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* 2003年11月23日(日)第8話「賢者の石」感想。 *

えっと……今回は何? エドウィンじゃなかったの?(アホ)
っていうかもうリィ出てくるんだ……って思ったんですけど……イヤ、いいんだけど……。

というわけで、またへこんじゃたエドが立ち直ろうとする話。立ち直りきってないんですけどいいんですかコレ。

まずは冒頭の落ち込むエドに厳しく言い放つ大佐。
ここはどう見たってロイエドでしょう。
だってなにエド! 怯えて自分をかばうその動きは! 受けだよ〜受けだよ〜!(腐)
でもこのシーンで原作の名セリフが出てこなかったのは残念でした……。
雨の中泣きながら言ってほしかったのにー……。

タッカーさんの研究資料をまとめるシーン。
なんでアルはこんなに落ち着いてるの……?
原作アルなら、エドと一緒にへこんでると思うのに……。
へこんだ上でそれでも立ち直ろうとしているような感じならいいんですけど、
ここのアルの言い方はそんな風にも感じられませんし。
役者の読み込み不足ですか? 言い方が違えば変わったのだろうか……微妙。
あぁでも大佐のところを出てきたエドに声かけるシーンにつながってると思えば……役者が悪いのか。
ボクたちにできることは犯人探しじゃない、錬金術師としてニーナみたいな子を救う方法を探すことだ。
これは原作でも言ってることですが。この考え方はアルらしいんですよね……。
そのためにアルなりに必死になってたということなら、文句はないんです。
だからもうちょっと……アルは感情的に喋ってよかったんじゃないなぁと。
前回といい今回といい、アニメスタッフは基本的にアルのキャラクターを勘違いしてませんかね。
あくまで弟なのに……保護者的立場は時たまでいいのに……。

ヒューズさんとエドのやりとりはステキでした。
家族の写真を自慢するヒューズさん、それを払おうとして失敗するエド。
エドのランチからパンを取ろうとするヒューズさん、妨害失敗するエド。
……エド弱えぇ。(笑)
でもその後パンの半分はちぎって奪い返すことに成功してましたね。ステキです。
そしてそんなほほえましい行動してるのに会話は殺人事件を推理してたりして……。
なんかこのギャップがヒューズさんらしくて好きです。

そしてそして。ウィンリィの登場ですよ!
どうやらエドの手紙が届いて、お祝いにかけつけたようですね。
バカンス風な服がかわいいですvv リィはピンクが似合うなぁ……vv(バカ)
いきなりの登場にかなりびっくりしたんですけど、かわいいから許します。(ぇ)
そして低温維持装置に心惹かれてるリィ……いいねぇ、かわいいねぇ。
そんなかわいいそぶりで「分解してみたいなぁ」ですよ。これぞリィ!!
車の持ち主の姉さんに言われて、喜んで車乗っちゃうし。
私はこの姉さん、出てきたところからあやしいと思ってたんですけど……。
簡単にひっかかっちゃうあたりが田舎から出たての12歳の少女って感じでよいですね。

そしてさらわれるリィ!
彼女が残したネジから全てを推理し、彼女の危険を察知するエド!
わ〜い、エドウィンだ〜vv(阿呆)
わざわざ軍人さんに聞かなくとも面会人がリィだと気付いちゃうエドがいいですよ。うんうん。
……っていうか前述の通りリィって12歳なんですけど……なんで狙われたんだろう……。
子どもの肉も切ってみたくなってきたところだったのかなぁ。

そして対バリーのシーン。
肉屋で肉きり包丁の時点で原作読みまくりの自分は気付きました、犯人バリー・ザ・チョッパーだー!!
え、でもバリーって女だったの?? とか思いながら見てたら、女装してたと判明。
……鎧定着後はあんなでかい図体してるクセに以前はこんな外見だったのか……。
鎧になった時、怒ったろうなー……女装するってことは自分の外見自信あったろうしなー……。(考えすぎ)

