いとかすごいとか感じるし。
キアヌのアクションは型通りというか…何か寸止めっぽいというか…リアルな闘いを実感できないのれす。
いや、面白いことは面白いけどハラハラしないなって…
ごめんなさい…

そういえば人間たちの楽園ザイオンですが、
前作で聞いた時はなんとなく
『本当の人間の未来を信じる人達が頑張って暮らしている暖かいところなんだろうな』
と勝手に思っておりましたが、
裸みたいなカッコでドンドコと乱交パーチーのように踊ってる人々にガックリ。
なんだかあまり頑張って欲しいとか思わないなぁ〜

カーアクションとかすごいけど…
ビルの谷間落ちてくアクションもすごいけど…
でもね…正直、このわけわかんないことばっかり言ってるスーパーマンみたいな人達にまったく親近感わかなくって…
なんか、死んでも「へー」って無関心に流して観てしまいそう。
前作ではネモやモーフィアスが危ない時に「頑張ってーっ!」って思えたのになぁ。

ま、そんなわけで…
今回のマトリックスは中貫に面白い映画じゃありませんでした。
あんなにヒットしてた映画なのに面白く感じられないなんて
私はよっぽど世間と感覚がずれてるのか?
と不安になっているくらいです。
大丈夫なんでしょうか…?(T_T)
完結編は面白いといいな…

そんなわけでまた寝なおそう…(ズルズル)

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2003年10月15日(水) 処刑人ラヴッ

面白い映画って本当に素敵だ…

数日前、衝動的に購入した「処刑人」のDVDを見ました。
先日フト処刑人公式ページを見てみてトップのセリフでいきなり気に入り、あまり内容を知らぬまま買ったのでした。
普段DVDで買うのは絶対に面白いと知っている作品だけなのですが、
内容も知らず買うのは私には珍しいことです。
でも大正解!

すっごく面白かった〜〜〜(≧∇≦)

敬虔なクリスチャンである兄弟がある日神の啓示を感じ、
悪人を始末する処刑人となるというのがおおまかな内容。
殺すのはマフィアのボス、残虐な殺し屋、町のチンピラ…等々
法で裁かれない悪党を裁く兄弟。
頭のキレる(いろいろな意味でキレている)FBI捜査官や
マフィアに雇われたとっておきの危険な殺し屋が兄弟を追う。

この映画、ひたすらにかっこいいんです。
兄弟の容姿はもちろんのこと、カメラアングル、選曲、演出…
どれをとってもしびれちゃいますv
でもってキャラクターの構築がすごいしっかりしていて、
出るキャラみんな魅力的な個性の持ち主なのです。
見る前はもっとダークな感じのお話しかと思っていたのですが、
結構明るくオシャレなテンポだったりして♪

兄役ショーン・パトリック・フラナリーは本当にかっこいい。
特に見た目が…(笑)

そしてウィレム・デフォー演じるFBI捜査官は強烈。
オペラに酔いしれるように自分の推理に陶酔する狂態はとってもイカレてるんですが、魅力的です。
最初、しょっちゅうオカマネタのジョークを言うと思っていたらゲイなのでした。
ゲイバーでいろいろ推理してたりする。
このFBI捜査官と兄弟の関係って好きだなぁ。

兄弟の仲間である憎めない下っぱマフィアロッコはFBI捜査官を殺そうとするが、兄弟は
「奴には手を出すな」
「奴はイイヤツだ」
とFBI捜査官を守る。

あくまで兄弟は悪人しか殺さないのね〜
自分たちを捕まえようとする敵であっても殺そうとは思わない。
FBI捜査官も凶悪な悪党を捕まえきれない法のあり方にジレンマがあって、
兄弟に共感を感じ始めていく…
なんかこう、立場が逆でもお互いの敵を認めあってる感じが良いのですよ〜v
とっておきの殺し屋も女子供は殺さないというポリシーがある人で、
キャラクターそれぞれが自分の美学を持っているのが素敵だと思えます。
ラストのクライマックスシーンも圧巻でした。

欲を言うならば処刑される悪役がどんなに悪いヤツかと言うことを分からせるシーンをもっと入れるか、簡単な悪役にして欲しかったかな?
レイプ犯とか強盗とか…
マフィアや殺し屋って憎むべき敵!ってほど近い認識がないからな〜
ま、全体の面白さからすればささやかなことですが☆

あ〜、ほんといい映画をみつけられて嬉しいわ(T_T)
最近見た映画の中じゃダントツ好きかも…
最近の一番は座頭市でしたが、私の中で座頭市超えました。
二作目も製作中だそうでなかなかに楽しみ。
好きな映画の二作目は不安もあるけど…頑張って欲しいな〜

でもってこの映画の脚本兼監督のトロイ・ダフィーって29歳の若さで、これが初監督作品なんですね!
バーのバーテンをしながらこの脚本を書いたのが25の時だったっていうからさらにびっくり!
そして映画中の素晴らしい曲の数々も彼の作品だというからさらにおどろき!
そ、そんなに才能ある人がいてもいいの〜〜〜〜?
確実にトロイ・ダフィー監督は天才ですね…

とにかく中貫は超おすすめっ(≧∇≦)/

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