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純情ナナハチアワーR
森男
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2005年05月27日(金)
俺の目を見ろ

なんとか生きてます、人生は絶好調です。

「GANGSTERNO1」という映画を見る。
ただ単にスーツ着た悪い人達が見たいだけだったんですが
映画の中に出てくるみんなのあこがれのギャングがうっかり春野さんにクリソツで思いがけず楽しかったです(馬にそっくりて言われてたし)(こら)
話としては一人の男が野心に燃えてその憧れたギャングを超えようともがいて最後には破滅していくっていうだけの話なんですが主人公の男がありえないほどゲス野郎で面白かったです、春野さん似のギャングは人望も厚いし金と権力もあって女にもモテる。一方の主人公は野心はあるけど、やり方が汚いし何しろ人として失格なぐらいデリカシーに欠けた野郎なので春野さんにはどうあっても追いつかない、でもその理由がわからないっていうトンデモ野郎でした、ただ格好いいから許す(そんな)
でもこういう心根が悪な役ってのは宝塚にはあんまり出てこないよな、根っこから悪役、そういう役ができる役者がいないのも問題なのかな?と思ったり。




2005年05月16日(月)
メメント・モリ

こんなんですけど、月エリザはしっかり見てきました。
瀬奈君がめっさ安定しててムラのおどおど感がなくなってました、自信もついてきたのかなあ。

つーかもしかしたら瀬奈君にすごい失礼なのかもしれないけど、「瀬奈じゅんがやるエリザベート」自体を好きになりました「エリザベートに扮している瀬奈じゅん」ではなくて。
いちばん最後の昇天の場面で、瀬奈君がものっそい、いい顔をするんですよ、今までタメにためてたものを全部解き放ってやっと自由になれた、嬉しくて嬉しくてたまらないっていうその顔を見たときに、このエリザベート好きだとふっと思ったんです。今まで正直な話、何々役をやっている瀬奈じゅんが好きで見てた部分が大きかったんで今回なんか、びっくりしました、いや瀬奈君にだいぶ失礼だよ。
今回は内に内にどんどんこもってくシシィの孤独がより強く出てきているからそれ故に自由を渇望する思いもこっちに伝わってきて、それで最後本当の意味で自由を得られた時に見せた顔に森男さんグッときてしまいました。

それから彩輝トートさんを今度はつぶさに見てたんですが、シシィとシンクロする感じ、トートはエリザベート自身であるっていうところで考えると納得がいきました。黄泉の帝王という個人ではなくて誰もが持っている「死」のイメージ、だから見る人によってそのイメージは全然違うし接し方も違う。多分あの人の足音はひたひたなんだと思います。