襲ってくるバリーに、ひたすら逃げ惑うエド。
エドにとって初めての死と直面させられる戦闘です。逃げるしかないのも当然ですね。
ここのエドを弱くてヤダとか言うのは間違ってると自分は思います。
っていうか私はそんなこと考えなかったんですけど……。
鎖錬成してまず逃れるってシーン、どこから練成陣出てきたの!?って混乱した自分は読みが甘いですか?
巻き戻して見直しても、映像じゃ理解できなかった……。
他の方の感想見てやっとわかりましたよ。ネジで鎖に錬成陣書いたのね……なるほどね……。
つまりリィと協力してなんとか逃げ出せたってコトね……!!(アホ)
機械鎧の腕をつなげるシーンの絶叫はよかったです。大人も悲鳴を上げる痛みですからね。
その後もバリーは肉切り包丁を振りかざし、防戦一方で必死のエド。
それでも防ぎきれずに薄く肌を切られていく様が怖い……痛々しい……。
そしてなんとか間に合ったアルと軍人さんに助けられたエドの弱々しいセリフ。
まだまだ子どものエドの気持ちが現れてて、脚本家さんも声優さんもグッジョブですv
でもそこで遠くから見てるだけのリィはなぜ……。
リィも怖かったんだから。エドは気遣う余裕ないのわかるけど。アルよ、リィにも声かけてあげてよ……!!
捕まるだけの役目ってひどくないですか? もうちょっと彼女にもスポット当てていただきたかったです。
リィの扱いがアニメはどうも中途半端で好きになれないです。
忘れられない程度のために登場させてるような気が……。
……これって私がエドウィン主義者だから貪欲になってるだけですか?(T_T)

そしてその後のエドのセリフ。
原作のセリフ、ここでくるか! えぇぇー。不満ー。
原作通り、ニーナの件でへこんでるシーンで言ってほしかったなぁ。
入れられるシーンあったのに敢えてはずすことないだろう。
ここはアニメオリジナルでなんか言えばいいでしょうに。
ちくしょう! これだからこのアニメのストーリーエディターは……!!
原作ファンが求めてるもの勘違いしてるでしょ? もっとなんとかしてよー(>_<)

そしてその後の中佐とのシーン。
ここでやっと鋼の銘を授かるんですね。
……ぶっちゃけここも納得いかん(=_=;)
「背負ってやろうじゃねぇの」のところは、原作みたいにワルっぽい顔で言わなきゃダメよ、エドー!!
すごい残念でした……なんで……あぁ。

やっぱりストーリーエディター、會川氏の脚本が私は好きじゃないなぁ。
原作セリフの切り張りが多すぎる。
原作ファンはこのセリフが音声化されるとどうなるかを期待しているのに。
くるか!? ってシーンで言わせないのはどうよ……。
前回はよかったのに……あぁ残念残念。

っていうかだから、エドウィン的なのを期待してたのに思った以上に少なかったから不満……。(結局ソレか)
早く現在に時間軸戻してほしいなぁ……。OP見るたびについ思ってしまいます。

 

* 2003年11月22日(土)第7話「合成獣の哭く夜」感想。 *

今回はねー……。イタイ回でした。
前の週の公式板からみなさん相当書きこんでましたが……いや、原作よりイタかったと思います。個人的に。
まぁそんな後半の話は置いといて、とりあえずエドウィン話でもしましょうかね?(にっこり)

エドがリィに手紙を書くシーンに萌え。
SSなんかでよくネタになってる手紙ネタ。公式でやって下さるなんてもう……神ですか……?(何)
ただの報告なら真っ赤になって隠すことないのに〜。もう、わかりやすいおチビさんですね☆(落ち着け)
あの手紙の文面を見たいがために一時停止した上筆記具を持ち出し文章を書き留めたのは
私だけではないと思います。
ちなみに簡単に訳すと、国家錬金術師資格試験の様子をちょうど書いていたところらしく、
「俺には簡単だった、みんなは驚いてたけど俺には簡単なことだったから驚かなかった」
……みたいな感じになると思われます。
おそらく自分の錬成前の、2人の受験者のことじゃないかなぁと……。
強がってるような文面がかわいいよ、エド……vv
辞書まで引いてこんなことしてる私は、間違いなくバカですね。
しかしもうちょっとアレな文章があってもよかったのになぁ。(アホ)

それだけまず語りたかったので。(笑)
時間が遡りますが、ハボック少尉の登場。
ってかハボック少尉なんだ……他の人達それぞれ階級下がってるのに……。
この頃はホークアイさんと同じ階級だったんですねぇ。
そして声を一言聞いた瞬間「あ、今回は喋ったよ!」とか思ったんですが(何)、
まさか声優さんが松本さんとは……。ペキちゃん見たかな〜?(笑)
タッカーさん相手にはちゃんとタバコもやめて敬礼する少尉に、
国家錬金術師は少佐相当の階級っていうのを実感しました。ステキ……。

そしていろいろ出てくる、3年前のみなさん。
シェスカの中央図書館の制服姿似合ってました……ていうか軍服より似合うと思うですがどうよ。(何が)
それと原作では名前だけだった、グラン准将が出てきましたね〜。
私はもっと渋いおっさんを想像してたのに……なんかまた……濃いですね……。(笑)

あとスカーのネタで一つ。
お前受けキャラかよ!(待て)
いやだって、あの服を引き裂かれあらわになった腕を隠して逃げるように去るのはなんとも……でもスカー……。
どうよ……微妙だよオイ……とかかなり混乱させていただきました。
バカですいません。でもおっきーの声が合っててステキだったと思います。ハイ。

ヒューズさんの親バカバンザイっぷりを披露した後の、殺人事件の現場を見るエド。
死体が思いっきり描かれちゃうあたりが、私的にはいいんですけど
時間帯的にはどうなのよとやっぱり心配してしまう……。(笑)
自身の行った人体錬成を思い出して倒れてしまった後は萌えでした。(オイ)
髪の毛おろしてるのは原作でもそうはっきり描かれてないじゃないですか! 萌えじゃないですか!
こんなシーンなのに、心の中ではずっと「行けエド! そのまま起き上がれ!!」とか叫んでました。
紛れもない腐女子です。

そして後半のイタイ話。
なんでエド、ニーナとアレキサンダーが錬成に使われたって速攻でわかってたのかなぁ……。
ちょっと見た時にはとまどったんですけど、アニメ版のエドはその前に4話で人を使った錬成見てるし、
タッカーさんの研究についていろいろ詮索してたし、それでなのかなぁと考えました。
とくに人体実験っつーか……なのを見た経験があるのは大きいんでしょう。……原作派としては微妙。
合成獣の声は、もうちょっとニーナの名残を残してほしかったです。
あどけない声のイメージで原作読んで、すごい切なかったので……それを期待してたのになぁ(=_=;)

タッカーさんはアニメ版の方が悪者になってますね。
私、原作読んでタッカーさんは悪い人じゃなくて、
「追い詰められて禁断の錬成に手を出した哀れな人」と思ってるんです。
ニーナのことは本当に大切にしてると思ったから……。
邪魔だと思ってたから実験に使ったわけじゃないじゃないですか。だから、かわいそうな人だよなぁと。
「可能性があったから〜」のくだりも、自己正当化のための言葉で、
それを信じてやってしまったって考えてたんですけど……。
でもアニメ版はその辺非情でしたね。
合成獣を作るのに理由なんてない、世界を知りたい、探究心のためにやった。
なんかマッドサイエンティスト的でいかにも……。
荒川先生がどっちの解釈で原作書いたのか知らないですけど、
その辺救いのないようなアニメ版の方が、話が重くなってよかったと私は思います。
一歩踏み込んだところまでちゃんと表現したところは、脚本家さんを褒めたいと。
でも原作のタッカーさんは、私の中ではやっぱり哀れな人。

しかしアルの「ボクがブチ切れる」のセリフがなくなったのはなぜですか?
アルもエドと同じ気持ちなんだよ、ってのが伝わる大切なセリフなのに……。

最後のスカーは、まだ国家錬金術師殺ししてなかったんだぁと思ってほっとしました。
だってそこまでやったら、原作の話全部過去編で済ます気!?とか思うじゃないですか。
でもこれじゃあ、機械鎧壊されて故郷に帰るのはいつなんだろう……あぁ早く現在のリィが見たいぃ〜(>_<)
それにしても、合成獣だけ殺すんじゃ、スカーの悪っぽい部分が出てこないんですけど。
まだ過去だから出さなくていいのかなぁ……この後3年なんとか生きててもらわなくちゃならないんだし。

そんなこんなでエンディング。絵が違うのにびっくり〜。そして涙涙。
そんな中で最後ににっこり笑うエド。あれはどういう意味をこめてるんでしょう……いつもの儚げな笑みの方が、
今回の話にこそ合うと思うのは私だけですか?

今回は脚本もよかったです。
一話、二話と同じ脚本家だったため、かなり心配して見てたんですけど……。(私は1話が許せません。)
相変わらずギャグが少なくて寂しいですが、それはアニメ全体の方針のようなので……。
荒川先生の原作に期待しておくことにします。

 

* 2003年11月21日(金) *

落ち着いたのに、腹痛持ちになってしまった模様です……むむむ。
朝起きてからまたお腹痛くてとても起きてられない状態で、
夜になってもいまだに調子がおかしいです。
でも明日は学校とバイト。行くぞー行くのよ私ー。

……あ、そういえばシフト出すの忘れてた……。(オイ)

 

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